ごくごくふつうのおむすびです。
生きる意欲がわいてくる。
自殺しようと思った人も思いとどまったり
ずっと食事らしい食事をとっていなかった子も
このおむすびは食べたという。
「おむすびを作るときは、お米の一粒一粒が息ができるようにと思って握ります」
なので、サランラップではなく
タオルに包んでおむすびが呼吸できるようにします。
一粒の米の命にさえ心を配る初女さんの思いは
目には見えないものです
それが
おむすびを通して、食べる人に伝わります
氣が元氣を生み出します
これが薬膳の中に出てくる
氣血津のなかの氣のひとつ。
食べ物のもつ氣に
相手のことや材料のことを想ってつくる氣が入ると
栄養素以上のものが
相手の体に入って
お腹と心を満たし
滞っていたはずの氣をうごかします。
お米がふわっとしていて
とっても美味しかったです。
ご飯を作るときも
この氣をこめてつくることは
大切ですよね
このあと
食べきれなかったおむすび3つを持って鍼灸院へいきました。
先生におむすびの話をしたら
「食べてみたい!!」
とのこと。
持っていたのでひとつおすそ分けしました
わたしの治療がすむや否やおむすびを食べだして
「美味しい!!」
と言って、もぐもぐしながら
私を見送ってくれました。
夜にひとつ食べました。
冷えても美味しい。
そして、またタオルに包み
翌日の朝も最後のひとつを食べました。
ビックリ
昨夜に食べたのと変わらないほど
お米もやわらかくて
水分もほどほどに残っているのです
お米が呼吸で来ているから
固くならないのですね。
そしてまた次回の鍼灸院へいくと
なんと先生はあれから
毎日タオルに包んだおにぎりを食べることにしたそうです。
つつみ終わったタオルを見せてくださいました(笑)
サランラップではないおにぎりが
相当美味しかったとのことです^^
ほんのちょっとの氣づかいで
美味しくなるご飯。
薬膳の基本です。
またやりたい