<2013年4月~6月>
前回の続きです。
今まで唐ちゃんとはほぼ毎日連絡を取り合っていたのですが、ある時QQをオンラインにしていたものの、4日間話しかけなかったら、唐ちゃんがキレてメッセージを送ってきました。
「あなたは私のことなんて想ってないでしょう!」
(らしきことを言われました。)
実はそんなに深刻だと考えていなかった僕は・・・
「そういう唐ちゃんだって、僕のこと想ってないでしょう?」
と、あくまで冗談で返したつもりだったのですが・・・
(本当に怒ったわ!)
と怒りのアイコン付きで返事が。
どうやら本当に怒っているようです。
ヤバイと思って、その後必死に取り繕ったのですが、僕の拙い中国語では後の祭り。
すっかり怒ってしまった唐ちゃんは、その後、しばらくQQをオンラインにすることはありませんでした。
数日後、またチャットを再開したのですが、以前より距離感ができた感じがして、会話も、2日に1回、4日に1回・・・ と段々と減っていきました。
そしてそんなある日、ネットを見ていると、衝撃的なものを見つけてしまいます。
しかも、使われてる写真は、前回会いに行ったときに僕が撮って、唐ちゃんに送ったものです。
どういうことなのか、さっそく唐ちゃんに問いただしたところ・・・
「私は知らない!きっと妹だわ!最近、あなたとあまり連絡を取り合っていなかったから、妹は、もう別れたと思って、私を心配して登録したのだと思う。」
もしかしたら、本当に唐ちゃんの妹が登録したのかもしれませんが、これ以降、ますます僕たちの関係は冷めていきます。
今までのようにQQでリアルタイムにチャットすることも少なくなり、オフラインでメッセージを送っても数日後にやっと返事が来る感じ。
僕も「去るものは追わない」性格なので、あまりメッセージも送りませんでした。
こうして段々とやり取りが少なくなっていき・・・
ついには自然消滅という形で、1年弱続いた唐ちゃんとの関係は終わりました。
愛があれば、言葉の壁なんて・・・
と思うかもしれませんが、やっぱり肝心なところでコミュニケーションがうまく取れないと、お互いの気持ちにすれ違いができてしまい、うまくいかなくなることもありますねぇ・・・
じゃあ次は日本人で・・・
と思いたくなるところではありますが、最初の唐ちゃんの優しさと若さに触れてからというもの、日本人ではダメな身体になってしまいました(笑)
まぁ、日本人じゃダメというわけではないのですが、こんな小心者の40過ぎのオッサンが、20代女性と付き合うなんて、自分としてはなかなかできない経験でしたからねぇ・・・