令和6年5月24日改定

 

素戔嗚尊の妃視点での数値解析による考察

 

素戔嗚尊は、15歳から38歳まで出雲国で過ごしました。

素戔嗚尊の初婚の年齢が解れば、誕生年は判明します、

素戔嗚尊】:(8498・15歳121年・38歳144年)・61歳

 

素戔嗚尊は、15歳で成人、部族会議で河川調査の任務を命じられる。

古代の婚姻の習俗では、15歳で嫁を取れる。女性は、13歳で成人。

尚、出発場所は、出雲人の聖地で、古代の伊邪那美命を祀る神魂神社です。

今は、八重垣神社が近くにあります。

此の地で礼拝後の旅立ちです。(意宇郡山代郷ー松江駅の南側)

【素戔嗚尊の諸国巡回】:(98年・15歳~105年・22歳)・8年間

古代の気象状況は、グラフを数値に変換すると誤差もありますが

下記の概算目安情報を得る事が出来ました。

此の概算の数値は、素戔嗚尊の諸国巡回の時期とほぼ重なる。

【地球規模の大気候変動-大洪水】:(99~106年)・8年間

出雲国風土記には、4人の妃と4人の男性の子供の誕生が記載されています。

古事記・日本書紀で、5番目の妃は、櫛稲田比売です。(神武天皇から逆算)

古事記・日本書紀で、6番目の妃は、神大市姫です。(神武天皇から逆算)

更に、出雲国風土記には、4人の妃と4人の女姓の子供の誕生が記載されています。

上記の事象を時系列の人物式で下記の通り示します。

 

1番目の妃】:(86~98年・13歳~○○○年)

➊【都留伎俾古命】(99~113年・15歳~○○○年)/素戔嗚尊・16歳

位置情報:島根郡山口郷。(宍道湖を渡ると左が山口郷・右隣が朝酌郷)

松江駅の北側が島根郡山口郷、松江駅の南側が意宇郡山代郷です。

 

2番目の妃】:(88~100年・13歳~○○○年)

➋【衝杵等乎而留比古命】(101~115年・15歳~○○○年)/素戔嗚尊・18歳

位置情報:秋鹿(あさかの)郡多太郷。本道を進むと三差路がある。

右の本道を行くと日本海に出ます。右側が島根郡方結郷、其の先が美穂郷。

左の本道を行くと秋鹿郡多太郷です。宍道湖の中央付近です。

理論的右旋性・自然本能の左脳性を考慮して、神産巣日神の待つ左本道を行く。

本道を宍道湖に沿う様に進むと秋鹿郡の隣郡が楯縫郡です。

大穴牟遲神の最初の妃・神屋楯比売(神産巣日神の娘)の生まれた処です。

楯縫郡と出雲郡の郡境を挟んで、楯縫郡側に沼田郷があり、此処で素戔嗚尊は、

育つた。郡境を越えると出雲郡宇賀郷です。其の地に神大市姫は、居する。

大屋津姫・抓津姫・大歳神・宇賀御魂が育った処です。

秋鹿(郡多太郷で2番目の妃を娶った時、婚礼に参列していた神産巣日神

から斐伊川上流から赤い水が流れ来る噂を聞く。漁業や稲作に大きな

被害があるので調査を頼まれ、船で宍道湖を渡り、来次に向かう。

後に、懐妊した八神比売も船で渡り、温泉で心身を癒したルートです。

 

【地球規模の大気候変動・大洪水】:(99~106年)・8年間

外国でも、出エジプト記に赤い河の水の事が書かれている。

 

101年:脚名槌・手名槌・櫛稲田比売(生贄童女)と遭遇

【櫛稲田比売】:(94~102年・8歳~106年・13歳~○○○年)

素戔嗚尊は、脚名槌の道案内で船通山に至る。『鳥上之峯降臨

中国山脈の映像ー大陸から流れる来る黒雲は、例年になく物凄い速さで

流れ中国山脈に激しく当たり空は暗く音もなく無数の稲光が走る。

暫く時間を於いて轟音が聞こえだす、さらに豪雨が山に降り注ぐ、

視界は途絶え、山肌は耐えられくなり、崩れる。砂鉄を含む沖積層は、

川に流れ込む。赤い河の流れる根幹の源流です。(調査結果)

東北弁を話す高志国の人ともすれ違った。(亀嵩盆地)

古代に此の砂鉄を集積を行おうとした技能を持つ工人がいたとしたら

時代は、全く別の時代が動いた。(古代の公害)

102年:下山した素戔嗚尊は、帰路途中の  須賀神社に櫛稲田比売

を隠す。急いで、神魂神社に戻り、部族会議、に報告する。

会議の結論は、出せませんでした。

 

3番目の妃】:(90~102年・13歳~○○○年)

➌【青幡佐久佐丁荘命】(103117年・15歳~○○○年)/素戔嗚尊・20歳

位置情報:意宇郡大草(さくさ)郷/八重垣神社

八重垣神社は、神魂神社の近くにあります。

大蛇退治の後、報復を恐れ屋敷を造り歌を読んでいます。

其処に櫛稲田比売を隠します。

更に、素戔嗚尊が誓約が終わり九州から帰国後に市杵島姫命は、

此処で巫女の修行をして、市杵島姫命(天孫3)は、天穂日命と婚姻をする。

天穂日命は、天忍穂耳尊の子です。故に、天穂日命は、天孫1です。

一方、天道日女命は、豊笠大神の元で巫女修行をして高倉下と婚姻。

天道日女命は、天御蔭命・天村雲命を産みます。

天鈿女尊は、素戔嗚尊の葬儀が終わると天村雲命を連れて帰国。

帰国した後、高皇産霊神の子である天忍日神(大伴氏)の養子に入れる。

尚、高倉下は、天知迦流美豆比買(大歳神の第2妃)の娘(第2子)と婚姻。

天知迦流美豆比買の第2子とは、奥津(瀛津)比買命=大戸比買神です。

奥津(瀛津)比買命=大戸比買神は、天香語山命を産む。

天村雲命は、天忍日神(大伴氏)の養子に入りして成人すると

瓊瓊杵尊(天孫2)と多津姫の娘・俾良依姫と婚姻する。

 

誓約の本質(密約)は、正に此処にある。

 宗像大社・辺津宮の祭神ー市杵島姫命

市杵島姫は、天穂日命=火明命と婚姻します。

市杵島姫命父親は、天忍穂耳尊です。故に、市杵島姫命は、天孫3です。

母親は、𣑥幡千幡姫です。𣑥幡千幡姫父親は、高皇産霊神です。

市杵島姫命=狭依姫は、天比良鳥尊・大背飯三熊大人・穂屋姫です。

天比良鳥尊は、神魂神社の宮司となる。

 神魂神社の祭神  :武比良鳥尊

 支布佐社の祭神  天穂日命

 能義神社の祭神  天穂日命

或いは、多岐理姫(高皇産霊神の娘)も此処で巫女修行をしたと思える。

大国主神と婚姻。阿遲鉏高日子根命と下照姫(高姫)を産む。

阿遲鉏高日子根命の妃は、御梶日女命です。

下照姫(高姫)の婿は、若日子命です。

 宗像大社・奥津宮の祭神  多岐理姫=田心姫

 

4番目の妃】:(92~104年・13歳~○○○年)

➍【國忍別命】(105120年・15歳~○○○年)/素戔嗚尊・22歳

位置情報:島根郡方結郡(かたえ)郷

 

106年:大蛇退治。/素戔嗚尊・23歳

位置情報:後に、大国主神の三刀屋政庁があった木次近辺。

 

107年:安帝永初元年、倭面土國王帥升等は、楽浪郡を介して

生口160人を献じて請見を願う。

 

5番目の妃=櫛稲田比売】:(94~106年・13歳~○○○年)

❺【八島野命】:(107~○○○年)/素戔嗚尊24歳

❻【五十猛命】:(108~○○○年)/素戔嗚尊25歳

 

6番目の妃=神大市姫】:(96~109年・13歳~○○○年)

❼【大屋津媛】:(109・暮れ~○○○年)/素戔嗚尊26歳

❽【抓津媛=宇迦御魂】:(110~○○○年)/素戔嗚尊27歳

➒【大歳神】:(111~○○○年)/素戔嗚尊28歳

 

【素戔嗚尊の朝鮮半島滞在】:(112~114年)・3年間

素戔嗚尊は、神皇産巣日神(神魂命)の船で一衣帯水海峡を渡る。

素戔嗚尊は、大歳神の誕生後、朝鮮で高貴な人物の婚礼儀式があり参列。

【天冬衣神】(98~112年・15歳○○○年)

【刺國若(稚)比売】(100~112年・13歳○○○年)

112年:朝鮮で宇都志國玉命=宇賀御魂=大己貴命が誕生。

❿ー➀【大己貴神=宇賀御魂】:(112・暮れ~○○○年)/素戔嗚尊29歳

天冬衣神・刺國若(稚)比売の子なれども国津神の神大市姫に養子入り。

❿―②【天忍穂耳尊=磐坂日子命】:(113~○○○年)/素戔嗚尊30歳

天忍穂耳尊は、瓊瓊杵尊の誕生後に天照大御神に養子入り、

 

7番目の妃】:(103~115年・13歳~○○○年)

⓫【綾門日女命】:(116~128年・13歳~○○〇年)/素戔嗚尊32歳

位置情報:出雲郡宇賀郷

 

8番目の妃】:(105~117年・13歳~○○○年)

⓬【真玉箸玉之邑比売】:(118~130年・13歳~○○〇年)/素戔嗚尊34歳

位置情報:神門郡朝山郷

 

9番目の妃】:(107~119年・13歳~○○○年)

⓭【八野若日女命】:(120~132年・13歳~○○〇年)/素戔嗚尊36歳

位置情報:神門郡八野郷

 

10番目の妃=佐美良比売】:(109~121年・13歳~○○○年)

⓮【若須世理比売】:(121・暮れ~133年・13歳~○○〇年)/素戔嗚尊38歳

位置情報:神門郡滑狭郷

 

121年春正月、素戔嗚尊は、佐美良比売を娶る。

文献では、以後素戔嗚尊が妃を娶った記録がない。

 

121年:八島野尊と木花知流姫の婚姻。

【八島野命】:(107~121年・15歳~○○〇年)

【木花知流比売】:(109~121年・13歳~○○〇年)

 

121年の暮れ、末子・若須世理比売が誕生。

【若須世理比売】:(121・暮れ~133年・13歳~○○〇年)

 

121年:素戔嗚尊に天照大御神の命が下される。

大洪水に襲われた壊滅状態の北九州の救援支援活動の任務です。

時に、素戔嗚尊は、38歳。

【素戔嗚尊】:(8498年・15歳121年・38歳~○○〇年)

心を残さぬ、潔い旅立ちです。(122年条

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  【豊磐間戸尊】:(111125年・13歳~○○○年)/順不同

  【雲磐間戸尊】:(112126年・13歳~○○○年)/順不同

  【天櫛耳尊】:(113127年・15歳~○○○年)/順不同

 

By Iwao Yamashita (Antiquity  Meetinng Study  Members)