Salut!
やまぶーです☆

先日、息子とお買い物に行っていたら
2-3歳と思われる小さなお子さんがカートを押していました

我が家にもそんな光景があったなあ
と微笑ましく見ていたのですが

乗っかってしまったのか
気付いたら
カートが倒れてしまい
買い物中のカゴも ひっくり返ってしまって


すぐにお店の人や
おばあちゃんとお母さんらしき人が
カートとカゴを戻していました


お子さんは 黙って立っていました


この時 私は
ビックリしたろうに 泣かないで偉いな

と思っていたのですが

保護者の方は違いました

カートに乗っちゃダメでしょ!
誰が悪いの??
ねえ!誰が悪いの??

と責め立てたのです

そのことで
お子さんは初めてギャーと泣き始めました



その様子を見て
ハッとしました


恐らく息子が同じくらいの頃
私もそうしていたかもしれない

と思ったのです

今も同じです
もう5歳だから
もうすぐ6歳だから
わかるだろう
できるだろう

そう思ってしまうのですね


息子が2歳とか3歳の頃も
やはり もうわかるだろう
と思っていました

だから
ウチの子はきっと他の子よりたくさん注意を受けているかもしれません

いや、もしかしたら
ウチの子はよくわかっているから
もうわかるだろう
もうできるだろう

そういう想いはきっと
多くの親にあるのかもしれません


でも
命に関わらない限りは
きっと叱る必要のあることなんて
そんなに無くて

優しく諭してあげればいいだけなんですよね

できるようになるまで
何度でも


とても根気のいることです

でも
もし我が子が他人の子だったら
笑って 怒りもしないようなことでも
我が子がすると 怒ってしまう

そういうことって多いですよね


もちろんその中には
対外的に仕方なく怒っておくこともあります

世間は子どもを叱らない親にも
時に厳しいのです


なんだかんだ言ったって
まだまだ子どもです

出来ることが増えても
わかることが増えても

やっぱり 子どもなのです

そして大人も
同じように完璧な人なんて いないのだから


まして成長途中の子どもには
叱るより諭すことの方が
大事なんじゃないかな

と思います



びっくりしたね
危なかったね
こうなっちゃうから
だから乗っちゃいけないんだね
もう乗るのはやめようね


そんな風に語りかけられたらいいなあ


私 そんな風にできてるかなあ

できてるときと
できてないときと

私もやっぱり完璧ではないのだなあ

だから 息子にはいつも

ーーーーー
お母さんだって完璧じゃないんだから
失敗することだって
間違えることだってあるよ
イライラしていれば
小さなことで怒ってしまうことだってある

でもどんなに怒ってしまったって
あなたのことが大好きなのは変わらないからね
ーーーーー

と言って保険をかけている

それがいいか悪いかはわからないけれど

人は皆完璧ではない ということ

誰でも失敗する ということ

誰でも間違える ということ


だけどみんな
なるべく完璧であるように努力するんだ
その努力の中に成長があるんだ

そんな風に伝えられたらなあ

と思っています


もちろん 目指した完璧のカタチは
みんな違う ということも伝えた上で


本人だって
自分は成長してなんでもわかっている
みたいな顔しているけど

まだ たったの5歳なんだもの

人の振り見て我が振り直せ


もう少し長い目でみて
子どもを叱らないでいきたいなあ