こんにちは。
先週とうって変わって、雨が多いですね…
そして週末は雪が降るかもという予報。
頼みますから練習したいので、なんとか降らないで欲しいと思う今日この頃です。
先日に、違う学年ですがお父さんとお話をしていて考えさせることがありました。
それは、低学年時に上手だった子が4年生になって思ったより伸びていないというような話でした。
このことは息子のいる学年や1つ上の学年でも似たようなことが起こっているので、
そういうことは往々にして起こるのかなあと思っています。
その原因を私なりに考えてみました。
まず、共通項がいくつか思い浮かびました。
【共通項】
・運動神経が他の子と比べて良い
・ほんわかした(マイペースな)優しい性格
※ほんわかしている(マイペースな)ことを否定する気は毛頭ございません。
・お父さんの練習参加率が高くない
前提としてですが、これから記載することは上述の内容から考えられる考察であり、
そのこと自体を否定しているわけではないということをご理解ください。
とはいえ、各ご家庭のお子様が「あれっ?、思っていたより上手くなっていない!?」などと感じた際のヒントになれば幸いという思いです。
■運動神経が他の子と比べて良い
→このこと自体は大変良いことです。ほかの子と比べて一度言われてできてしまう、もっと言うと何も言わなくてもできてしまうということが起こります。
そうなるとどうなるか?プレーに対しての基礎が疎かになってしまったり(ゴロの捕球体制や投げ方等)、体をどう動かすかを考えずにできるので、一度スランプに入るとなかなか抜け出せないという状況が起こるかなあと。
■ほんわかした(マイペースな)優しい性格
私の小学生時代と比べて喧嘩というものが本当になくなりましたよね…
平和なのはいいことです。むしろ、自分の物差しが時代に合っているのか不安にさえ覚えます。息子はじめ他の子どもにもまあまあ叱りますからね…
※ほぼ素人の癖にいっちょまえに叱るなと言わないでください笑
少しだけ話が反れますが、
私が叱る時はプレーの内容というよりも、誰でもやればできることを手を抜いてやっていない時だけです。声を出さないとか、全力疾走しないとか…
こと、息子の所属する学年は往々にして全力プレーをやりきらない子が多く…
これはまたいつか書きます笑
さて、本題に戻しますと、ほんわかした(マイペースな)性格によって生じることは何か?これはほんわかしていることによってなのかどうかは定かではありません。
しかし、息子のいるチームで該当する子に共通しているのは野球脳がうまく上達していないということです。
低学年の時は、打って捕って走れれば上手というシンプルな評価になりやすいです。
かたや高学年になってくると、ゲッツーやサインプレーもそうですし、インフィールドフライやボークなどルールも加わります。そしてバントやエンドランなども加わり、盗塁も低学年時に比べて圧倒的に難しくなります。
ほんわかした性格というのが、他の子のプレーへの関心が高くないことを引き起こしているのではないかなあという仮説です。
野球のプレーの選択肢は何千通りなのか、何万通りなのかそれ以上あるのかわかりません。その中で自分自身が体験できる選択肢というのはごくわずかです。
そう、プロ野球のプレーはもちろん、他の子のプレーを見ることによっていくつものプレーを学ぶことが大事となります。
この差が高学年になると思った以上に大きく、プレーについていけないということも生じます。
私自身も低学年当時にそんなことになるとは想定しておらず、大変反省しています。
性格というよりも、他の子のプレーを見ることの重要さを最近特に感じています。
■お父さんの練習参加率が高くない
これも誤解がないように伝えます。
本当に上手なお子様のご家庭は家でも練習をしています。
そしてその練習を一緒にやる、もしくは見守るというケースが多いという印象です。
お父さんという記載をしていますが、お父さんがいらっしゃらないご家庭、もしくはお仕事が忙しくお父さんがなかなか練習を見ることができないというご家庭で上手な子どもは、概ねお母さんが野球が上手という傾向があります^^
※お子さんと練習をしてキャッチボールが普通にできるようになっていたりします
ビジネスワードでPDCAという言葉があります。
念のため、ご存じない方のためにWikipedia先生のリンクを貼ります。
少年野球に当てはめて考えると「C」というのは「チーム練習」の場であると私は考えています。それぞれが何に該当するかを記載しますと
「P」→日々の自主練習に何をするか?
「D」→日々の自主練習
「C」→チーム練習
「A」→チーム練習の元に次の自主練習への反映
というように考えています。
つまり、チームの練習に保護者の参加が少ないということは
CHECKがきちんと行えていないと考えています。
中にはご参加がどうしても難しいご家庭もあるかと思います。
その際は子どもへどうだったかのみならず、監督やコーチとコミュニケーションをしっかりとることで補うことができるかと。
長々と記載してしまいました。。
まとめますと、タイトルに書いた通り、
「センスには限界がある」と感じています。
おそらく、センスでプロ野球選手にまでなってしまう人という方もいらっしゃるのでしょう。とはいえプロ野球で素晴らしい結果を残した選手のお話をYouTubeで聞く限り、センスのみならず相当な努力をしていることは間違いないかと。
前にも記載しましたが、
「努力は嘘をつかない」
この言葉が改めて大切だなあと思うのでありました。
それでは。