知り合いの方のご厚意で 近くの山にみかんがりにでかけました。

畑の収穫係の真剣な目 ミカン畑でも真剣です

大きいのがお父さんへ これは お母さんへ まずはお土産のミカンを選んでいる

2歳児は ハサミを持つお兄さんの真似 でも難しい

みかんは 拾うもの 皆の落としたミカンを目ざとく見つけ ゲットです

子ども達に安全なみかん 「消毒がかかっていないから 子ども達には是非食べさせてあげたい」ありがたい ミカンのプレゼント・・・

お弁当の日 お母さんの手作り弁当をミカン畑で 広げていただいてきました・

静岡はあったかく 春のようなミカン畑 のんびりと お弁当を楽しんでいると

畑に 農家さんがやってきて いきなり「自然農法とやらと言って作るのは いいが 

近隣の作物が病気を移され 草の種をばらまかれ 迷惑をかけていることを考えてくれなければ困る」「山に入る以上 構図を確かめることくらいやり 農業委員会にしたがって」とお小言を頂いてしまい 真っ青です

ご厚意でミカン切をお願いして 出かけただけの私たちは どうすればいいのでしょう 

前日に 下見をさせていただき 農地の確認もすまし

 他の人の土地には 入っていない

人の家のミカンは 採っていない

なんだかわからない ことだらけですが 私たちが自然農法で田んぼでお米を作っていることも イラつかせているような お話も飛び出し

自然農法での理解と 農家でないものが 作物を作る事の壁が高いことを

子ども達のミカン狩りでも思い知らされ とてもつらい みかんがりとなりました。

子ども達が丁寧にミカンを取り 家にお土産をリックに大事に詰める子ども達の笑顔

小さくても 10個も 自分のリックに入れて 立ち上がれなくしりもちをついた

一歳児のあどけなくも 頑張る姿に 救われながら 

子ども達は お土産背負い ルンルン

私たちは 思いがけない お叱りと 指摘の難解さに 泣きたい気分で山を下りてきました。

ミカン園のおじさん「見たくれは 悪いが 味わいいよ」」「ここの子ども達だったら山も平気で登れるから」と提供してくれた ご厚意に感謝して出かけたのに

放置林 放置茶園 放置田 子ども達と野良仕事にチャレンジし チャレンジの場を与えていただいていたことが 何も知らずにいた 奥にある課題

私たちにとっては 新たな大きな宿題となった みかんがりでした。

「子ども達に安全なものを」追及する 難しさですが

みかんはとても甘く 有難いミカンに 心を静めながら 明日からも野良仕事に頑張ってゆこうと思っています。