2010年7月24日(土)
目的地:千ヶ峰(東播磨の最高峰)
歩行時間(休憩含む):約3時間→登頂せず
パートナー:相方
山行記録を書く前に、いろいろと綴りたい想いはあるのですが、
昨日の登山がとても印象深かったので、
まずここに記しておこうと思います。
昨日は以前から行ってみたかったハーモニーパークの近くに、
登山口があるということで、まずはネットで千ヶ峰の山行記録を調べました。
小学生の遠足地にもなるところで、
「登った!」という達成感が得られて、
しかも山頂は360度のパノラマ!
難易度は低めながら、登山を楽しめるとのこと。
そこまでフル装備はいらないかな?と思いつつ、
リュックも使いたいし、レインも重さに慣れるために持っていこうと、
熱中症対策に塩気の効いたおにぎりを持って、パッキングを終了。
車で2時間ほどかけて、11時半頃三谷登山口へ到着。
最初方向が分からず、若干彷徨いましたが、
12時頃から本格的に登り始めます。
すぐに下山中のご夫婦とすれ違い、
「あら山ガール?」と言われてしまい、
なんだか恥ずかしい思いをしつつ・・・
最初の方からひたすら登りのコースで、
30分くらいで2人ともだいぶ息が上がってきます。
わりとゆっくりを意識したつもりだったんですが、
身体がどんどん疲れてしまいます。
早起き&2時間の運転で、あまりコンディションも良くなったのかも?
それでも滝や沢の水音に救われながら、
ずんずん森の中へ。
途中ロープを使うところもあり、
軍手を持ってこなかった事を激しく後悔。
あとは思っていた以上に気温が高く、
水分が圧倒的に足りなかった・・・
登山口→山頂は2000Mちょいでしたが、
残り1200Mの看板が見えたところで、
すでにうちらはバッテバテ。
休み休みでないと、登れない程、
体力を消耗していました。
その頃、遠くの方で雷の鳴る音が・・・
予備知識の全くない私たちは、
とりあえずぜいぜい言いながらも
山頂を目指して歩いていました。
そして残り800Mの看板が見えた頃、
少しずつ雷の音が大きくなってきます。
さすがに危機感を覚えて、登頂を諦め、
とりあえず下山することに。
その頃には雨がポツポツからザーーへと変わり、
5分に1回くらい、激しい雷音が・・・
これには・・・さすがに叫びました。
山って驚くほど雷が響くんですね・・・
幸いレインを持っていましたが、使うのはこの日が初めて。
出すのに手間取りながら、上だけしっかりはおります。
フードを被ると、さすがゴアテックス!
上半身はほとんど雨を感じなくなりました。
それでも雷と雨は止まず、
約30分の道のりを相方と必死で下ります。
相方が前を歩いて、
滑る所や、危ない所は手を貸してくれて、
これには精神的にかなり救われました。
途中、あまりに雨が激しくなってきたので、
ザックカバーをかけます。
これも初めての経験で、なかなか上手くはまりません・・・
膝がケラケラと笑う中を、何とか山道を抜けて、駐車場へ。
最後は相方と抱き合って、無事を喜びました。
とりあえず、無事に戻って来れてよかった・・・
が!
相方のふくらはぎに、1匹の山ビルが!!!!
しかも靴を脱ぐと、靴下が血だらけに・・・
毒を出そうと、傷口をつまみましたが、
なんせなかなか血が止まらず。
夜お風呂に入ったときも、まだ血は出ていました。
さらに相方は携帯が水没・・・
私はザックの腰ポケットに入れていた、
デジカメの液晶に水が・・・
どちらも要修理となってしまいました。
今回の登山を経て、私が学んだこと・・・
とにかく・・・・山をなめるな!!!です。
これは登山を始めたいと思った時から、
ずっとずっと思ってきたことですが、
昨日をさらに実感しました。
具体的に足りなかったこと。
1.装備
軽い登山であろうが、山では急に雨が降ったり、
変な虫に刺されたり、いろいろなトラブルが起こる。
装備は常に、フルで!
昨日は軍手・救急セット・カメラの防水・水分が全く足りなかった。
2.下調べ
登山道のハードさ、難しさをもっと事前に調べておくべきだった。
一応ルートは把握していたけど、
思っていた以上に高低差があった気がする。
1時間半の登りが、想像以上に苦しかった。
あと上り始めが12時は遅すぎた。
普通に登ったら、下山は4時くらいになってしまっていた。
午後は天気が崩れることもあるし、
夏場はとにかく暑い!早めのスタートを心がける。
3.しばらくはメジャーな山に登る
初心者のうちは、ツアーか、
人がいっぱいいる山を登るべきだと思った。
登っていて疲れてきた時、どんな道が待っているか、すごく不安になる。
雨が降っても、雷が鳴っても、
何がベストな判断なのかわからない。
教えてくれる人がいないことで、
昨日はとにかく不安だらけだった。
4.座学
経験しなきゃわからないこともあるけど、
トラブル対策・ロープの使い方・疲れない歩き方、
勉強しなきゃいけないことがいっぱいある。
雷が鳴った時、どのタイミングで判断をしたらいいか、
全くわからなかった。
今の天気の危険度も分からず、不安だけが募った。
やっぱりある程度の知識は必要。
とりあえず図書館に行きます!
というわけで、4月から山歩きを始めて、
今回が5回目の挑戦。
3種の神器も揃ったところで、早々と頭を打った感じです。
相方はここまで苦労する山登りはしたくないって
感じでしたが、私はむしろもっと勉強して、
山と仲良くなりたいと思いました。
別に山は意地悪して雨を降らせた訳でもなく、
それが山であり、自然であり、
その中で私達が生きていくためには、
やっぱり自然のことをもっと知らなくてはならない。
そして自然の中で、
快適に山も自分も傷つけない方法を、
探っていかなければならない。
どっちが偉いとかじゃなくて、
お互い仲良くするために。
お互い嫌な想いをしないために、
私がもっと寄り添わなければいけないと思いました。
自然は鮮やかに、時には怖ろしいほどに、
姿を変えていきます。
山が好きで、山と共に生きていきたい私が、
これからしなければならないこと。
日々考えていこうと思います。
たぶん経験を積んでも、
この登山は一生忘れないと思うなぁ。
ありがとう、千ヶ峰。
もっと勉強して、経験して、今度は頂上にお邪魔します。