多くの方から誕生日メッセージをいただけて幸せでした。

誕生日には好きなものを好きなだけ食べました。現在肉体改造中ですがパスタ大盛りを2杯食べました!やっぱり炭水化物は美味しいです!



熊本から大好物のスイカを送ってもらいました。子供の頃からスイカが好きで、お誕生日にはスイカにろうそくを立ててもらったこともあるほどです!



こちらの焼肉セット(ハラミ、ロース、肩ロース)も、お誕生日に熊本から送ってもらいました。右下の焼酎も友達からもらいました。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【海外ラグビー情報】

≪エルトン・ヤンチース、NTTコム入り≫

スーパーラグビーのライオンズ(南ア、ヨハネスブルク)に所属するSOエルトン・ヤンチースが、今シーズンのスーパーラグビー終了後にトップリーグのNTTコムに加入することがわかりました。

ゴールデンライオンズからNTTコムへのローン移籍という形になる予定です。もちろん今年のカリーカップ(8月上旬~10月下旬)には出場しません。来年のスーパーラグビーもライオンズでプレーするため、TLシーズンが終了する2015年2月には南アフリカへ戻る予定です。

エルトン・ヤンチースは南アフリカのイースタンケープ州で生まれました。2006~09年はゴールデン・ライオンズの下部組織に所属し、2010年にはU20南ア代表に選出されました。当時ライオンズにはカルロス・スペンサー(元オールブラックス35キャップ)が在籍していましたが、そのスペンサーの現役引退(ライオンズのBKコーチに就任)とともに、後継者として台頭したのがエルトン・ヤンチースでした。

スーパーラグビーデビューを果たした2011年シーズンから、カルロス・スペンサー仕込みのスキルを発揮し、年間最優秀新人賞を獲得するなど、スプリングボクス入りへの期待も日に日に高まっていきました。ところが2012年シーズンオフに行われたサザン・キングスとの入替戦に敗れたライオンズは、2013年のスーパーラグビーに参戦できず、多くの主力選手が流出する危機に遭いました。当時、念願のスプリングボクスデビューを果たしたエルトン・ヤンチースも、ケープタウンの名門ストーマーズにローン移籍して2013年シーズンを戦いました。

その2013年シーズンの開幕前(1月)に父親が蜂に刺されて死亡するという悲劇が起きました。エルトン・ヤンチースと弟のトニー・ヤンチース(ブルーブルズ所属)をともに個人マネージャーとしてサポートしてきた父親でした。

2014年シーズンは再び入替戦に勝利してスーパーラグビーに昇格を果たしたライオンズに復帰しましたが、SOマーニッツ・ボショフの台頭や自身の怪我でベンチを温める機会が増えました。まだ23歳のエルトン・ヤンチースにとって、全く文化の違う日本での経験がプラスになる可能性は大いにあります。

~アタックでの閃き、左足キックに魅力があるSOエルトン・ヤンチース(画像元:zimbio.com)~



≪フランソワ・ステイン、スプリングボクス離脱≫

今週末にウェールズとのテストマッチ第1戦を迎えるスプリングボクスから、東芝に加入予定のフランソワ・ステインが離脱しました。原因の詳細は不明ですが、協会との間で金銭に関するトラブルがあったと推測されています。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【日本代表、北米遠征2戦目】

宿敵カナダ代表をアウェーで破り(25-34)、テストマッチ8連勝とした日本代表。北米遠征2戦目は来年ワールドカップ本大会で対戦するアメリカ代表イーグルスと対戦します。そのアメリカ代表は先週、ホーム(@ヒューストン)でスコットランド代表と戦い6-24というスコアで敗れています(スコットランド代表はシックスネーションズ2014を欠場したWTBティム・ヴィサーWTBショーン・マイトランドの両トライゲッターを擁したベストに近い布陣)。

≪日本代表 vs アメリカ代表≫

*開催日時:2014年6月14日(土)19:30(現地時間)キックオフ

*会場:スタブハブセンター(@ロサンゼルス)

*初回放送日時(Jスポーツ1):2014年6月15日(日)17:00~19:00

*レフリー:グレッグ・ガーナー(イングランド協会)

*出場選手(日本代表):

1.三上正貴、2.堀江翔太、3.畠山健介、4.伊藤鐘史、5.トンプソン・ルーク、6.ジャスティン・アイブス、7.リーチ・マイケル(C)、8.ホラニ龍コリニアシ、9.田中史朗、10.立川理道、11.福岡堅樹、12.田村優、13.マレ・サウ、14.山田章仁、15.五郎丸歩

16.平島久照、17.木津武士、18.山下裕史、19.真壁伸弥、20.大野均、21.ヘンドリック・ツイ、22.日和佐篤、23.廣瀬俊朗

北米遠征(第1戦)のカナダ戦で負傷したWTB藤田慶和に代わり、11番にはWTB福岡堅樹が復帰して先発します。4番はLO大野均に代わり、LO伊藤鐘史が入り先発します。

カナダ戦でハイレベルなパフォーマンスを見せたFLジャスティン・アイブスは2戦連続で先発します。ラインアウトでもオプションとなれる強みがあります。同じポジションではリザーブにFLヘンドリック・ツイが控えており、ツイもインパクトプレーヤーとして、ここのところ効果的な仕事を見せています。

リザーブにはFWを6人入れた関係でBKは2名のみです。1人は専門職のスクラムハーフのSH日和佐篤ですので、UB廣瀬俊朗で残りのポジションをカバーすることになります。13番、15番にけが人がでることがあると、緊急事態です。

*出場選手(アメリカ代表):

1. Nick Wallace, 
2. Phil Thiel, 3. Olive Kilifi, 4. Samu Manoa, 5. Scott LaValla 6. Danny Barrett, 7. Todd Clever (c), 8. Cameron Dolan, 9. Mike Petri, 10. Shalom Suniula, 11. Tim Maupin,12. Seamus Kelly 13. Folau Niua, 14. Blaine Scully, 15. Chris Wyles 

16. Tom Coolican,17. Eric Fry 18. TiTi Lamositele 19. Louis Stanfill 20. Kyle Sumsion, 21. Chad London, 22. Thretton Palamo 23. Miles Craigwell,

ノーサンプトン・セインツ(英)に所属するトンガ系のLOサム・マノア、NTTコムに所属するFLトッド・クレバー(主将)、サラセンズ(英)のFBクリス・ワイレスの3人は日本でもよく知られている選手です。その他42キャップのSHマイク・ペトリ、サモア系のスニウラ兄弟の弟SOシャロム・スニウラ、グラスゴー・ウォリアーズに所属するCTBフォラウ・ニウアといった選手たちが主力です。日本開催の試合では全て揃わない欧州組がずらっと顔を揃えている強力布陣です。

~ノーサンプトン・セインツのプレミアシップ制覇に貢献したLOサム・マノア(画像元:zimbio.com)~




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【6月テストマッチ(WEEK2)プレビュー①】

今週のテストマッチTV中継(Jスポーツ)はオールブラックスvsイングランドが放送されますので、出場選手をまとめておきました。

≪オールブラックス vs イングランド代表≫

イーデンパーク(@オークランド)で行われた初戦は20-15でオールブラックスが勝利しました。スタインラガーシリーズ第2戦はNZ南島のダニーデンで行われます。

*開催日時:2014年6月14日(土)19:35(現地時間)キックオフ

*会場:フォーサイスバースタジアム(@ダニーデン)

*初回放送日時(Jスポーツ3):2014年6月14日(土)16:25~18:45

*レフリー:ヤコ・ペイパー(南アフリカ協会)

*出場選手(オールブラックス):

15 Ben Smith, 14 Cory Jane, 13 Conrad Smith, 12 Ma'a Nonu, 11 Julian Savea, 10 Aaron Cruden, 9 Aaron Smith, 8 Jerome Kaino, 7 Richie McCaw (c), 6 Liam Messam, 5 Sam Whitelock, 4 Brodie Retallick, 3 Owen Franks, 2 Dane Coles, 1 Tony Woodcock

Replacements: 16 Keven Mealamu, 17 Wyatt Crockett, 18 Charlie Faumuina, 19 Patrick Tuipulotu, 20 Victor Vito, 21 TJ Perenara, 22 Beauden Barrett, 23 Malakai Fekitoa

オールブラックスはバックスリーにメンバー変更があります。FBイズラエル・ダグが負傷欠場(ひざ)する関係で、第1戦は右ウイングで先発したベン・スミスがフルバックに入ります。普段ハイランダーズで務めているポジションなので問題はないです。また第1戦は欠場したWTBジュリアン・サヴェアが復帰して左ウイングに入り、第1戦で左ウイングに入ったWTBコーリー・ジェーンが本来の右ウイングに戻りました。

その他は第1戦と同じです。チームキャプテンのNO・8キアラン・リードは脳震盪の影響でこの試合も欠場します。8番には第1戦に続き、今シリーズでオールブラックスに復帰したジェローム・カイノが入ります。

スティーブ・ハンセンHCがセレクション上もっとも注目しているのがフッカーとセンターのポジションです。フッカーは第1戦に続き、ハリケーンズの中堅HOダン・コールズを先発させて、ベテランのHOケヴィン・メアラムをリザーブに置きました。センターは注目のCTBマラカイ・フェキトアの先発抜擢は無く(リザーブ)、CTBマア・ノヌーCTBコンラッド・スミスというおなじみのコンビで先発します。

その他リザーブには第1戦でインパクトプレーヤーとして機能したFLヴィクター・ヴィトSO/FBボーデン・バレット、さらにはテストデビューしたSH TJペレナラといったハリケーンズの面々が控えています。

来年のワールドカップを本番と考えると、いろいろと試行錯誤できる時期ではあるのですが、スティーブ・ハンセンHCの人選には少し保守的な印象を持ちます。

~12日のトレーニングでのWTBジュリアン・サヴェア(画像元:zimbio.com)~




*出場選手(イングランド代表):

15 Mike Brown, 14 Manu Tuilagi, 13 Luther Burrell, 12 Billy Twelvetrees, 11 Marland Yarde, 10 Owen Farrell, 9 Danny Care, 8 Ben Morgan, 7 Chris Robshaw (c), 6 Tom Wood, 5 Geoff Parling, 4 Joe Launchbury, 3 David Wilson, 2 Rob Webber, 1 Joe Marler

Replacements: 16 Dylan Hartley, 17 Matt Mullan, 18 Kieran Brookes, 19 Courtney Lawes, 20 Billy Vunipola, 21 Ben Youngs, 22 Freddie Burns, 23 Chris Ashton

第1戦は怪我で欠場した選手、英プレミアシップのファイナルを戦ったノーサンプトン・セインツとサラセンズの選手たちが合流し、現時点でのベストメンバーが揃いました。

FWの変更箇所は1か所です。6番にFLジェームズ・ハスケルに代わり、ノーサンプトン・セインツのFLトム・ウッドが入ります。その他リザーブにはHOディラン・ハートリー(ノーサンプトン・セインツ)、LOコートニー・ローズ(同)、NO・8ビリー・ヴニポラ(サラセンズ)といったレギュラークラスの選手が加わっています。

BKは大きく布陣が変わりました。第1戦は肩を痛めて欠場したSHダニー・ケア(ハリクインズ)が9番、10番には不動の司令塔SOオーウェン・ファレル(サラセンズ)が合流しています。両センターは12番にCTBビリー・トゥエルブトゥリーズ(グロスター)、13番にCTBルーサー・バレル(ノーサンプトン・セインツ)という今年のシックスネーションズを戦ったコンビが揃いました。突破役のマヌー・トゥイランギはアウトサイドセンターから右ウイングに回り(サヴェアとマッチアップ!)、先週のゲームで右ウイングを務めたWTBマーランド・ヤードは左ウイングに回りました。リザーブ23番にはWTBクリス・アシュトン(サラセンズ)が入っています。

2012年からスチュアート・ランカスターHCが指揮を取るイングランド代表。2015年ワールドカップではホスト国として、2003年以来の優勝を望まれています。各ポジションの競争が激しく、選手達のモチベーションも高まっています。

~イングランドのキーマンの1人PRジョー・マーラー(画像元:zimbio.com)~




【6月テストマッチ(WEEK1)結果②】

≪ロス・プーマス17-29アイルランド代表≫

今年のシックスネーションズ王者のアイルランド代表がアルゼンチンに遠征して2試合を戦います。初戦はチャコ州の州都レシステンシアで行われました。

*開催日時:2014年6月7日(土)

*会場:エスタディオ・センテナリオ(@レシステンシア)

〔得点内訳(ロス・プーマス)〕

*トライ:WTBマヌエル・モンテロFLトマス・デラヴェガ

*コンバージョン:SOニコラス・サンチェス×2

*ペナルティゴール:SOニコラス・サンチェス×1

〔得点内訳(アイルランド)〕

*トライ:FLクリス・ヘンリーSOジョナサン・セクストンWTBアンドリュー・トリンブル

*コンバージョン:SOジョナサン・セクストン×1

*ペナルティゴール:SOジョナサン・セクストン×2、SOイアン・マディガン×2

〔試合経過:前半〕

アルゼンチン代表ロス・プーマスのキックオフで試合開始。

立ち上がりはアイルランドがボールキープしてフェーズを重ねるも、ロス・プーマスの強固なディフェンスに対して有効なゲインをできない場面が続きました。前半5分までにロス・プーマスは28個ものタックルを記録していました。

前半9分:アイルランドSOジョナサン・セクストンがペナルティゴール成功 ⇒ 0-3
〔オフザゲート〕 自陣スクラムを起点としたアタックの1フェーズ目にCTBダレン・ケイブがラインブレイクして敵陣22m内まで前進するビッグゲイン。さらに南アフリカ出身のFLロビー・ディアックが近場を攻めたポイントでロス・プーマスが反則を犯しました。

前半18分:アイルランドSOジョナサン・セクストンがペナルティゴール成功 ⇒ 0-6
〔ホールディング〕 ハーフウェイ付近のラインアウトを起点にアタックし、5フェーズ目にラインブレイクしたCTBルーク・マーシャルをサポートしたSOジョナサン・セクストンに対し、ロス・プーマスのタックラーがホールディング。昨年のシックスネーションズでSOパディ・ライアンとの若手コンビでテストマッチデビューを果たしたCTBルーク・マーシャルですが、まさかのスキンヘッドになっていました!

前半26分:ロス・プーマスSOニコラス・サンチェスのペナルティゴール成功 ⇒ 3-6
〔オフサイド〕 ラインアウトを起点としたアタックからSHマルティン・ランダホのラックサイド突破などで敵陣深くまで攻め込みました。

前半30分:ロス・プーマスWTBマヌエル・モンテロがトライ&ゴール成功 ⇒ 10-6
〔アイルランド10のハイパントをロス・プーマス15がキャッチしてゲイン⇒ラックから9-12(ブレイク)-11と繋ぎ、11が走りきってトライ〕 ハイパントキャッチでうまく相手と入れ替わって前進したあと、順目にボールを動かして一気に取り切りました。ラインブレイクしたCTBガブリエル・アスカラテのステップも見事でしたし、走りきったWTBマヌエル・モンテロの決定力も光りました。

前半34分:アイルランドFLクリス・ヘンリーがトライ&ゴール失敗 ⇒ 10-11
〔敵陣深くでのラインアウトを5に合わせてモールを押し込み7がトライ〕

前半は10-11でアイルランドが1点をリードして折り返しました。

基本的にはアイルランドが攻めて、ロス・プーマスが守る構図の前半でした。ロス・プーマスは中盤で不用意な反則が多く、アイルランドに自陣へ攻め込ませる機会が多かったのですが、自陣ゴールラインを背負ってからのディフェンスは非常に粘り強いものがありました。前半のタックル数はアイルランドの27回に対し、ロス・プーマスは77回でした。

アイルランドは相変わらずラインアウトが安定していました。その中心となったのが代表デビュー戦のFLロビー・ディアックでした(前半だけで5本のラインアウトキャッチ)。南アフリカ出身で2008/09年シーズンにストーマーズからアルスターに移籍して、2011年に3年間の居住資格を得た選手です。ボールキャリー、ラインアウト双方で目立っていました。

〔試合経過:後半〕

アイルランドのキックオフで後半開始。

後半42分:アイルランドSOジョナサン・セクストンがトライ&ゴール失敗 ⇒ 10-16
〔ロス・プーマス陣10mラインとハーフウェイライン中間でのロス・プーマスボールのラインアウトをアイルランド6がスチールして、6-5-8(ゲイン)⇒ラックから9-10-12-10と繋いでトライ〕 前半からラインアウトで活躍していたFLロビー・ディアックがラインアウトスチールでボールを奪うと、NO・8ジョルディ・マーフィがうまく相手のすきを突いて敵陣22m内までゲインしました。BKに展開したアイルランドはSOジョナサン・セクストンCTBルーク・マーシャルとのループで抜け出しました。

この直後のキックオフボールを確保したロス・プーマスは、SOニコラス・サンチェスのスペースへのキックを起点に、数分間にわたって敵陣22m内に攻め込みましたが、要所での被ターンオーバー、ハンドリングミス、スクラムでの反則が続きました。ロス・プーマスにとってはこの時間帯に得点を奪えなかったことが痛手でした。

後半57分:アイルランドWTBアンドリュー・トリンブルがトライ&ゴール成功 ⇒ 10-23
〔インターセプトから約50m走りきってトライ〕 ここまで約10分以上、自陣での戦いを強いられていたアイルランド代表でしたが、粘りのディフェンスで凌ぎ、インターセプトトライに繋がりました。

*後半60分:ロス・プーマスSOニコラス・サンチェスのペナルティゴール失敗
〔ノットロールアウェイ〕 キックオフはよく整備されていたロス・プーマス。2本連続で自分たちのキックオフボールを確保して敵陣に入りましたが、比較的決め易い位置のペナルティゴールが右に外れました。

後半67:アイルランドSOイアン・マディガンがペナルティゴール成功 ⇒ 10-26
〔ハンド〕

後半70分:アイルランドSOイアン・マディガンがペナルティゴール成功 ⇒ 10-29
〔インテンショナルノックオン〕

後半73分、相手の反則でタッチキックを選択したアイルランドは、敵陣深くでのラインアウトからモールを組みました。このモールからボールを持ち出したアイルランドSHキアラン・マーミオンに対し、ダブルタックルでグランディングを阻止したロス・プーマスは、続くフェーズでNO・8ジェイミー・ヒーズリップに対しても5~6歩後退させるビッグヒットでピンチをしのぎました。ロス・プーマスが魂を見せた攻防でした。

さらに終盤にロス・プーマスが死力を振り絞って意地の1トライを返します。

後半78分:ロス・プーマスFLトマス・デラヴェガがトライ&ゴール成功 ⇒ 17-29
〔ロス・プーマスは自陣10mラインでのマイボールスクラムをアイルランドにプッシュされながらもなんとかキープ⇒自陣からボールをキープしながらフェーズを重ね、7フェーズ目に12-14のゲインで敵陣22m内に侵入⇒さらにラックサイドをピック&ゴーで攻めて12フェーズ目に7がトライ〕 自陣10mラインから12フェーズにわたりボールをキープして攻め切りました。

最終スコア17-29でアイルランドがシリーズ1戦目を勝利しました。

後半55分までは非常に緊迫したゲームでした。ロス・プーマスにとっては、後半45分からの10分間で得点を奪えなかったことが全てでした。一方、その時間帯をディフェンスで我慢したアイルランドは、WTBアンドリュー・トリンブルのインターセプト独走トライという最高の形で流れを断ち切りました。終盤に2本のペナルティゴールを積み重ねたアイルランドが試合を決定づけましたが、終盤にロス・プーマスが見せたディフェンスとアタックは見る者に感銘を与えるものでした。素晴らしい根性でした。

~インターセプトからの独走トライを決めたWTBアンドリュー・トリンブル(画像元:irishrugby.ie)~





【スーパーラグビー(WEEK15)結果①】

ウインドウマンスの間に2週分の遅れを少しずつ取り戻したいと思います。

≪ハイランダーズ30-32クルセイダーズ≫

*開催日時:2014年5月24日(土)

*会場:フォーサイスバースタジアム(@ダニーデン)

〔得点内訳(ハイランダーズ)〕

*トライ:HOジェド・ロビンソンWTBパトリック・オズボーンCTBマラカイ・フェキトアFBベン・スミス

*コンバージョン:SOリマ・ソポアガ×1、SOヘイデン・パーカー×1

*ペナルティゴール:SOリマ・ソポアガ×1、SOヘイデン・パーカー×1

〔得点内訳(クルセイダーズ)〕

*トライ:FLジョーダン・タウファPRティム・ペリーPRネポ・ラウララWTBネマニ・ナドロ

*コンバージョン:SOコリン・スレード×3

*ペナルティゴール:SOコリン・スレード×2

〔試合経過:前半〕

ハイランダーズのキックオフで試合開始。

*前半3分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール失敗
〔ノットロールアウェイ〕

前半11分:クルセイダーズFLジョーダン・タウファがトライ&ゴール成功 ⇒ 0-7
〔敵陣22m内でのラインアウトを5に合わせてモール⇒モールから6-2⇒ラックから9-8⇒ラックから9-1⇒ラックから7⇒ラックから9-13⇒ラックから9-6と繋ぎトライ〕 

ここまでクルセイダーズがずっと敵陣で試合を進めていました。

*前半16分:ハイランダーズSOリマ・ソポアガがペナルティゴール失敗

前半24分:ハイランダーズHOジェド・ロビンソンがトライ&ゴール失敗 ⇒ 5-7
〔敵陣5mスクラムから8-9-12⇒ラックから6⇒ラックから9-12⇒ラックから9-10⇒ラックから13⇒ラックから9-2と繋ぎトライ〕 

*前半25分:ハイランダーズSOリマ・ソポアガがペナルティゴール失敗

前半27分:ハイランダーズWTBパトリック・オズボーンがトライ&ゴール成功 ⇒ 12-7
〔敵陣10mライン付近でのラインアウトから2-8-9-13(ブレイク)-15-11トライ〕 CTBマラカイ・フェキトアのラインブレイクも素晴らしかったですが、大外のWTBパトリック・オズボーンのスペースを生み出したFBベン・スミスの動きが渋かったです。

前半37分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール成功 ⇒ 12-10
〔危険なタックル〕

前半はハイランダーズが12-10と2点をリードして折り返しました。

〔試合経過:後半〕

クルセイダーズのキックオフで後半開始。

後半41分:クルセイダーズPRティム・ペリーがトライ&ゴール失敗 ⇒ 12-15
〔クルセイダーズはハーフウェイ付近でのラインアウトが乱れたものの11がキープ⇒ラックから9-10-15-14⇒ラックから2⇒ラックから9-10-5-3⇒ラックから9-10-13-7-11がラインブレイクからゲイン⇒ラックから9-1と繋ぎトライ〕 ボールを受けたWTBネマニ・ナドロが内にステップを切り、大きくゲイン!80%はネマニ・ナドロのトライと言ってもいい素晴らしいランニングでした。

後半48分:ハイランダーズSOリマ・ソポアガがペナルティゴール成功 ⇒ 15-15
〔オフサイド〕

後半49分:クルセイダーズPRネポ・ラウララがトライ&ゴール成功 ⇒ 15-22
〔キックオフボールをクルセイダーズ自ら確保して1-9-12と繋ぎゲイン⇒ラックから9-7⇒ラックから9-4⇒ラックから9-8⇒ラックから7⇒ラックから4-2-15-11と繋ぎゲイン⇒ラックから3が持ち出しトライ〕 またしてもトライ直前の決定的なゲインはWTBネマニ・ナドロでした。

後半60分:ハイランダーズSOヘイデン・パーカーがペナルティゴール成功 ⇒ 18-22
〔オフサイド〕

後半63分:クルセイダーズWTBネマニ・ナドロがトライ&ゴール成功 ⇒ 18-29
〔敵陣でのマイボールスクラムから9-11と繋ぎゲイン⇒ラックから9-6⇒ラックから9-18⇒ラックから9-17⇒ラックから9-4-10-15-11トライ〕 最後はFBイズラエル・ダグが相手を引き付けてオーバーハンドでWTBネマニ・ナドロにパス。ナドロが豪快にタックラーを弾きながらインゴールに飛び込みました。クルセイダーズは4トライ目を記録してボーナスポイント1を獲得しました。

もう誰もWTBネマニ・ナドロを止められない状況でした。ここまで152mのランニングメーター、3回のラインブレイクを記録していました。

後半67分:ハイランダーズCTBマラカイ・フェキトアがトライ&ゴール失敗 ⇒ 23-29
〔ハイランダーズが自陣での相手反則に対し、クイックリスタートから9-22-13(ゲイン)⇒ラックから9-22-8-20⇒ラックから9-16⇒ラックから9-22⇒ラックから1-13(ゲイン)⇒ラックから9-15⇒ラックから9-19⇒ラックから9-13と繋ぎトライ〕 クルセイダーズにはWTBネマニ・ナドロがいますが、ハイランダーズにはCTBマラカイ・フェキトアがいます!

後半70分:クルセイダーズSOコリン・スレードがペナルティゴール成功 ⇒ 23-32
〔ノットロールアウェイ〕

後半72分:ハイランダーズFBベン・スミスがトライ&ゴール成功 ⇒ 30-32
〔ハイランダーズが敵陣でのターンオーバーから20-22-15と繋ぎゲイン⇒ラックから9-22-16⇒ラックから9-22-18⇒ラックから14-22-1と繋ぎゲイン⇒ラックから9-5⇒ラックから9-23-20⇒ラックから9-15と繋ぎトライ〕 最後はSHアーロン・スミスが持ち味である速くて長いパスでトライをアシストしました。

2点差のまま終盤に突入。ラスト2分を切った段階でハイランダーズが連続攻撃でフェーズを重ねて敵陣深くまで攻め込みました。最後はBKに展開してWTBパトリック・オズボーンがインゴール隅に飛び込み、劇的逆転トライかと思われましたが、クルセイダーズFBイズラエル・ダグがギリギリのトライセービングタックル!TMOの結果、ノートライとなりました。

最終スコア30-32でクルセイダーズが壮絶な試合を制しました。

これぞスーパーラグビーという素晴らしいゲームでした。この試合を見られた多くの方が心から満足されたことだと思います。お互いのチームの決め手のあるランナーがゲインを繰り返し、見ごたえのあるクロスゲームとなりました。

~共に今シーズン、スーパーラグビーでブレイクしたWTBネマニ・ナドロ(左)とCTBマラカイ・フェキトア(画像元:zimbio.com)~





≪レベルズ19-41ワラタス≫

*開催日時:2014年5月23日(金)

*会場:AAMIパーク(@メルボルン)

〔得点内訳(レベルズ)〕

*トライ:WTBテルサ・ヴェアイヌ

*コンバージョン:FBジェイソン・ウッドワード×1

*ペナルティゴール:FBジェイソン・ウッドワード×4

〔得点内訳(ワラタス)〕

*トライ:WTBロブ・ホーンCTBアダム・アシュリー=クーパーFLマイケル・フーパーCTBカートリー・ビールFBイズラエル・フォラウSHブレンダン・マッキビン

*コンバージョン:SOバーナード・フォーリー×1

*ペナルティゴール:SOバーナード・フォーリー×3

〔試合経過:前半〕

ワラタスのキックオフで試合開始。

*前半2分:ワラタスCTBカートリー・ビールがペナルティゴール失敗
〔オフサイド〕 ワラタスが自分たちのキックオフを短く蹴り、FBイズラエル・フォラウがキャッチ。そのまま連続攻撃を継続し、再びボールを受けたFBイズラエル・フォラウに対しレベルズCTBミッチ・インマンが狙い澄ましたビッグヒットを決めましたが、直後のラックでオフサイドを取られました。

前半6分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがペナルティゴール成功 ⇒ 0-3
〔ノットロールアウェイ〕

前半10分:ワラタスWTBロブ・ホーンがトライ&ゴール失敗 ⇒ 0-8
〔敵陣10mライン付近のラインアウトを5に合わせてモール⇒モールから8⇒ラックから9-11と繋ぎ、11が走りきってトライ〕 ワラタスはCTBカートリー・ビールWTBロブ・ホーンがクロスするように走り込み、SHニック・フィップスからの内返しのパスを受けたWTBロブ・ホーンが抜け出しました。

前半14分:レベルズFBジェイソン・ウッドワードがペナルティゴール成功 ⇒ 3-8
〔スクラムアングルイン〕

前半18分、ワラタスが敵陣でのラインアウトを起点に連続攻撃を継続しましたが、ゴールラインを背負ったレベルズのディフェンスも激しく、ワラタスの得点には至りませんでした。

前半23分:レベルズFBジェイソン・ウッドワードがペナルティゴール成功 ⇒ 6-8
〔オフサイド〕 ようやくレベルズが敵陣に入り連続攻撃を見せました。ここまで防戦一方でした。

前半26分:レベルズFBジェイソン・ウッドワードがペナルティゴール成功 ⇒ 9-8
〔インテンショナルノックオン〕

前半28分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがペナルティゴール成功 ⇒ 9-11
〔オフサイド〕

*前半32分:レベルズFBジェイソン・ウッドワードがペナルティゴール失敗
〔ノットリリースザボール〕

前半36分:ワラタスCTBアダム・アシュリー=クーパーがトライ&ゴール失敗 ⇒ 9-16
〔敵陣22mライン付近でのラインアウトから2-6-9-8⇒ラックから3⇒ラックから9-4⇒ラックから9-10-15⇒ラックから8⇒ラックから9-12-4⇒ラックから9-12-13と繋ぎトライ〕 最後の2フェーズはCTBカートリー・ビールがファーストレシーバーに入っていました。CTBアダム・アシュリー=クーパーがうまい角度で走り込みました。

*前半42分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがペナルティゴール失敗
〔ハンド〕 この反則でレベルズHOパット・レアファがシンビン。正面の簡単な位置でしたがゴールは決まりませんでした。

前半は9-16でワラタスが7点をリードして折り返しました。

ワラタスが攻めて、レベルズが守る時間が長い前半でした。レベルズは激しいタックルとブレイクダウンでの圧力でよく抵抗しましたが、あまりにもアタック機会が少なすぎました。ディフェンスで体力をかなり消耗したと思われます。

〔試合経過:後半〕

レベルズのキックオフで後半開始。

後半45分:レベルズFBジェイソン・ウッドワードがペナルティゴール成功 ⇒ 12-16
〔スクラムコラプシング〕

後半48分:ワラタスSOバーナード・フォーリーがペナルティゴール成功 ⇒ 12-19
〔ハンド〕

後半54分:ワラタスFLマイケル・フーパーがトライ&ゴール失敗 ⇒ 12-24
〔ワラタスが自陣深くでのスクラムをキープ出来ず、こぼれ球をワラタス7が拾ってそのままトライ〕 ここまではワラタスの方にスクラムの反則が見られていましたが、ここはワラタスが組み勝ちました。

後半59分:レベルズWTBテルサ・ヴェアイヌがトライ&ゴール成功 ⇒ 19-24
〔ワラタスが連続攻撃で敵陣深くに攻め込むも、パスの乱れをレベルズ14が拾い上げて、約90mを切り替えしてトライ〕

後半63分:ワラタスCTBカートリー・ビールがトライ&ゴール成功 ⇒ 19-31
〔ハーフウェイ付近でのラインアウトをワラタス5がスチール⇒ラックから9-7⇒ラックから9-1-8⇒ラックから9-12-15-12-13⇒ラックから9-19⇒ラックから9-12-15-11⇒ラックから9-5-6⇒ラックから9-10-12と繋ぎトライ〕 

後半70分:ワラタスFBイズラエル・フォラウがトライ&ゴール失敗 ⇒ 19-36
〔ハーフウェイ付近でのラインアウトから2-?-9-10-14⇒ラックから9-2⇒ラックから9-12-13(ラインブレイク)-15-9⇒ラックから12-10⇒ラックから3⇒ラックから9-12-15トライ〕 見事な繋ぎでレベルズを翻弄しました。

後半77分:ワラタスSHブレンダン・マッキビンがトライ&ゴール失敗 ⇒ 19-41
〔敵陣22mライン付近でのラインアウトから16-6-21-11⇒ラックから21-?⇒ラックから21-12-22⇒ラックから21-18⇒ラックから21-19-12-15(ゲイン)-14-5⇒ラックから21が持ち出してトライ〕 

最終スコアは19-41でワラタスが勝利しました。後半50分過ぎまではレベルズが今シーズン飛躍的に向上したディフェンスで粘りましたが、終盤に足が止まり、連続トライをたたみかけられた試合でした。レベルズは後半59分にWTBテルサ・ヴェアイヌのトライで5点差に迫ったのですが、この時点で余力が残っていませんでした。終盤のワラタスのアタックは見事の一言。BKには多くのワラビーズを抱える為、6月のテストシリーズに期待感が高まりました。