花粉症の方に会う機会が多いのですが、
やはりこの春の時期は、
とてもつらそうです。
そんなとき、抗ヒスタミン薬などの
病院で処方されたお薬を使うことで
楽になります。
しかし、注意したいことがあります。
それは、
「花粉症を抑える薬」は、
免疫力自体を弱めてしまう恐れがある
ということです。
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花粉症はそもそも、
本来害とはならない「花粉」に対し、
体が攻撃してしまっている
「免疫の亢進状態」です。
花粉症を抑える薬は、
その強すぎる免疫力をおさえているわけなので
花粉以外の通常の風邪などの
ウイルスなどに対する免疫も
弱まってしまうのです。
実際に、花粉症を抑える薬を服用している人が
だるさやむくみを感じたり、
眠くなったり、疲れやすくなったり
することも多いです。
これらの不調は、
中医学の視点でみると「気虚」の状態。
「気」が足りなくなっていることです。
この「気」というのは、
私たちの免疫力そのもの。
なんとなくやる気が出ない、
ぐるぐる考えすぎてしまう、
というのも、気虚と関係が深いです。
体には、体を守るために
備わっている仕組みがあるのです。
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ただ、一つ言いたいのは、
抗ヒスタミン薬がいけない、
というわけではありません。
つらい症状を緩和してくれる、
とてもありがたい存在です。
花粉症の症状が出ている人が
抗ヒスタミン薬を使うのも、
仕方のないことです。
つらい症状を我慢するほうがいいとも
私も思いません。
忘れないでほしいのは、
薬を使いつつも、
「体のサインにしっかりと向き合うこと」。
つらいときは、西洋薬を使って、
体を楽にしつつ、
根本的な改善にも
取り組んでほしいと思うのです。
花粉症は、体のバランスの乱れによって
出ているわけなので、
そもそも花粉症を発症しないようにしよう、
という考えを持ってほしいです。
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体が出すシグナル(不調・症状)には、
無駄がありません。
必ず意味のあることです。
これは、人生においても、
同じかもしれません。
何か「嫌なこと」が起きたとき、
私たちは、その「嫌なこと」を
取り除こうとしてしまいます。
例えば、子供が不登校になったり、
旦那さんが不貞行為をしたり、
収入が少なくなったり、
人間関係でトラブルが起こったり。
けれど、
「嫌なこと」を取り除くために
子供をどうにか学校へ行かせようとしたり
旦那さんと離婚したり、
転職を試みたり、投資を始めてみたり、
トラブルの人と距離を置いたとしても、、
それだけでは解決しないことが多いです。
その「嫌なこと」は、
ただ起こっているわけではなくて
私たち自身に、
何かを気づかせようと
しているのかもしれません。
だから、花粉症も、
人生で起こる「嫌なこと」も同じ。
私たちが自分自身で向き合って、
その症状が起こらないようにしていくのです。
・
中医学の大元は、哲学です。
だからこそ、
中医学の体の見方や治し方は
人生にも通ずる視点だなと感じます。
いま、私たちのもとに起きていることは、
すべて、私たちをよくするために
発せられている、サインです。
目の前にある「自分に都合の悪いこと」を
取り除いていたとしたら、
その「都合の悪いこと」は
今後何度も人を変え、状況を変えて
起こり続けます。
だからこそ、
「この課題の本質はなんだろう」
と問いかけてみたいのです。
花粉症であれば、
春の時期、ずっと抗ヒスタミン薬を
使い続けて
免疫力を落としてしまうのか。
それとも、体と向き合って、
花粉症を発症しにくくして、
自分の体のコントロール方法を身につけるのか。
目の前の一つの「課題」と
ちゃんと向き合って、
自分なりの「解」を
見つけ出すことができると、
それがとても楽しくなるはずです。
もしかしたら、
花粉症が、好きになるかもしれません。笑
・
話をまとめますと、
◉花粉症がしんどいときは、
西洋薬で緩和しよう。
◉でも、体の根本的な体質の改善を
していこう。
ということです。
具体的な花粉症の根本改善のヒントは、
こちらを読んでみてくださいね↓
できることから、始めてみましょう。
あなたの体も人生も、
もっと輝いていきますよ。
週末ですね。
今日の午前中は、夫と洋服と書籍の
断捨離をしておりました!
だいぶ手放して、すっきりした気持ちです✨
ものを持たない暮らしを、目指したいですが、
まだまだ道のりは遠そうです。
でも、だいぶ減りました。
空いたスペースに、
何が入ってくるかな〜!
楽しみに待っていようと思います😁
というわけで、
あなたもよき週末をお過ごしくださいね♩
ではでは!
瀬戸島
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