前向きな気持ちには、次の2つの影響が大きいと考えています。
(1)免疫力
(2)脳の休息
先ず、(1)免疫力についてです。体の免疫が正常に働かないと、体が常に炎症状態になっていることになります。
体は、細菌やウイルスばかりでなく、毒素や様々な化学物質にさらされています。体外から入ってくるこれらを外敵とみなし、免疫抗体はこれらを排除しようと働きますが、免疫抗体が過剰に働いてしまう状態が「アレルギー」です。花粉症は、スギ花粉などの草木の花粉に、免疫抗体が過剰に反応してしまう症状です。これを抑えるには、免疫抑制剤を用います。花粉症症状は、治まりますが、免疫力が抑制された状態は、体を危険にさらしているようなものです。
花粉症の症状が出ているとき、頭がボーっとして冴えないことがありませんか。体の炎症状態は、思考力に影響してきます。つまり、頭がボーっとした状態では、前向き思考は難しくなってしまうのです。
では、免疫力を正常にするには、どうしたらよいでしょうか。
「食事」です。
例えば、藤田紘一郎さん(東京医科歯科大学名誉教授)は、免疫力は腸がつくると言っています。
●藤田紘一郎 著「アレルギーの9割は腸で治る! クスリに頼らない免疫力のつくり方」だいわ文庫、2011年2月
免疫力は「70%が腸管の働きで、残り30%は心で決まる。」とも言っています。(148ページ参照。)
腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌と日和見菌とがありますが、善玉菌が減ると腸が荒れます。善玉菌は、腸の内壁細胞の栄養素を作り出しているからです。善玉菌を増やすには、「食事」が大切です。善玉菌が増えると、腸管の働きが良くなり、免疫力が高まるのです。
次回、検証していきます。
