柔道の７３キロ級で32歳の初出場にもかかわらず、銅メダル！　

橋本壮市選手おめでとうございます。準々決勝で敗れた際、その表情からもう難しいかと思いましたが、見事立ち直り敗者復活戦を勝ち抜き、すがすがしい笑顔が素晴らしかった。雑念を振り払うことの出来た証拠です。

そして、角田夏実選手、チームジャパンの金メダル１号、おめでとうございます！

彼女は、得意技の巴投げで勝利を手にしましたが、その瞬間のことを全く覚えていないと言います。どれほど集中していたか、その発言からも分かります。深い集中の状態は、時々シータ波（悟りの状態）の周波数に至ります。

すると完全にエゴのおしゃべりは封印され、大文字のSで始まるSelf/偉大なる自己/真我/アートマンに委ねることが出来たからともいえます。

もしもこのレベルで阿部誌選手が戦っていたら、たとえ敗れても号泣することはなく、相手の勝利を讃える余裕さえあったでしょう。号泣は、彼女のこころの内側がエゴのおしゃべりに占領されてしまっていたから、『勝利絶対主義』とはエゴの分野ですからね。自分という存在そのものを超越するには、試合のパフォーマンスを神に捧げるのが一番・・・。

そういう訳で、がっくり肩を落としていた池江璃花子選手などもそうですが、エゴを超越する方法を学べば、オリンピックで最高のパフォーマンスを、必ず出せるようなるはずです。何故なら、彼女の日々の鍛錬や訓練の量と質は、それに値するからですよ。

さて、パリオリンピックの華やかな開会式の時、パリ市内では、パトカーのサイレンが５分おきに聞こえていたとか？イスラエルの国旗が引きちぎられる映像が拡散されているとか？フランスの知的エリート層は、こころを選んでいるのか、お金を選んでいるのか・・・。

この究極の二択は、その選択する本人が、自分の意識の永遠性に気づいているのか否かによって、大きく変わります。

すなわちこころ（スピリチュアル：精神世界）の選択は、神によって自分が生かされているという信念なき時、なされることはないでしょう。

仮に、罪（マテリアル：物質世界）を犯してまでこの世で成功し、しかもその成功を神に感謝するなら、それは神を悪用していることになり、『モーゼの十戒』にある通り、子孫にまでカルマ的に負の遺産を背負わせることになります。

あなたの寝ている時、誰でも同じで、あなたが意識せずとも呼吸をしていますよね。しかし何が、あなたの呼吸を制御しているのでしょう？自律神経でしょうか？では、その神経に誰が命令しているのでしょう？細胞が生き残りのために、神経に指令をだしているのでしょうか？

しかも、科学的事実として、あなたの意識は、あなたの脳内にも体内にもないことが判明していますよ。すなわち意識は、何処にあるかわからないと言うことは、どこにでもあるということですね。

付言すると、その非局所性については、すでに事実として確認されているかと。

すなわち非局所性については、2015年、東京大学大学院の古澤明博士の研究チームによって、世界で初めて厳密な検証試験に成功しました。

それは、この宇宙は粒子で埋め尽くされていて、中心も周辺も隔たりもないことが証明されたということ。

すなわち、この宇宙は、あなたの意識そのものということです！！！

ですから今、そこにあなたの意識があるなら、死後、輪廻転生後、解脱後も、そこにあなたの意識はあり続けます。

知覚される認識には限界があります。あなたは、粒子が見えますか？見えませんよね。

意識そのものと言える粒子が見えない故、本当にこの宇宙で起きていることにあなたは気づけません。実際、あなたが見ているものは、この宇宙の実に5%足らずです。

しかも三次元の世界を超えて、宇宙は無限に広がり続けていています。その証拠にこの宇宙の任意の1立方センチメートルの潜在的エネルギーは、この三次元の宇宙のエネルギーをはるかに超えます。

誰であっても、スピリチュアルの充実がなければ、どれほどマテリアルで成功しても、こころの隙間を埋め合わせないことに気づかねばなりません。

ひとりでも多くの方が、このページ（ブログ）を読むことで、意識の永遠性を確信し、スピリチュアルに目を向けるなら人生は大きく変わるかと。私は、ひとりでも多くの方が気づくことを祈って、日々綴っています。

勝負のカギはスピリチュアルの充実にあり