未熟者が球界の財産です | 日本一プロ野球に詳しい山田太郎のブログ

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こんばんは。山田太郎です。

この時期のプロ野球界の若手選手は

一軍生き残りをかけて必死です。

ですが、結果が出なければ厳しい現実も…

ロッテ・大嶺祐炎上…伊東監督、次のチャンスは「ありません」⇒http://goo.gl/GJ8tQ2

ひぇ~!キツい……。

仕方ありません。まだまだチャンスはあります!

腐らず練習に励んで欲しいですね。

そして、それよりもさらに厳しい環境で

プレーするのが日本の独立リーグの選手です。

今年はラミレス選手が月給40万円で入団し、話題になりました。

が、現場は色々とあるみたいです…。




※Sportsプレミア2月21日号より

二宮清純「独立リーガーよ、木田、ラミレスを“養分”にして羽ばたけ!」

…今年で10年目を迎える野球独立リーグ

「四国アイランドリーグplus」の創設者は

元オリックス監督の石毛宏典さんです。

メジャーリーグのドジャースでコーチ修行をしていた頃、

NPBに入れなかった日本の多くの若者が

チャンスを求めて海を渡っている現実を知り、

日本での独立リーグ創設を決意します。

2005年4月29日、開幕セレモニーでの

石毛さんのスピーチは胸に響きました。

「今、このグラウンドに立っている選手が

私の財産です。未熟者の選手が球界の財産です。

夢に賭ける若者が日本の財産です。

四国アイランドリーグという花壇ができました。

100名のタネを持った若者が花を咲かせようと

今日から努力します。

皆様方の水と肥料が必要です」

育成の対象は「未熟者」ですから、当然の

ことながら創設時、NPBやMLBの経験者は

ひとりもいませんでした。

また、それが石毛さんの方針でした。

これが撤回されたのは2年目からです。

「元NPB選手と間近で接することでレベルアップを図る」

という理由に依るものでした。

アイランドリーグから2年後に発足した

「BCリーグ」は初年度からNPBの

OBを選手として受け入れてきました。

目下のところ、日本の独立リーグを経由して

NPBに復帰したケースは4例あります。

山田秋親(アイランドリーグ・福岡-千葉ロッテ)、

正田樹(BCリーグ・新潟-東京ヤクルト)、

クリス・カーター(BCリーグ・石川-埼玉西武)、

金森敬之(アイランドリーグ・愛媛-千葉ロッテ育成)。

現在は元メジャーリーガーの木田優夫投手が

NPB復帰を目指して、BCリーグの

石川ミリオンスターズで営業や

GMを兼任しながら昨季からプレーしています。

「150キロ近いボールが投げられれば

採用してくれる球団も出てくるんじゃないか……」

45歳の木田投手は、まだNPBの

マウンドに再び立つことを諦めてはいません。

そして、このほど、NPBで外国人史上初の

2000本安打を達成した元横浜DeNAの

アレックス・ラミレス選手がBCリーグの

群馬ダイヤモンドペガサスに入団しました。

名球会入りしているバッターが

独立リーグでプレーするのは初めてのことです。

打撃コーチ兼任で月給は40万円。

独立リーグでは給与が支払われるのは

シーズン中(3月~10月)のみのため、

昨季の年俸が3億5000万円(推定)ということは、

報酬は100分の1以下です。

シーズン中、NPB球団からオファーが

届いた場合には、契約を解除できる条件になっているそうです。

ラミレス選手はNPBで13年プレーしているため、

NPBでは「外国人」扱いとはなりません。

パワーヒッターが故障したり、極度の

スランプに陥った場合、彼の獲得に動く

球団が出てくるかもしれません。

独立リーグの関係者の中には、木田投手や

ラミレス選手のようなNPBを自由契約になった

オールドタイマーがプレーすることに対し、

これを疑問視する者もいます。

ある球団の監督は「独立リーグがマスターズリーグ化している」

とボヤいていました。

石毛さんの言葉を借りれば、「夢に賭ける若者」が

主役であるべきだとの考えです。

基本的には、そうあるべきでしょう。

社会人企業チームが激減した今、NPB志望者の

受け皿として独立リーグが果たすべき役割は小さくありません。

独立リーグが「花壇」であるなら、誰かが水を撒き、

肥料をやらなければなりません。

木田投手やラミレス選手のプレーや練習法は

NPBを目指す若い選手たちにとって、何よりの

手本となるに違いありません。

結果として、彼らの存在こそが「水」や「肥料」となるのです。

石川の端保聡球団社長は、木田投手を「生ける教材」

と評していました。

群馬においてはラミレス選手が

同じ役割を期待されています。

独立リーグの「若芽」には、彼らの「養分」を

吸い取れるだけ吸い取ってもらいたいものです。

またベテランにとっても、それは本望でしょう。

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日本の独立リーグの歴史は浅く、

まだまだ厳しい経営状態が続いています。

アメリカの様に『プロ球団の保有組織』

という形にできればいいのですが…。

日本の球団もそこまで余裕はありませんしね~…。

いろんなしがらみも邪魔しているみたいですし…。

とは言え、独立リーグからプロ野球界で

活躍する選手が増えてきているのも事実です。

若手・ベテラン問わず、一致団結して、

今後も日本の野球界を盛り上げていってもらいたいです。

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