店主のMakoです。

こんばんは。

 

映画「花束みたいな恋をした」、やっと観ることができました。

 

予告編やチラシを観てから、

観たい!とは思っていたのですが、

どうせありふれた恋愛ものなのでしょう?!

と思っていて、観るのが遅くなってしまいした。

 

しかし、、観ているうちに、

自分の若い頃の思い出がじわじわとよみがえって、

心が揺さぶられていったのです。
 

何が幸せなのか?!
自分の生き方は?!

 

見た人それぞれに自分の思い出や思いが、

わき出てくる映画でもあるかなと思います。

不思議と自分の話みたいな気がしてくるのかもしれません。

 

二回、見てしまいました。

その上、Youtubeで映画の解説や感想を話されているのを何本か見ました。

深い考察している人、いるもんですね。

考えさせられてしまい、何日か引きずってしまいました!

あぁ!!

 

 

以下は、少しネタバレ含めた感想になります。

 

若い頃の夢と現実。

好きなこと、仕事、恋愛。人との付き合い方、社会との折り合い。

 

気が合っていたはずの二人から、少しのずれが生じ始め、

価値観の違いがあらわになっていく様子。

 

このシーンは何とも言えませんね・・・。

 

麦くんについて。

仕事に巻き込まれ、忙しくなっていき、

「パズドラしかできない」と言ったのは分かる気がしました。

仕事に忙殺されていくと、脳の使い方が変わってしまい、

感動する余力や容量がなくなってしまうんですよね。

 

会社員の仕事を頑張っていて、働くことの責任を感じているセリフもありました。

そして、夢を追っていた先輩が亡くなってしまいましたが、

この二つとも、皮肉にも絹ちゃんのお母さんのセリフと関連していましたね。

・働くことは責任よ

・社会に出るとはお風呂に入るのと同じ。入るまでは面倒だけど入ったら良かったと思うのよ。

このようなセリフ、さすが戸田恵子さんだと思います。

麦くん、また好きなイラストを描いて、いつか仕事にも生かしてほしいです。

 

絹ちゃんについて。

イベント会社への転職はあまりいい感じはしませんでした。

本人は本当のところ満足していたのか疑問です。

社長のオダギリジョーに惹かれてしまったのも、

社会に慣れている年上を良く思えてしまう、よくある心情だと思います。

 

好きな「ラーメン」への思いは麦くんと共有できなかったみたいですね。

麦くんが作っていたのは、焼きおにぎり、うどん、そうめんだったかな。

絹ちゃんは食パンを落としてもそのまま食べていたように思えましたし、

料理シーンもなかったですね。

麦くんが残業で遅く帰った時も、絹ちゃんの料理ではなく、

麦くんはカップ麺のうどんを食べていました。

 

二人、もう少し細かいところまで話し合えれば違ったのかな。

 

人っていろいろ経験して成長していくんですね。

ではでは!