ポム:
お父さん、大きいやつが焼けたよ!!
マグロ:
ぎろっ!!
ポム:
ひぃぃぃ!
父:
いい色にやけたじゃないか~♪
うまそうだ。
父:
ポム~、こっちにおいで。
スモークチーズがいい感じにできあがってるぞ。
ポム:
どれどれ?
わー あの白かったチーズがこんなになるんだね。
食べたいな~。
父:
いい色にかわっただろ~。
うん、おいしそうだ。
でもなポム。スモークは出来たてを食べると煙くさくてあまり美味しくないんだよ。
少し時間をおいたほうがいいんだ。
だから持って帰って、家で食べような。
ポム:
じゃあさじゃあさ、これお母さんへのお土産にしようよ。
チーズもソーセージも好きだしね。
父:
そうだなポム。
お前は優しいな。
きっと喜んでくれるよ。
ポム:
ポム:
焼鳥いっぱい食べて、お魚も食べたから、お腹いっぱいになってきた。
父:
まだ焼き芋がのこってるんだよ。
食べれるかい?
ポム:
うん、食べたい食べたい。
焼き芋大好き。
父:
よ~し、楽しみにしていた焚火に焼き芋の時間がきたぞ。
ポム:
焚火って少し離れていてもあったかいんだね。
父:
そうだよ。この暖かさが寒い夜の癒しなんだ。
ゆらめく炎をみていると心まで温かくなるんだよ。
ただ、ここに焼き芋を放り込むと、熱が強すぎて出来上がる前に焦げちゃうから、別の場所に炭をうつして芋をのせるよ。
ポム:
やっきイモ、やっきイモ。
父:
もう少しまってくれよ。
あま~い焼き芋を食べさせてやるからな。
ポム:
わーーーーーい♪
やっきイモ、やっきイモ。
父:
よーし、できたぞー!
ポム:
すごーい、美味しそう。
いいにおいがするね。
あつっ、はむはむはむ、あつっ、はむはむ、甘い。美味しいよ~。
父:
あっつ。んーーーうまい。
いい焼け具合だ。くうぅぅぅ。
ポム:
なんかお腹いっぱいで眠くなってきた。
父:
ああ、もう23:00か。
じゃあポムは車に戻って寝なさい。
父さんはそろそろ片付け始めるよ。
ポム:
ねぇ父さん。
父:
ん?どうした?
ポム:
また、連れてきてくれる?
父:
もちろん。
またお外でご飯食べような。
お休み。
ポム:
うん、お休みなさい。
もう少し、焚火を眺めていたいな。
お し ま い