一度ウソに合わせたら、ウソに合わせ続けないといけない
 

「社会でやっていくには、
タテマエがきちんと言えることや、
とっさにウソをつく頭の回転が必要なのです」

コトバのセカイを肥大させ、
コトバのセカイでクルクル回る、
わざとらしく、わざとらしく

ゲンジツは“
当たり前の日常”として
クルクル回り続ける
 
「必要のないシゴト」と言えば
“その仕事が必要である理由”が並べられる

「必要ないだって!?
ならオレたちはどうやって食っていけばいいんだ!」

そもそも「仕事がない」ってどういうこと?

「仕事がないのは努力が足りないから」
「探せば仕事はある」

そもそも“仕事”って何だっけ?

自分で自分の尾を噛むヘビのように
みんな賃労働を中心に回り続ける

無限につくりだされるイミ、
マッチポンプ、増殖するイミ、感染拡大、世間の目・・・・・・

「お仕事は何をされているのですか?」
「あ~、それは大変ですね」
「今はこんな状況ですから、どこも苦しいですよ!」
「お互い、頑張りましょう!」
「家族を食わせなきゃいけないのだから、このくらい!」

現実と遊離したイミのセカイで
自分で自分の尾を噛んで、

みんなでみんなの尾を噛んで
グルグル、グルグル

「ハイ!私は〇〇の仕事をして、
社会の役に立ちたいと思っています!」