福地寿樹(カープ現役/二塁手/Aランク)
成長タイプ:普通/普通
215人目は広島東洋カープ 福地寿樹 選手です。
やきゅつく2ではカープ所属となっていますが、一般的にはどこの所属のイメージが強いんですかね?
やはり2年連続盗塁王を獲得したときの、ヤクルトでしょうか。
カープ時代は代走要員どまり、活躍らしい活躍と言えば横浜吉見投手からノーヒットノーランを阻止する二塁打を放ったことくらいしか浮かびませんが・・・
西武移籍後、河田雄祐コーチと出会うことで打撃開眼、打てさえすれば敵なし、一気に主力の仲間入りを果たしました。
やきゅつく2での福地選手は、計3回在籍しています。
しかし最初の2回は代走止まり・・・
打撃コーチは野村謙二郎→谷繫元信→松井秀喜→田淵幸一→佐々木誠と目まぐるしく変わりましたが、誰一人福地を打撃開眼させることはできませんでした。
そして三度目の正直をめざして、新世紀168年、福地選手はみたび入団します。
当時の打撃コーチは、過去の在籍中、福地選手を開花させることができなかった、野村謙二郎でした。
卓越なる打撃技術で、エルドレッド選手など多くの選手を開花させる指導力を誇る、名指導者です。
前回、前々回のの失敗を糧に、指導にも熱が入る野村コーチ・・・
「月に向かって打て」
「真剣を使って素振りをしろ」
「スケールの大きいスイングをしてやろうと」
「ボールがピュッと来たら、こうバットがパッとでますから、こうブワ~ンと、なんていうんですかね」
「ほんの少しスパイスを加えれば打てる」
等々、過去の偉人たちの格言も交え、指導を続ける野村コーチ・・・
その結果!!
新世紀172年 .261!
新世紀173年 .260!
新世紀174年 .253!
新世紀175年 .262!
名指導者野村謙二郎でも開花させられなかった、やきゅつく2の福地選手。
こうなったら、最後の手段しかありません。
「河田雄祐を招聘しろ」
報酬に糸目はつけない、オーナーから厳命が下ります。
河田コーチを招聘するべく、球団社長は駆けずり回ります。
が、しかし、そこに残酷な結末が待っていました。
やきゅつく2に・・・
河田雄祐は・・・
いない・・・
そう、やきゅつく2に、河田雄祐は、収録されていなかったのです。
それはつまり、やきゅつく2で福地選手を打撃開眼させることは、不可能であることを意味します。
なんということでしょう。
こうして福地選手は河田コーチと出会わない世界線で、生き続けることになったのでした。
現実世界で、河田コーチと出会ったあとの福地選手の打率.278。
いっぽう河田コーチと出会うことのなかった、やきゅつく2での福地選手の打率.253。
打率を2分5厘上乗せできる男、河田雄祐。
恐るべし。
~福地寿樹~
<通算成績>
実働16年 レギュラー5年
1665試合 4393打数 1113安打
.253 18本塁打 369打点 315盗塁
<キャリアハイ>
128試合 413打数 108安打
.262 5本塁打 42打点 40盗塁
<年度別成績>