こんにちは
前回の記事では・・・
フジテレビ系のドラマの ”白い巨塔” を 取り上げましたが・・・
主人公の 財前教授は・・・
”自らの死” を 間近に迎えて やっと・・・
それまでの 自分自身の行いが ”間違っていた” ことに 気づき・・・
最期に 医師として・・・そして 人間としての・・・
”あるべき道” に 戻ることが できたようですね。
そして このドラマでの エンディング曲に なっていたのが・・・
ヘイリー・ウエステンラさんの ”Amazing Grace” でした。
それは なぜか？ というと・・・
この曲の 歌詞の内容が まさに・・・
財前教授の人生を 代弁するに 等しいものだったからです。
今回の記事では ２０１０年３月に ご紹介した・・・
”Amazing Drace” の 解説記事を 再アップいたします。
世界的な名曲の ”その意味” について ここで 改めて 考えてみます。
以下が ２０１０年３月２０日の 記事の内容です。
この曲は もともとは 教会の讃美歌でした。
イギリスの ”ジョン・ニュートン” という商人が・・・
”黒人奴隷貿易” に 関わったことへの ”後悔” を することになり・・・
その後 船を降りて 勉学を重ね・・・
やがて ”教会の牧師” となり・・・
１７７２年に ”神への感謝の気持ち” で この詞を作ったと 言われています。
歌詞の内容を 訳しますと・・・
アメージング・グレース・・・（”驚くべき 神の恵み” と 訳されます）
なんという やさしい響きか・・・
私のような者も 救ってくださる。
私は かつて 道を 見失っていた。
でも 今なら わかる。
私は ”盲目” であった。
でも 今なら 見える。
”神の恵み” が 私の心に ”畏れ” を 教え・・・
”神の恵み” が 私を ”恐怖” から 救ってくれる。
”神の恵み” が 現れたことの なんと貴重なことか・・・
その時が 私の信仰の 始まりだった。
いくつもの 危機・・・苦しみ・・・誘惑を・・・
私たちは すでに 経てきたが・・・
”神の恵み” によって 私たちは 守られ・・・
これからも 私たちを ”安らぎの場” へ 導くだろう。
これから 何万年 経ったとしても・・・
”神の恵み” は 太陽のように輝き・・・
私たち人類は ”神の恵み” を 歌い 讃え続ける。
最初に 私たちが 歌い始めた時よりも いっそう大きく・・・
最近（２０１０年） テレビで・・・
アフリカの 世界遺産の ”奴隷収容施設（ゴレ島）” を 紹介していました。
昔は 現地の黒人たちを ”強制拉致” して・・・
アメリカ大陸に 送り込み・・・
労働力として まさに ”家畜同然” に 扱っていました。
黒人たちは 愛する家族との絆を 引き裂かれて 売られました。
そんなことが 当然のように 行われていました。
そんな中 奴隷貿易船が 嵐で 難破しかけ・・・
この歌詞の作者である ジョン・ニュートンが・・・
必死に 神に祈り続けて 助かったということがありました。
その後 彼は 奴隷のたちの扱いを 改めて・・・
奴隷たちへの待遇を 改善したそうです。
やがて 彼は 奴隷貿易から 完全に 撤退することになりました。
その ”劇的な経験” は・・・
まさに ”神の導き” であり・・・
彼が ”神の恵みを受けた” と思うのが 自然かもしれませんね。
それで こんなに美しい詞が 誕生したんですね。(^-^)
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以上が ２０１０年の 記事の内容でしたが・・・
作詞者の ジョン・ニュートンは・・・
自分の生命を 海難事故によって 失いかけましたが・・・
そこで ”神の加護” を 得られたことによって 助かり・・・
それまでの人生を 大きく ”反省する” ことになり・・・
そこから 新たな人生を スタートさせたようです。
”奴隷売買” というのは・・・
まさに 奴隷たちの ”人間性を無視する” 残酷なものでした。
そして その ”過ち” に 気づくことなく 人生を 送っていたことに・・・
ジョン・ニュートンは ”盲目であった” と 思ったわけです。
このたび 取り上げたドラマでの 財前教授も・・・
”自らの死” に 直面して・・・
それまでの ”盲目的な人生” を ”反省する” ことになり・・・
最後に 人間として ”救われた” ことになったようでしたね。
私たちは 人生での ”大きな出来事” によって・・・
それまでの 生き方を ”考え直す” ことが よくあります。
それは “奇跡” にも 感じられることがあり・・・
それは ”感謝すべきこと” であるとも 思われます。
しかし 私たちは 人生を ”考え直す” よりも・・・
”盲目的な人生” に ならないために・・・
いつも 自分自身を ”見つめ続ける” ことが 大切であるようですね。
このブログも おかげさまで 本日で まる４年を 迎えることができました。
これもすべて 読者の皆さまの ご支援の 賜物です。
今後も 充実した内容の記事を 心がけて参りたいと思います。
これからも どうぞ よろしくお願いいたします。