葛飾北斎展に行って来た。
初めて、きちんと北斎の絵を観た。

北斎は、一生『絵がもっと上手くなりたい』だけを考え生きていたらしい。酒も飲まず、着る物にも無頓着。放蕩息子の借金を返すのに、常にお金に困っていたという。
しかし、北斎の絵は、底抜けに明るい。この明るさは世界を救う。と、思う。
発想・表現の豊かさ、物を見る目の斬新さと鋭さ、それを支えるユーモア。
西洋の画家、ゴッホやドガが影響を受けたという、北斎の感性。
生きる事に悩んでいる方、ぜひ、絵を観てください。自分も、こんな絵のようなドヤ顔の老人になりたい!と、生きる希望がわいてきます。
絵を観て、思わず笑ってしまいます。
大鷲までがドヤ顔です。
何故か、猿引きの絵には泣けましたが…
とにかく、私は、北斎爺さんに惚れました。遅いっ!