気づいていなかった やさしさ | 心のおもむくまま、時の流れるまま

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いろんな出会いがありますよね

連休は それほど遠出もせずに終わった。

さっき 剃らずに伸ばしてあった無精髭を剃った。

濃くはないが 明朝剃るには時間がかかるからね。



風邪は 残念ながら 完全には治らなかった。

でも病院で処方された薬を飲んでいるから もう少しで治るだろう。



逢えはしなかったけど ここ最近は毎日エリコとメールをしている。

お泊りデート後も “風邪の具合はどう?”と、何度かメールで訊かれていた。

喉の痛みは治まったや、咳はまだ出ている、などと報告していた。



数日前のエリコからのメールで

デートのあと エリコも体調を崩していたことを知った。

私とのデートの翌日には、熱を数日出して、その後は咳が続いていて...

体調が回復の方向に向かってきたから、私に初めて伝えたようだ。

とても驚いた。 彼女は自分の体調の悪さを伝えずに、私を心配してくれていた。



逢った夜、私はうつしてはいけないと思ったから...

“今日は帰って、明日の朝来ようか?”と訊いたけど

「大丈夫だよ。帰らなくていいよ。」と、エリコは言った。

結果的に その言葉に甘えてしまって、あの夜を一緒に過ごしたのだが...



エリコは 自分の体調の悪さを伝えると 

私が悪かったなと思うだろうし、私に そう思わせたくなかったんだろうな...



“ごめんね。 言わずにおいてくれたんだね。 優しいな”と、すぐに返信した。

「熱のあとは、数日声も出なくなったけど、もう快方にむかっているから大丈夫」

「風邪は仕方ないよ。楽しかった分、当たり前だと思ってるよ(笑)」

「私は優しくないよ。 優しかったら、最後まで言わないよね。」



風邪のつらさを深刻なように書いていなかった。

風邪をうつした、私を責める文字も見当たらなかった。



なんと言うのだろう。 上手くは表現できないが...

こんなに どうして相手を思いやったメールを書けるのだろう。

読んで、惚れ直したというか、さらに惚れてしまった^^

そう書いて、メールした。



エリコの風邪も早く治って欲しいな。

しばらくは逢えなそうだけど、そう願ってる。