ピッチャーは投げるだけという勝手なルール
先日の、テレビ番組のスポーツコーナーで、こんなコメントを元プロ野球選手が言っていました。
「渇だ!」の番組です。
そのコーナーで、広島カープの前田健投手は、投げることも注目を浴びているが、この選手のすごいところは、ピッチングだけでなく、バッティングも走塁も全てにおいて全力だ!
という内容のものでした。
その言葉の通り、ある試合での前田投手は、ヒットを放ったかと思うと全速力で走塁し、次のバッターがヒットを打てば、ホームでスライディングをするなどの高校野球さながらのプレーを披露していました。
これ、プロ野球の試合です。
私もそのVTRを見た時は、清々しさを通り越して、感動さえ覚えてしまいました。
ピッチャーだから・・・○○○○でいい・・・・
そんなことを誰が決めたのでしょうか?
恐らく私の知っている、プロ野球の投手の95%以上は、ピッチングに全てを賭けています。
でも、前田投手のように(若さもあると思いますが)全力で全てのプレーを行うことを否定する人はいないし、それがあるべき本当の姿だと改めて思い知らされました。
ピッチャーだからピッチング以外で怪我をしないようにとか考える前に、全力で守りも攻撃も攻める姿勢・・・これがチームにもたらす影響は、想像以上に大きいと思うんです。
張本さんが
「誰が、ピッチャーは一生懸命走ってはいけないと決めたんですか?」
と怒りをさらけ出していましたが、全く同感で、そんなプロ野球選手を見た学生たちに未来はないと思います。
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先頭打者ホームランが結構出るのは何故?
プロ野球でよく見かけるシーンですが、先頭打者ホームランって結構ありますよね。
意外と多く出るのは何でなんでしょうか?
1つは、打者が初球に来る球を読んで、その球が思った通りに来た場合、球種だけでなく、コースもです。
そして、投手も第1球目は、できるだけストライクを取って調子に乗りたいという心理が働きますから、狙ってはいなくても甘い球になってしまうということが少なくありません。
ですから、1番バッターは、このピッチャーの心理を知った上でバッターボックスに入るとまた、打率も変わってきます。
野球とは、運動神経や動体視力などの能力も高い方が有利と言えますが、それぞれの癖はパターン、それから心理的な読みなどもできるようになると、スキルを上げることができます。
あとは、ピッチャー交代の時もそうです。
特に、学生の野球ではピッチャーが交代する時は、大体、前のピッチャーがノックアウトされた時ですから、次のピッチャーは打たれないようにそして、リズムを変えるためにも、ストライクから入りたいものです。
このファーストストライクを見逃さず、ミートできれば、ピッチャーは萎縮してしまい、攻撃側は攻撃の勢いに更に拍車がかかるということになります。
この、たった1球が、野球の流れを良くも悪くもするということを忘れないでください。
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1塁へのグローブトスは動きながら
よくテレビで見かけるシーンですが、バントをして1塁側にボールが転がった時、ピッチャーがボールを取る、1塁手がボールを取る・・・いろんなパターンがあると思います。
セカンドが1塁ベースのカバーに入ることもありますが、このような時は、1塁ベースが空きます。
ランナーは必至にセールになろうと1塁ベースに走る。
野手も1塁でアウトを取るために体制を整える。
内野手はいつもは、1塁ベースに1塁手がいる状態でボールを投げるので、これがパターンとして刻み込まれています。
でも、この時こそは、みんな1塁ベースに向かいながらボールを投げ、ボールを受ける・・・という作業になります。
よく、これでタイミングが合わなくてセーフになったりエラーしたり・・・これが失敗パターンです。
これを、最大限に成功させるためのコツがあります。
失敗した時のパターンで多いのは、ボールを投げる人の動きが止まってしまうこと。
ボールをキャッチした後も、1塁側に走りながらボールを1塁へトスすることがポイントです。
1塁ベースでボールをキャッチしようとしている野手も動きながらです。
だから、ボールを投げる側も走りながら・・・これでお互いのリズムが取れます。
忘れないでください。
些細なことのようですが、こういうことは案外、誰も教えてくれませんからね。
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