<2013年9月16日>
前回の続きです。
飛行機の遅延は分かったものの、乗ってるこのバスは一体どこに向かってるのか・・・?
1時間ほど乗り、すっかりハルビン市内に戻って来ると、バスはとあるホテルの前に停まりました。
みんな降りて、ホテルのロビーに入って行きます。
ここでやっと中国南方航空の社員と思われる人から、日本語で説明がありました。
「お昼12時頃、空港に向けて出発します。それまでこのホテルで休んでください。2人で1部屋なので、1人の人は誰かとペアを組んでください。昼食は用意しています。」
ペア組めって言われても・・・
と思いましたが、ちょうど奥さんがハルビン人で、たまたま奥さんの実家を訪問していたという30代くらいの日本人男性が見つかり、ペアを組みました。
(ホテルの窓から見た風景)
お昼まで部屋で休んだ後、用意されていた昼食をとり、再びバスに乗り込みます。
みんな乗って、さて出発・・・!!
というところで、南方航空の社員から突然のお知らせ。
「本日のフライトはキャンセルになりました。みなさん降りて、今日はこのホテルで一泊してください。明日のフライト予定は朝5時ころお知らせします。」
一同、「ええ〜!?」
「明日、午前中から東京で会議なんだよなぁ〜、困ったなぁ〜」
なんて声も聞こえてきました。
当時は成田-ハルビン線がしばらく運休していたため、関東方面からの乗客も多かったようです。
幸い僕は翌日もたまたま休みだったので助かりました。
再びホテルの部屋に戻ります。
ペアだった男性は「奥さんの実家にもう一晩泊めてもらう」と言ってホテルを出たので、部屋は僕一人になりました。
知らない人と同室で変な気を遣わなくてよかったですが、暇です。
そこで、夜ちゃんにメールしました。
すると、「ホテル教えて。仕事終わったら行くわ。」とのこと。
夕方、仕事の終わった夜ちゃんが来てくれました。
夕食もホテルで用意されていたのですが、昼食がまずかったので、夜ちゃんと外食に出かけました。
(食べた夕食の一部)
中華の食堂で夕食を食べ、ちょっと辺りを散歩して、夜ちゃんとは今度こそお別れ。
翌日は台風も去り、新潟の天候も良くなったので無事帰国できました。
一時はどうなることかと不安でしたが、フライトのキャンセルなんて初めてだったので、これはこれで面白い経験になったかなと思います。
夜ちゃんとの関係は、今後も少し続きます。
(続く・・・)