秋きゃうりを作りましたが、つる枯病に悩まされています。

朝元気な苗が、夕方には、萎んでしまい、ほどなく枯死します。
一個の苗が罹ると、隣接する苗に次々と感染する病気です。
ネットで調べても、感染した苗を圃場から除去するとありました。

そうかと思い、苗を除去しますが、時間をおけば、隣の苗も除去せざるを得ない。
気がつけば、全ての苗を除去していました。

つる枯病の原因は、地面に生息する「糸状菌」が高温、多湿の環境で異常繁殖して、苗の根、茎に侵入し、茎の「木化」させるプロセスで、道管、師管を塞ぐこと。


人間で言えば、脳梗塞、心筋梗塞、腸閉塞に似ているようです。
水分、養分の通り道を塞がれた植物は、一瞬で枯死します。

耕作の最初に土壌消毒をしていないと、糸状菌の繁殖する環境ができてしまいます。

ベンレート、トップジン、ジマンダイセンなどの滅菌剤を使っていますが、一向に改善しません。


写真の萎えは、昨日、一番元気な苗の見るも無惨な病状です。

ボディビルダーが、一夜にして、老衰した老人に変死〜んだ?

う〜ん、満点とった優等生が、実は、悪ガキの親分だったと知ったショックに近いですね。


私にとっての世界貿易センターのツインタワーが、一瞬にガレキの山に変わりました。