0 はじめに

 私は、78期司法修習生です。任官、任検も考えていましたが、結局弁護士になることにしました。任官、任検するのであれば、おとなしくしていた方がよいのかもしれませんが、特におとなしくしている必要もなくなったので、今の司法修習がどんな感じなのかお伝えしていきたいと思います。合格体験記等については、別に取り上げていただいてますのでそちらをご覧ください。

1 合格発表

 司法試験の合格発表は、2024年11月7日でした。午後4時から合格発表だったと思いますが、麻酔目的でお昼頃からロースクールの友人とダーツができるカラオケで気分転換していました(ダーツができるところにしたのは、カラオケだと歌っていない時間があるところ、その時間ダーツでもしておけばより鎮痛作用があると思ったからです。

 

 午後4時前にカラオケ店を出発し、法務省の掲示板に向かいました。法務省の掲示板の前には、すでに100人単位で人がいて、合格発表の瞬間を待ちわびているようでした。おとなしく1列に行列を作っていたので、さすが司法試験受験生だなと感じました。

 

法務省掲示板前の行列の様子

 

 午後4時になると、掲示板に合格者の受験番号が張り出されると思っていたのですが、、、

なんと午後4時になっても列に動きはなく、係官がしばらく準備しているようでした。

 

 5分ぐらい経ってようやく列が動き出しましたが、順番に従って掲示板の前を通過していくスタイルだったこともあり、10分ぐらい私の順番は回ってきませんでした。

掲示板の様子

 

 ここで驚きの事件が起きるのです。私は、自分の受験番号を見に行くためだけに、わざわざ法務省の前まで足を運んだのですが、午後4時になってすぐ掲示板を見れなかったので、母からのLINEで自分の合格を知ることとなったのです。母には、インターネットで私の受験番号を確認してもらえるよう、あらかじめ受験番号を伝えておいたのですが、現地にいる私の方が後に知るとは思いませんでした。

 

 のちに母に尋ねたところ、午後4時05分頃、法務省のホームページで合格者の受験番号が見られるようになったようです。

 

 ということで、なぜ法務省に行ったのかよくわからない合格発表となってしまいましたが、終わり良ければ総て良しということでよかったことにしましょう。

 

 合格発表を見た後は、記念写真などを撮って法務省をあとにし、新橋ら辺で飲み会をしたのだと思います。

私が受験番号を指している様子

 

2 おまけ

 もしかしたらこのブログを司法試験を受ける前や、受けたちょいあとに見ている人もいるかもしれないので、麻酔旅行のすすめについても記しておきたいと思います。

 

 合格発表の前日はものすごく緊張します。自信があってもなくても、かなり緊張すると思います。

 

 そんな時におすすめなのが麻酔旅行です。合格発表の前日に、ロースクールの授業があるという人は仕方ないかもしれませんが、そうでない人は旅行に行って気を紛らわすのがおすすめです(といっても、ちょくちょく合格発表の前日であることを思い出していたので本当に効果があったかはわかりませんが)。

 

 私は、合格発表の2日前に成田山新勝寺を参拝し、前日には北海道に行ってきました。せっかくなので(というかここ以外で触れる場所がないので)その時の様子を紹介したいと思います。

 

成田山新勝寺の様子

 

エスコンフィールドの状況

 

エスコンフィールド北海道のレフトポールの様子

 

新千歳空港で食べた海鮮丼の状況

 

 

3 おわりに

 この連載が何部作になるのか、あるいはどこまで続くのかはよくわかりませんが、誰かの参考になれば幸いです。続編も楽しみにお待ちください。