日曜日は笠置(かさぎ)でバーベキューをしました。笠置は京都と奈良の県境にあり、木津川を中心に自然豊かなエリアです。

当初は僕とカトヤンくんで「2人だけしか集まらなくてもやろう」という話をしていたのですが、最終的には14名ものみんなが集まってくれました。

特に様々な食材とBBQセットを提供してくれた「ジャングルバーガー」の店主、極上の牛肉を提供してくれた「だるま園」の息子、飲み物と食材を提供してくれた「同心二丁目ワイン食堂」の店主のおかげでとてもハイクオリティなBBQとなりました。

~アメリカンスタイルのBBQでみんなを楽しませてくれた「ジャングルバーガー」の店主(右下)。BBQの天才!ありがとう!寝坊をするという失態をおかすも、得意の焼肉と博多風焼き豚足(福岡春日原「相撲鳥」さんの極秘レシピ)で挽回してくれた「だるま園」の息子もありがとう!~




牛肉以外にも様々な食材を満喫しました。スモークチキンのサンドイッチやスペアリブはBBQに欠かせない1品です。スモークチキンを挟んだパンは、地元の飲み友達サキちゃんが焼いてくれました。とても香ばしいパンでした。ありがとう!




キャンプエリアの横には木津川が流れています。誰も水着をもってきてなかったのですが、パンツ一丁で入水しました。ここまで開放的な状況となれば、生まれたままの姿になるのは当然の流れ。ここから先はお見せできない画像ばかりとなってしまいました。




~今日のヨシくん。最初は先輩たちに気を使って一生懸命手伝ってくれてましたが、だんだんといつもの調子が出てきて、とうとう川では笑いの神が降りてきました(まさに神川!)。そして最後は酔いつかれて爆睡というパターンです。~



カトヤンくんの飲み会に集まるみんなの共通項は「ええ奴」です(あと既婚者3人の嫁が全員かわいい!)。「ええ奴」が14人集まれば、「ええ奴の14乗」の空気が生まれます!最高のBBQでした!

次回はさらに食材が充実する秋ごろに開催したいと思います。




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【スーパーラグビー(WEEK17)結果③】

≪ハリケーンズ16-9クルセイダーズ≫

*開催日時:2014年6月28日(土)

*会場:ウエストパックスタジアム(@ウェリントン)

〔得点内訳(ハリケーンズ)〕

*トライ:LOブレイド・トムソン×2

*ペナルティゴール:SOボーデン・バレット×2

〔得点内訳(クルセイダーズ)〕

*ペナルティゴール:SOコリン・スレード×3

〔試合経過:前半〕

ハリケーンズのキックオフで試合開始。

*前半2分:ハリケーンズSOボーデン・バレットがペナルティゴール失敗
〔オフサイド〕

前半8分:ハリケーンズSOボーデン・バレットがペナルティゴール成功 ⇒ 3-0
〔オフサイド〕 ハリケーンズが敵陣ラインアウトから2-6-9-13-12と繋ぎ、CTBアラパティ・レイウアがラインブレイクしたポイントで、クルセイダーズFLマット・トッドがオフサイドポジションからボールに働きかけてシンビンとなりました。

先制したハリケーンズでしたが、試合開始早々のNO・8ヴィクター・ヴィトに続き、このプレーでCTBアラパティ・レイウアも負傷して、FWとBKのキーマンを1人ずつ失いました。

前半11分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール成功 ⇒ 3-3
〔ホールディング〕

前半23分:ハリケーンズSOボーデン・バレットがペナルティゴール成功 ⇒ 6-3
〔ノックオンオフサイド〕

前半27分:ハリケーンズLOブレイド・トムソンがトライ&ゴール失敗 ⇒ 11-3
〔クルセイダーズ13が中盤で蹴ったグラバーキックをハリケーンズ11が処理し、敵陣深くにけり返す⇒クルセイダーズ15が処理するもハリケーンズがチェイスをかけてカウンターラックでTO⇒ラックから6⇒ラックから9-2-10-5トライ〕 ハリケーンズWTBジュリアン・サヴェアが猛然とキックチェイスでプレッシャーをかけて、クルセイダーズFBトム・テイラーを捕まえました。最後はSOボーデン・バレットから大外のLOブレイド・トムソンに飛ばしパスが通りトライとなりました。

前半は11-3とハリケーンズが8点をリードして折り返しました。

前半はハリケーンズがキックをうまく使って70%近くのテリトリーを支配しました。それに対してクルセイダーズは自陣22m内でキックチャージされる場面やHB間のパスが乱れる場面があるなど、流れを掴むことができませんでした。

~走力を発揮したLOブレイド・トムソン(画像元:zimbio.com)~




〔試合経過:後半〕

クルセイダーズのキックオフで後半開始。

後半の入りは前半とは打って変わって、クルセイダーズがいい形でフェーズを重ねながら敵陣22m内に入り込んでいきました。

後半45分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール成功 ⇒ 11-6
〔アーリータックル〕

後半53分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール成功 ⇒ 11-9
〔ノットリリースザボール〕

2点差に迫ったクルセイダーズは、この前後にNO・8キアラン・リードSOダン・カーターと大駒を投入し、スクラムハーフもSHウィリー・ハインツに代えてテンポアップを図りましたが、ハリケーンズのディフェンスもよくこう着状態が続きました。

後半68分にはクルセイダーズSOダン・カーターが約40mのドロップゴールを狙いましたが、ボールはわずかに右に逸れました。

後半72分:ハリケーンズLOブレイド・トムソンがトライ&ゴール失敗 ⇒ 16-9
〔キックの蹴り合い⇒ハリケーンズ22-15⇒ラックから9-13-14(グラバーキック)-5トライ〕 ハリケーンズはキック処理からFBマット・プロクターがカウンターランとキックを迷い、捕まったポイントでターンオーバーされかけましたが、ボールを何とかキープ。BKに展開したところ、WTBコーリー・ジェーンが相手ウイングが詰めてきた裏にグラバーキックで転がし、LOブレイド・トムソンに渡りました。ここにクルセイダーズFBトム・テイラーの上がりが遅れて、LOブレイド・トムソンへのタックルが決まらず、入れ替わるように前に出たトムソンが走りきりトライとなりました。

追いつきたいクルセイダーズでしたが、ラスト2分に迎えた敵陣22m内でのスクラムのチャンスからフェーズを重ねるも、CTBライアン・クロッティが持ち込んだラックでハリケーンズPRレジー・グッズに絡まれてノットリリース。これで万事休しました。

最終スコア16-9でハリケーンズが勝利しました。

スーパーラグビーの中でも最もアタッキングラグビーという言葉が似合うハリケーンズですが、この試合はディフェンスの勝利でした。セットプレーで苦しみながらも、ブレイクダウンの攻防、キックチェイス、個々のタックルなど、クルセイダーズのお株を奪うプレーがたくさん見られました。途中出場ながら強烈なタックルを連発したFLジャック・ラムの働きは目覚しいものがありました。

対するクルセイダーズは後半立ち上がりからアタック面を修正したのですが、あまりにも被ターンオーバーが多すぎました。また不運な面もありましたがハリケーンズの2本のトライに繋がるきっかけを作ったFBトム・テイラーにとっては、痛恨のゲームとなってしまいました。

~後半復帰するもまだまだ試運転のダン・カーター(画像元:zimbio.com)~




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【スーパーラグビー(WEEK18)結果①】

≪クルセイダーズ21-13ブルーズ≫

*開催日時:2014年7月5日(金)

*会場:AMIスタジアム(@クライストチャーチ)

〔得点内訳(クルセイダーズ)〕

*トライ:WTBネマニ・ナドロ×2

*コンバージョン:CTBダン・カーター×1

*ペナルティゴール:SOコリン・スレード×2、CTBダン・カーター×1

〔得点内訳(ブルーズ)〕

*トライ:WTBフランク・ハライ

*コンバージョン:SOイハイア・ウエスト×1

*ペナルティゴール:SOイハイア・ウエスト×2

〔試合経過:前半〕

ブルーズのキックオフで試合開始。

開始3分、クルセイダーズはスクラムを起点にボールを左展開して、WTBネマニ・ナドロの破壊的なランでゴール前にまで侵入しましたが、続くフェーズでPRオーウェン・フランクスがノックオンとなりチャンスを逸しました。今季クルセイダーズでブレイクしたナドロに対する期待感が早くも高まる1プレーでした。

前半11分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール成功 ⇒ 3-0
〔ホールディング〕

前半14分:ブルーズSOイハイア・ウエストがペナルティゴール成功 ⇒ 3-3
〔オフサイド〕

前半16分:クルセイダーズWTBネマニ・ナドロがトライ&ゴール失敗 ⇒ 8-3
〔クルセイダーズ11がキックカウンター⇒6フェーズ目のラックから9-7-11とブラインドサイドに運びトライ〕 WTBネマニ・ナドロの突破に始まり、ネマニ・ナドロのトライでフィニッシュしたアタックでした。

前半19分:ブルーズWTBフランク・ハライがトライ&ゴール成功 ⇒ 8-10
〔クルセイダーズが自陣から攻撃を仕掛け1-13-9-15-5⇒ラックから9-13-12-8ゲイン⇒ラックから12-9-13(ブレイク)-4と繋ぎゴール前まで前進⇒ラックから9-15と狙ったパスをブルーズ14がインターセプトして約95m独走トライ〕

前半24分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール成功 ⇒ 11-10
〔オフサイド〕

前半30分:ブルーズSOイハイア・ウエストがペナルティゴール成功 ⇒ 11-13
〔モールオフサイド〕

*前半36分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール失敗
〔スクラムホイール〕

*前半40分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール失敗
〔スクラムコラプシング〕

前半は11-13でブルーズが2点をリードして折り返しました。

~ボールを持つだけで観客を沸かせるネマニ・ナドロ(画像元:zimbio.com)~




〔試合経過:後半〕

クルセイダーズのキックオフで後半開始。

後半はお互いにハンドリングミスとキックエラーが続き、こう着状態が続きました。クルセイダーズSOコリン・スレードがブルーズCTBマア・ノヌーとのコンタクトで2週連続となる脳震盪となり退場。ダン・カーターがスタンドオフに回りました。

後半66分:クルセイダーズSOダン・カーターがペナルティゴール成功 ⇒ 14-13
〔ノットロールアウェイ〕

後半72分:クルセイダーズWTBネマニ・ナドロがトライ&ゴール成功 ⇒ 21-13
〔敵陣スクラムから9-23(ゲイン)-22⇒ラックから9-12⇒ラックから2⇒ラックから22-4⇒ラックから9-7⇒ラックから9-12-11トライ〕 反対サイドから移動してきたWTBジョニー・マクニコルがビッグゲインを見せてゴール前まで前進。最後はSOダン・カーターが体を反転させてWTBネマニ・ナドロにポップパスを通してトライを導きました。

最終スコア21-13でクルセイダーズが勝利しました。

クルセイダーズは序盤からワイドにボールを動かす自分達のスタイルを出して主導権を握りました。途中インターセプトからトライを奪われるなど不運もありましたが、NO・8キアラン・リードSOダン・カーターら主軸の活躍もあり、手堅く勝利しました。総合ポイントを46Pとして、NZカンファレンスの首位を守りました。最終節はNZカンファレンス2位(42P)につけているハイランダーズとの決戦です。

ブルーズは前半からFWを中心とした近場の攻防でリズムを掴みましたが、敵陣22m内に侵入してからのアタックが雑でした。後半はスクラムで挽回をみせるなどクルセイダーズを苦しめましたが、最後はナドロに2本目のトライを許して万事休しました。

~持ち前の破壊力を見せるも、独り相撲も目だったマア・ノヌー(画像元:zimbio.com)~




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【海外ラグビー情報】

≪マオリオールブラックス来日決定≫

今年の11月にマオリオールブラックスが来日することが正式発表されました。昨年の11月はオールブラックスが日本に来て、マオリオールブラックスが北米遠征を行いました。今年の11月はその逆で、マオリオールブラックスが来日して、オールブラックスがアメリカに遠征します。

(マオリオールブラックスのアジアツアー日程)

11月1日 ジャパンXV vs マオリオールブラックス(@神戸ノエビアスタジアム)
11月8日 ジャパンXV vs マオリオールブラックス(@秩父宮ラグビー場)
11月15日 アジアパシフィックドラゴンズ vs マオリオールブラックス(@シンガポール)

6月8日(日)に神戸ユニバーで行われた第42回兵庫県フェニックスラグビーフェスティバルのパンフレットにマオリオールブラックスが来日する旨の記事が載っていたのですが、その後の正式発表を心待ちにしていました。日本で2試合を行った後、シンガポールで1試合を行います。シンガポールは巨大スタジアムが完成したばかりで、スーパーラグビー18番目のチームを目指す日本のライバルです。

マオリオールブラックスはNZ先住民マオリ族の血を引く選手達のみで構成される代表チームです。かつては「ニュージーランドマオリ」という名称でした。実力的にはオールブラックスのBチームに該当し、エディ・ジョーンズHC曰く世界ランキング6~7位に相当するチームです。2013年の北米遠征でキャプテンを務めたのはCTBティム・ベイトマン(ハリケーンズ⇒コカ・コーラ)でした。スコッドは殆どがスーパーラグビーでも各チームの中心選手であり、オールブラックスのキャップを持つ選手も少なくありません。

今からとても楽しみにしています。