『西方の風」(山﨑潔著)がスポーツ報知新聞西部本社版

           に新刊欄に紹介されました。

   

   《元読売新聞記者の著者が紡ぐ「掌編物語」。九州ゆかりの英雄、偉人、異才たち

   81人の群像だ。2018年3月に出版された『九州ひと図鑑』に新たな原稿を加え、

   増補改訂した。出光佐三、西郷隆盛、種田山頭火・・・本書に登場するのは作家、

   商人、政治家軍人と多岐にわたる。著者は「ひとりの人物を描き切ることはそれ自

   体至難だ」としたうえで彼らの鮮烈な生き様の中から、その一瞬を切り取り、エピソ

   ードを交えて、その輪郭を浮かび上がらせていく。

    登場人物の選定は、関心のおもむくままに決めたという。読者は「ひと」と向き合う

   筆者とともに学び、‶出会い〟を楽しみながら、偉人たちの美しい心の風景を知ること

   になる。余計な形容詞のない、洗練された文章は、筆者が記者時代に培ったそれで

   あろう。本書を読んで、興味が湧いた「ひと」がいれば、自身の好奇心に従って、その

   人物について掘り下げてみるのもいいだろう。そういう意味では、入門書としても楽し

   めそうだ。》(2019年3月28日付)。