アイザック・ニュートン(1642〜1727)
の主な業績は、近代科学の起源となった。
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https://youtu.be/Em3GiE278Ek?si=Cqpj_Wtbp2rxNE0Z
⑴ 微分積分法の発見
❶流率法→微分法
❷流量法→積分法
この発見により、連続的に変化する様々な現象を数式を用いて記述できるようになる。
⑵ ニュートン力学の確立
著書:プリンキピア
(自然哲学の数学的諸原理)
「近代科学は、この本からはじまった」
といわれている。
[観測事実の因果関係を示す実証主義]
❶運動の3法則
→力と運動の関係
❷万有引力の法則
→重力とは何か?質量とは何か?
⑶ 光学
❶光のスペクトル分析
(白色光のプリズム分光実験)
分かられた7色の光をレンズで集めると白色光に戻ることも確認する。
❷ニュートン式反射望遠鏡の製作
ただ、ニュートンは「光の粒子説」を支持していたため、光の干渉によって生じる現象をうまく説明することができなかった。
(ニュートンリングもその一つである。)
これらの業績の基礎は、ペストが流行して大学が閉鎖されて自宅待機を余儀なくされた1665〜1667年の約2年間でつくられたと言われている。(「創造的休暇」と呼ばれている)
また、研究内容をなかなか発表しないこともあり、「微分積分学の発見」は、ライプニッツと先取権を争うことになる。「万有引力の法則」は、フックと先取権を争うことになる。