渋谷のbarに行く前には
いつも上野のトンカツ屋で腹ごしらえしてから出向いた。
そのbarも、トンカツ屋も、どちらも今は閉店してしまった。
barの方は、数年後、行きつけになる店を、新たに見つけたが
とんかつ屋は、いつも行きたくなる店は見つけられずいた。
昨日の夕方に、髪を切った後、車の中で雑誌をパラパラめくっていた。
美味そうな とんかつ屋を、都内に2つ見つけた。
ひとつは、目黒にある有名な“とんき”で...
電話したところ、お盆休み中なことを丁寧に告げる
初老の男性の声で、メッセージが流れた。
もう一店の方は、快活な女性の声で応対してくれて
ラストオーダーが21時半、閉店が22時と案内してくれた。
首都高速に乗り、JR駅に近い その街へは40分ほどで着いた。
山手線でない、その駅にはなじみは薄く、1,2回来た程度だった。
夜に来たのは初めてであったが、良さそうな店がいくつか見かけられた。
戸を左に滑らせ開けて、店内に入った。
店内は ほぼ満席だったが、白木のカウンターに案内され腰かけた。
雑誌で勧めていた、“上ロースかつ定食”を注文。
しばらくして、お新香、とんかつ、ご飯、味噌汁の順に
カウンター越しに、手渡された。
かつは、とても美味しかったが、それよりも特筆すべきは、味噌汁!
とても熱々で、手渡された時に、火傷するかも思ったぐらい熱かった。
味噌汁の具は、玉ねぎやゴボウだった。
けっこう、かつが大きかったので
食べきれるか、または食べ飽きないかが気になったが
味噌汁が冷めずに最後まで熱々だったので
かつを脂っこいとは最後まで感じずに、全部を食べ終えた。
かつの断面は、こんなふう。
お店の方が20個前後の全卵を、ボール内で丁寧に掻き混ぜていた。
この店には、また来たくなった。
どうかな? 美味しそうでしょ^^
かつは、食べないかな♪

