ほったらかし投資という勧誘の謳い文句が最近聞こえますが

そんな甘い世界でしょうか・・・株式投資は？

午前中の記事はその典型を一目でご理解いただく目的で書いたものです。

一時は株価が十倍以上になった株式投資も利益を確定しそこなったら

元の木阿弥になる、ということです。

ああ、あのとき利益確定しておけばよかった

どうして、そうしなかったのだろう

一時テンバガーをつかまえても手のひらから水が零れ落ちてゆくように

むなしい思いをいつしないとも限りません。

長期的な上昇トレンドが転換したタイミングというのはあるのです。

そうなったら利益を確定することが重要なのは言うまでもありません。

いつまでも持ち続けていたら含み益がどんどん減るばかりですから。

　それと株式投資はもうかる銘柄と損する銘柄の合成で成り立っていることを理解する必要があります。

　どんなに有名な投資家でももちろん職業で売買をおこなっている投資家誰も、すべての銘柄がもうかるわけではありません。見立てどおり動かず含み損の銘柄も出てきます。そうしたときにどうリスク管理をするか。これが一番重要でしょう。

　素人の個人投資家で多いのは損切りができずに「つかまってしまう」ことです。

塩漬けにして寝かせることです。こうなるとチャンスの時に資金を拘束されているので機動的に動けません。年明けから日経平均は５０００円以上も急激に上昇をしましたが第２週に１兆円をも超える大量の売り越しを個人投資家がしたのも、こうした背景があるのではと見ております。

　バブル崩壊以降の長期下降トレンドのさなかに当塾を始め、底入れしたのはどの内閣だと思いますか？小泉内閣です。では長期上昇トレンドが始まったのは？そうです。安倍内閣です。岸田文雄が総理就任してまもなくロンドンのビジネス会議に参加し「岸田に投資を」とスピーチしたのは小泉、安倍と同じことをしようとしているのです。つまり外資マネーを呼び込み株高を招こうという目論見です（これほど、あからさまにはしませんでしたが外資規制の緩和をおこないました）。歴史は繰り返すというか、円安もかませた日本企業を安く買うチャンスですから年明けから毎日５兆円を超える大商いが続いているわけです。そのへんをしっかりチェックして当塾では相場に臨んでいます。

戦後の内閣と日経平均の動き（一部）

大事なのは利益確定とリスク管理