小学生の頃の思い出で1番印象に残っている事は?
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今日は肌寒いわ
しかし、ほうれん草が芽を出しました!
●Nさんの変化
Nさんのことはとても印象に残っています。
小学5、6年生の時に同じクラスになりました。
同級になるまでのNさんの印象は…
ピアノの上手い優等生。
でした。
雲行きが変わってきたのは、Nさんと仲良しだったSさんが転校してしまったことにあるようでした。
Sさんと離れてしまったNさんは一人でいることが多くなりました。
決して仲間はずれなどではなく、Nさん自身が、他の生徒たちから離れようとしていたようです。
心を開けなかったみたい…
※画像はPixabay様より
●卒業文集が…!
私と同級になった5年生以降もNさんは一人行動を貫きました。
ある日、私がNさんの服を「その服、いいね」と褒めた時に、
「不良はね、早く春の服を着るものなの」
という答えが返ってきたことを覚えています。
不良になりたいのか
なんて当時の私はただボケっと思っていただけでした。
小学校生活の思い出を作文として寄せ集めるどこでもある文集です。
Nさんの作文がかなり話題になりました!
※うろ覚えですが…
★校庭でドッヂボールなどして遊ぶクラスメイトたちのことは…
「みんなバカやって楽しんでる」
★楽しかったキャンプのことは
※Nさんはキャンプ中「お腹が痛い」とうったえ、途中で帰りました。
「キャンプで作ったご飯なんて、不味くて食べられた物じゃなかった」
★最後に…
「いろいろあったけど、これでみんなとやっとおさらばね!」
いや…凄かったです。
ハンコのように正確で小さな文字で書かれた作文には、罵詈雑言
私達…Nさんに酷いことした?
と訊きたくなるほど…
反抗とはそういうものなのでしょうか…
それとも…?
●その後…
中学以降、やはり…Nさんは不良と呼ばれるようになりました。
中学では同じクラスになったことがなかったけど、学校もいつの間にか来なくなったようです。
あまりの悪評からか、中学卒業後はどこの高校にも入れなかった…と聞きました。
時は過ぎて…
●同窓会の報せで…
40代くらいの頃、同窓会の報せをくれた友人が、
「まだ私達40代なのに、(同窓生が)3人も亡くなってるんだよね…」
とぽつんと言ったことに驚きました。
2人の同級生が亡くなったことは知っていました。
2人共、若くして病気で亡くなりました…
あとの1人については…
「Nさんだよ…覚えてる?
すごい不良だったよね?
彼女…自◯したらしいのよ…」
息を飲みました。
この界隈一番の不良だった同級生と自◯…結びつかないような気もしましたが…
Nさんに何があったのかは、友人も判らないとのことでした。
頑なにクラスメイトの誘いを拒絶していたNさんの、意思を感じさせる強さと折れそうに細い姿が忘れられないな…
その人のことはその人でないとわからないものだ、とは言いますが、やるせなかった思い出です…
Nさんを「間違ったんだよ」と否定することは簡単だけど、
「何故、間違えたのか?
何を間違えたのか?」
を言うのは簡単ではない気がします…
もっとNさんを知っておきたかった…
ふとそんな今更な言葉を思い出したりすることもありますね…
R.I.P…
(安らかに眠れ…)
読んで下さってありがとうございます
●BGM
では今日は、この曲を…!
もう一度あんな気持ちで、
夢をつかまえてね
So you don't have to worry, worry
(訳:だから、心配しなくてもいいんだよ)
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから』
Nさんがこの歌を大好きだと言ったことが、当時は意外な想いがしたけれど、今となったら、
「わかる気がする遅いけど…」
と思いますね…