木目込み人形の事ですが、以前職場の人に
『布貼るだけ、簡単だよね?』
『よくある市民講座で作った事あるけど』
材料調達する人形店がその市民講座の先生されているのですが、2時間で完成させるため
ボディの磨きを完璧にして持って行くそうです。
実際これは童子の浴衣裾の部分修正ですが
左前部分が右前生地にささっているようになってる
あり得ない状態です。これを修正したのが
懐に懐紙を入れるため膨らませる
袖を立体的にする
傷を埋める
ひだを均等にする 溝の太さも均等に
欠けているところ修正
袖、十二単を重ね着しているように
コレもどこまで修正するか、自分とのたたかいです
1.2年かけても、良いもの作りたい!思うのか
初節句に間に合わせたいとある程度で妥協するか。
布を貼れば良いだけのものではないのをわかって欲しいですね