先週の土曜日は神戸に遊びに行きました。奥さんのお友達に赤ちゃんが生まれたので、お祝いを持って行きました。生後2週間の赤ちゃんはまだ首がすわってない状態でしたが、抱かせてもらいました。とてもいい匂いがしました。ジョージ王子も使用しているエイデン&アネイのおくるみもかわいかったです。元気に育ってね!





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日曜日は京都宇治にあるゴルフ場に行きました。その前に、最近とても話題になっているパン屋さんが近くにあることがわかり、保冷バッグ持参で少し早めに出発しました。

お店は京阪の黄檗(おうばく)駅から歩いて5分ほどのところにある「たま木亭」です。駅前のパーキングに車を停めて、徒歩でお店に向かいました。到着したのは開店から30分ほど経過した7時半ごろでしたが、すでに長蛇の列ができていました!お店の前に約10名。道路を挟んだ反対側の歩道(東宇治中学の前)に約30名ほどの行列ができていました!ゴルフのスタート時間が9時半だったので焦ることはなかったのですが、完全に「たま木亭」を舐めてました(笑)。本当に凄い人気です!




お店の中は10人も同時に入れないくらいのスペースでした。入って左側の陳列棚には所狭しとパンが並んでいて、何を買えばよいのかわからなくなるくらいです。順番に進んでいく間に次々と焼き立てのパンが並べられて行きました。うちは夫婦2人なのに、結局25個も買ってしまいました(笑)。

バケットなど冷凍できるものは冷凍して、惣菜系、菓子パン系から食べました。それでも結局半分くらいは周りにお配りさせていただきました。育ちざかりのお子さんがおられるご家庭には、特にオススメのパン屋さんだと思います。パンはもちろん、具にパンチがあります!ベーコン1つ取ってもごろっとしたサイコロ状のものがたくさん入っていました。




こちらがパート2。クロワッサンは大きいものと小さいものと2種類ありました。






これだけのクオリティで多品種少量生産を実現しているパン職人さん達の仕事ぶりに感心します。またゴルフの前に焼きたてパンを頬張りたいと思いました。

たま木亭
京都府宇治市五ヶ庄新開14-91
0774-38-1801
休み:月・火
7:00~(売り切れ次第終了)




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パンを買いに行ったのか、ゴルフをしに行ったのか、どちらがメインがわかりませんが、ちゃんと雨の降る中18ホールラウンドしてきました。先週プロから頂いたアドバイスを実践したかったのですが、たった1週間で練習もせずにモノにできるわけもなく、それは御預けとなりました。




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【スーパーラグビー(プレーオフ準決勝)結果】

≪クルセイダーズ38-6シャークス≫

準決勝の1試合目はラウンドロビン総合2位のクルセイダーズと同総合3位のシャークスの対戦でした。

*開催日時:2014年7月26日(土)

*会場:AMIスタジアム(@クライストチャーチ)

〔得点内訳(クルセイダーズ)〕

*トライ:NO・8キアラン・リードWTBネマニ・ナドロSHウィリー・ハインツWTBジョニー・マクニコルFLマット・トッド

*コンバージョン:SOダン・カーター×2

*ペナルティゴール:SOダン・カーター×3

〔得点内訳(シャークス)〕

*ペナルティゴール:SOパトリック・ランビー×2

〔試合経過:前半〕

クルセイダーズのキックオフで試合開始。

前半2分:クルセイダーズSOダン・カーターがペナルティゴール成功 ⇒ 3-0
〔オフサイド〕 クルセイダーズのラインアウトを起点としたアタックの2フェーズ目に、シャークスがラインオフサイド。

立ち上がりからクルセイダーズが攻守に主導権を握っていました。得意のキッキングゲームで自分たちのペースに持ち込みたかったシャークスですが、キッキングエラーが続き、リズムを掴めませんでした。

前半16分:クルセイダーズNO・8キアラン・リードがトライ&ゴール成功 ⇒ 10-0
〔キックの蹴り合いが続く中、シャークス13が圧力を受けた状態から中途半端なキック⇒ボールを処理したクルセイダーズは6-11と繋ぎ11がゲイン⇒ラックから7-9-3-12-10-13-12⇒ラックから9-4⇒ラックから9-7-6-8と繋ぎ、8がシャークスのタックラー3人をかわしてトライ〕 シャークスがキックの応酬で蹴り負けたことでカウンターの機会を許しました。クルセイダーズはWTBネマニ・ナドロが大きくゲインしたポイントからワイドにボールを動かして、最後はNO・8キアラン・リードの個人技でトライを取り切りました。

前半21分:シャークスSOパトリック・ランビーがペナルティゴール成功 ⇒ 10-3
〔ノットリリースザボール〕 ラインアウトをキャッチしたクルセイダーズLOサム・ホワイトロックに対して圧力をかけて、シャークスFLマルセル・クッツェーが絡みました。

ペナルティゴール直後の前半22分にはシャークスがSHコーバス・ライナーのゲインを起点に敵陣に攻め込み、続くフェーズで左サイドを9-8-11-8とうまく繋ぎラックを形成しましたが、クルセイダーズNO・8キアラン・リードが長い手を活かすジャッカルでボールを奪うと、CTBダン・カーターが正確なタッチキックで瞬く間にエリアを挽回する好プレーを見せました。

前半28分:クルセイダーズSOダン・カーターがペナルティゴール成功 ⇒ 13-3
〔ノットロールアウェイ〕 この前の場面で敵陣に侵入したクルセイダーズがセットプレーでシャークスにプレッシャーをかけてボールを奪いました。

前半30分:クルセイダーズSOダン・カーターがペナルティゴール成功 ⇒ 16-3
〔オフサイド〕 

前半35分:シャークスSOパトリック・ランビーがペナルティゴール成功 ⇒ 16-6
〔ラインアウトで空中でのチャージ〕

*前半40分:シャークスSOパトリック・ランビーがペナルティゴール失敗
〔ホールディング〕

前半は16-6とクルセイダーズがリードして折り返しました。

シャークスは前半だけで4個のキックエラーを記録したように、持ち味であるキッキングゲームで優勢を保つことができませんでした。被トライもミスキックをカウンターされた形でした。そんな中、ブレイクダウンの攻防にはよくフォーカスされていて、FLマルセル・クッツェーを中心にクルセイダーズの反則を誘う場面も目立ちました。

一方クルセイダーズは立ち上がりから相手ボールに対して激しく前に出続けるディフェンスがよく機能していました。キッキングゲームでも相手キッカーに対して勤勉にプレッシャーをかけ続けることでミスを誘いました。アタックに関してはキックカウンターからのワンチャンスをトライに繋げましたが、それ以外でもボールをワイドに動かすスタイルは健在でした。相手キックを処理した後も簡単に蹴り返さず、数フェーズボールを動かしてからキックを蹴るというように工夫されていました。

~卓越した個人技で相手ディフェンスを翻弄したクルセイダーズのNO・8キアラン・リード(画像元:zimbio.com)~




〔試合経過:後半〕

シャークスのキックオフで後半開始。

後半48分:クルセイダーズWTBネマニ・ナドロがトライ&ゴール失敗 ⇒ 21-6
〔クルセイダーズがハーフウェイ付近のBDでTO⇒ラックから9-7⇒ラックから12-15⇒ラックから9-12-4⇒ラックから9-12-10-11と繋ぎトライ〕 ターンオーバーから3フェーズ目にシャークスに反則がありアドバンテージが提示され、両者ともに一瞬動きが止まりましたが、クルセイダーズSHアンドリュー・エリスがラックサイドのギャップを見逃しませんでした。ボールを受けたCTBダン・カーターのゲインから敵陣深くに攻め込み、続くフェーズで9-12-10-11と繋ぎトライラインを陥れました。

*後半53分:クルセイダーズSOダン・カーターがペナルティゴール失敗
〔オフサイド〕

*後半58分:シャークスSOパトリック・ランビーがペナルティゴール失敗
〔オフサイド〕

後半64分:クルセイダーズSHウィリー・ハインツがトライ&ゴール成功 ⇒ 28-6
〔シャークスは自陣ゴール前でのマイボールスクラムをうまくフッキングできず⇒こぼれ球に反応したクルセイダーズ21がボールを拾いそのままトライ〕 先週のハイランダーズ戦では威力を発揮したシャークスのスクラムでしたが、マイボールスクラムに圧力をかけられて失トライに繋がってしまいました。直前の後半60分に両プロップを入れ替えたばかりのタイミングでした。

後半69分:クルセイダーズWTBジョニー・マクニコルがトライ&ゴール失敗 ⇒ 33-6
〔キックカウンターからクルセイダーズ10がゲイン⇒サポートした15-21-23と繋ぎ23がトライ〕 キックカウンターから一発で取り切りました。SOコリン・スレードのラン、FBイズラエル・ダグSHウィリー・ハインツのオフロードによる繋ぎも素晴らしい形でしたが、この場面もシャークスのキック精度に難がありました。

後半77分:クルセイダーズFLマット・トッドがトライ&ゴール失敗 ⇒ 38-6
〔モールを押し込んで7がトライ〕 とうとう最後まで自分たちの形に持ち込めなかったシャークスは、反対にクルセイダーズに自分たちの強みであるモールでトライを決められました。

最終スコアは38-6でクルセイダーズが圧勝しました。

クルセイダーズにとってはスコア以上の大勝という印象の試合でした。1つ1つのプレーの精度が高く、イージーなミスが少ない試合でした。ここにきてクルセイダーズらしいワイドなスペースアタックが有効に機能している上に、セットプレーでもシャークスを凌駕しました。ここ数年はあと一歩のところまで何度も来ながら届かなかった頂点まで、あと1試合です。

両者の間では、最終節まで総合順位争いで熾烈な争いが続き、最終的に僅かな差でクルセイダーズが総合2位の座を確保しました。総合3位に終わったシャークスはプレーオフ準々決勝をホームタウンのダーバンで行い、中6日でダーバンからクライストチャーチへの移動を含む準決勝への準備を余儀なくされました。シャークスにとってはコンディション的にきつい試合であったはずです。準々決勝をダニーデンで戦った方がよかったくらいかもしれません。それにしてもこれまで機能していたキッキングゲームの精度がここまで低下したことは誤算でした。この試合に出ていたWTB JPピーターセン(パナ)、CTBフランソワ・ステイン(東芝)、NO・8ライアン・カンコウスキー(豊田自動織機)、FLジャーン・デイゼル(トヨタ)に加え、FL/NO・8キーガン・ダニエル(クボタ)もTLで見ることができます。日本のラグビーファンにとっても非常に身近な存在であるシャークスの健闘に拍手を送りたいと思います。

~アグレッシブなプレースタイルでシーズンを通じて飛躍したシャークスSHコーバス・ライナー(画像元:zimbio.com)~





≪ワラタス26-8ブランビーズ≫

準決勝のもう1試合はオーストラリア対決でした。今季の対戦成績は1勝1敗ではあるものの、直近の対戦(6月28日)では、シーズン後半の勢いに勝ったワラタスが39-8と圧勝しています。

*開催日時:2014年7月26日(土)

*会場:アリアンツスタジアム(@シドニー)

〔得点内訳(ワラタス)〕

*トライ:WTBアロファ・アロファCTBカートリー・ビールSOバーナード・フォーリー

*コンバージョン:SOバーナード・フォーリー×1

*ペナルティゴール:SOバーナード・フォーリー×3

〔得点内訳(ブランビーズ)〕

*トライ:WTBヘンリー・スパイト

*ペナルティゴール:CTBクリスチャン・リアリーファノ×1

〔試合経過:前半〕

ワラタスのキックオフで試合開始。

前半2分:ワラタスWTBアロファ・アロファがトライ&ゴール失敗 ⇒ 5-0
〔ブランビーズが8のラインアウトスチールによりボールを奪い、連続攻撃⇒4フェーズ目のラックから9-5とフラットに狙ったパスが乱れ、ワラタス14がインターセプト⇒そのまま約50mを走り切りトライ〕 ブランビーズは幸先よくNO・8ベン・モーウェンのラインアウトスチールでボールを奪ったのですが、ミスパスをインターセプトされてトライを許しました。

先制トライで勢いに乗るワラタスは積極果敢に攻め続けましたが、ブランビーズのディフェンスもよく、ワラタスのミスを誘う場面が続きました。またスクラムはブランビーズが優勢でした。

前半21分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがペナルティゴール成功 ⇒ 8-0
〔倒れこみ〕

前半30分:ブランビーズWTBヘンリー・スパイトがトライ&ゴール失敗 ⇒ 8-5
〔ワラタスの反則により、ブランビーズはタッチキックで敵陣22m内に侵入⇒ブランビーズのラインアウトを起点としたアタック4フェーズ目で再びワラタスが反則⇒再びタッチキックからライアウトを選択したブランビーズに対し三度ワラタスが反則⇒ここでスクラムを選択したブランビーズは、スクラムから9-14⇒ラックから9⇒ラックから1⇒ラックから6⇒ラックから9-10-14と繋ぎトライ〕 ようやく敵陣22m内に攻め込んだブランビーズがトライを取りきりました。近場の攻防ではワラタスの粘りに苦戦したものの、最後はここまで優勢だったスクラムを起点にWTBヘンリー・スパイトの突破力を最大限に活かしたアタックで取り切りました。


前半38分:ブランビーズCTBクリスチャン・リアリーファノがペナルティゴール成功 ⇒ 8-8
〔ノットロールアウェイ〕

前半40分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがペナルティゴール成功 ⇒ 11-8
〔ハンド〕 キックオフから相手に猛プレッシャーをかけたワラタス。CTBアダム・アシュリー=クーパーの好守備で相手反則を誘いました。

前半は11-8とワラタスが3点をリードして折り返しました。

お互いにディフェンスが機能した緊張感あふれる前半でした。特にお互い好タックルが多く見られました。前半22分にワラタスFLマイケル・フーパーがブランビーズFBジェシー・モグに見舞ったビッグタックルは特に見事でした。ブランビーズではCTBテヴィタ・クリンドラニが好タックルを連発していました。

~ブランビーズの突破役としてゲインラインを切り続けたWTBヘンリー・スパイト(画像元:zimbio.com)~




〔試合経過:後半〕

ブランビーズのキックオフで後半開始。

*後半42分:ブランビーズCTBクリスチャン・リアリーファノがペナルティゴール失敗
〔オフサイド〕 決まれば同点のペナルティゴールでしたが、イージーな箇所のキックを決めることができませんでした。昨年は抜群の決定力を誇ったリアリーファノの右足ですが、今季は最後まで本調子を取り戻すことができませんでした。

後半46分:ワラタスCTBカートリー・ビールがトライ&ゴール失敗 ⇒ 16-8
〔ブランビーズ9のボックスキックの処理からワラタスは15-12と繋ぎラック⇒ラックから9-15-13⇒ラックから6-9-1⇒ラックから9-12-4⇒ラックから9-10-8⇒ラックから9-10⇒ラックから9-13と繋いで13が裏のスペースにグラバーキック⇒ブランビーズ15が処理するも、ワラタス12がボールをもぎ取りそのまま走りきってトライ〕 CTBアダム・アシュリー=クーパーのグラバーキックはそこまでチャンスになる気配が無かったのですが、CTBカートリー・ビールのミラクルなターンオーバーで形勢逆転。ワラタスが貴重な追加点を挙げました。

16-8とワラタスがリードを8点に広げましたが、ここからの約20分間はブランビーズが敵陣で猛攻を続ける展開となりました。攻めるブランビーズと守るワラタス、両者の気迫がせめぎあいました。

後半49分、ブランビーズは敵陣10mライン付近でのラインアウトモールを起点にボールを左展開。9-12-10-23と左展開したところで、途中投入のFBパット・マッケーブがグラバーキック。このボールはワラタスCTBカートリー・ビールが処理するもワラタスはインゴールからのキックがノータッチとなってしまいました。再びキックカウンターを仕掛けたブランビーズは14-13と繋ぎ、一気にゴール前まで前進するも、3フェーズかけて左にボールをうごかしたところでWTBロビー・コールマンがボールをファンブルするミスでチャンスを逸しました。この一連の攻防で効果的なゲインを見せたブランビーズWTBヘンリー・スパイトでしたが、ハムストリングを痛めて途中交代。WTBジョー・トマニが投入されました。

その後もブランビーズは敵陣深くで攻め続ける展開が続きましたが、得点を奪えず。後半69分にワラタスFLマイケル・フーパーが相手ボールに絡みノットリリースに陥れる好守備を見せてようやく自陣からの脱出に成功しました。


後半72分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがペナルティゴール成功 ⇒ 19-8
〔ハイタックル〕

後半75分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがトライ&ゴール成功 ⇒ 26-8
〔ブランビーズはハーフウェイ付近から連続攻撃⇒6フェーズ目にボールを右展開して22が大きくゲイン⇒ブランビーズ22が右タッチライン際から内に折り返したボールがワラタス1に入る⇒ラックから9-10-15-11-19(ゲイン)-10と繋ぎトライ〕 ブランビーズはWTBジョー・トマニが走りきれるかと思われましたが、ワラタスが懸命の戻りを見せました。ターンオーバーしたボールを繋ぎ、FBイズラエル・フォラウからクロスに走りこんだWTBロブ・ホーンに渡り、さらにインパクトプレーヤーの巨漢LOウィル・スケルトンがサポートして相手タックラーをなぎ倒しながら前進を見せ、最後にサポートしたSOバーナード・フォーリーが走りきりました。今季の中でも指折りのベストトライです。

最終スコア26-8でワラタスが勝利しました。

スーパーラグビー初優勝を狙うワラタスは決勝戦でクルセイダーズをホームに迎えます。FBイズラエル・フォラウの決定力に象徴されるように、圧倒的な攻撃力で勝ち進んできた今季のワラタス。しかし準決勝のブランビーズ戦はディフェンスの勝利でした。特に後半48分ごろからの約20分間をしのいだ粘りは見事でした。ブランビーズのWTBヘンリー・スパイトWTBジョー・トマニに2度にわたり右サイドを走りきられそうになりながらも、FW/BK関係なく戻って対処したディフェンスは勝利を導きました。MOMを1人に絞れませんがLOジャック・ポトヒエッターの存在感はノックアウトラグビーでひときわ際立つことが証明されました。

ブランビーズは敗れはしましたが、ベーシックな部分でワラタスにひけを取っていませんでした。前半2分、後半46分に不運な形でトライを許してしまったことが、ゲームの流れに大きく影響を与えてしまいました。勝負どころでのラインアウトの乱れなど悔やまれる部分はありますが、セミファイナリストとして恥ずかしくない内容のラグビーを見せてくれました。昨年までのジェイク・ホワイト体制を踏襲してキッキングゲームを主軸にするのか、今季から指揮を執るラーカム流のスタイルを取るのか、最後まで徹底仕切れなかった印象です。その象徴がFBジェシー・モグの迷いに現れていました。

~勝負を決めるトライを決めて雄たけびをあげるSOバーナード・フォーリー(画像元:zimbio.com)~





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【海外ラグビー情報】

≪オールブラックス31名スコッド≫

オールブラックスのスティーブ・ハンセンHCは、8月16日に開幕する南半球4か国対抗ザ・ラグビーチャンピオンシップに向けたスコッドを発表しました。

New Zealand squad:

Forwards: Dane Coles (Hurricanes), Keven Mealamu (Blues), Tony Woodcock (Blues), Owen Franks (Crusaders), Ben Franks (Hurricanes), Charlie Faumuina (Blues), Wyatt Crockett (Crusaders), Sam Whitelock (Crusaders), Brodie Retallick (Chiefs), Patrick Tuipulotu (Blues), Dominic Bird (Crusaders), Richie McCaw (Crusaders, capttain), Kieran Read (Crusaders), Liam Messam (Chiefs), Jerome Kaino (Blues), Sam Cane (Chiefs), Steven Luatua (Blues).

Backs: Aaron Smith (Highlanders), TJ Perenara (Hurricanes), Tawera Kerr-Barlow (Chiefs), Dan Carter (Crusaders), Aaron Cruden (Chiefs), Beauden Barrett (Hurricanes), Ma'a Nonu (Blues), Conrad Smith (Hurricanes), Malakai Fekitoa (Highlanders), Israel Dagg (Crusaders), Ben Smith (Highlanders), Julian Savea (Hurricanes), Cory Jane (Hurricanes), Charles Piutau (Blues).

6月のイングランドとのテストシリーズを戦ったスコッドをベースに、約半年間の長期休暇明けのSOダン・カーター、負傷から回復したWTB/FBチャールズ・ピウタウFLサム・ケーンの名前が加わっています。一方、怪我でスコッドから外れた主要選手はLOルーク・ロマノFL/NO・8ヴィクター・ヴィトです。

スーパーラグビーの各フランチャイズ別の選出人数はクルセイダーズとブルーズが8名、ハリケーンズが7名、チーフスが5名、ハイランダーズが3名です。

ザ・ラグビーチャンピオンシップの初戦は8月16日。シドニーで行われるワラビーズ戦です。