久々にYouTubeで
陸上競技の動画を見てたんですが
世界陸上2019のドーハ大会での
男子1500m決勝の映像です
先にみてください↓
このチェルイヨト選手
最初から最後までずーっと先頭でしたね
それも独走っていう感じで
他を寄せ付けない
走り方は肩の力を抜いたような感じで
1500mを3分29秒台で走ってるペースの割に
とてもリラックスしています
ちなみに1500m3分29秒ペースって
馴染みがなさすぎて
マラソン計算アプリで
調べちゃいました
ちなみに時速25kmだって🤣
原付だね😅
1キロ2分19秒ペースらしいです
ちなみになんですが、
マラソン換算すると
ハーフが48分！
マラソンで1時間37分ペース
まぁありえない話ですが
速すぎて理解に苦しみます
このチェルイヨト選手ですが
動画をみると分かると思いますが
本当に他の誰よりも
リラックスして走っているんです
後続の2位集団の選手たち
力みが出てしまっている人もちらほらいます
ですが
リラックスしているように見える
チェルイヨト選手の方が
断然スピードがあって
他の選手を一回も寄せ付けませんでした
まさに
「影も踏ませない」
圧倒的なスピードでした
ただものすごく気になるのが
むしろこの余裕って
なんなんだろいなー？
って思いました。
普通の人は速く走ろうとすれば
全力ダッシュのような
走り方になると思います
ですが
それでは長くは走れません
いかに速いペースに対して
リラックスできるかが
ポイントなんだと思います
先日、患者さんから質問で
レース前にポイント練習で
「30km走やった方がいいですか？」
って言う質問がありました
その人は先日の奈良マラソンに出る予定で
とにかく練習不足なので
ちゃんと完走したいんですと
不安になり質問してくださいました
私は即答で練習不足なんだったら
とにかく週末に30km
平日は
少しでも時間あれば
走って過ごしてくださいと
お答えしました！
その結果とりあえず
完走はできたみたいですが
今までで1番しんどかったらしいです
練習不足に効く薬は日々の練習あるのみです！笑
レース前は疲れてもダメだし
練習の塩梅が難しいんですよね
んでまあそもそも
マラソン練習の30km走って
一体
なんのためにあるんだろう？
って
改めて思いました
持久力のため？
スタミナのため？
時間になれるため？
距離に慣れるため？
スピード練習の反対要素でとか？
自分に自信をつけるために？笑
ど根性？
色々人によって
意見分かれると思いますが
例えば
マラソンサブ4(4時間切り)を
目指している人は
42.195kmという距離に対して
1kmあたり5分40秒のペースで
走らないといけません
逆に言えば
そのための練習なんだったら
30kmでは足りません
マラソン経験者の
ほとんどが30km以降の
ペースダウンを経験しています
スタミナや持久力のための練習なら
45kmを練習で走れれば
42kmなら余裕と思えるに違いありません
(45km走はケガのリスク上おすすめしませんが)
それと1番大事なのが
スピードに対して余裕ができる事
1km5分40秒ペースに対して余裕を出すには
例えば30km走の練習を
キロ6分でやったって
それでいっぱいいっぱいなら
本番ではサブ4できません
これは絶対に
30kmという距離とペースをしっかり
目標に合わせて
練習していく必要があります
例えば
30km走練習でやるなら
できれば
5分40秒ペースより速い5分ペースで
行うとかなり余裕が生まれますね
だからチェルイヨト選手は
1500mで3分30秒切りで
かなりリラックスして見えたということが
練習でもとんでもないスピードで走っていないと
このタイムは出せないということになります
改めてホンマにすごい
30km走って私はマラソンには必要な
練習要素だと思いますが
ポイント練習にするなら
ペースは速くないとダメかなって思います
ゆっくり走るなら
普段のジョグと同じ感覚ですかね
結局は本人の考え次第です
なんの目的なのか？
目標に合ってるなら
30kmどのペースで走ってもオッケー
ただの練習不足の人(自分)は
能書きはいいから
「早く走りきいきなさい」
っていう事です
よし！
今週末は10km全力で走ろうかな
(10kmかい！！！)