こんにちは瀬戸島瞳です
自然の味の活かし方シリーズ
第2回目の配信です
ご自身の好きな味や
身体の変化によって欲する味など
学んでみるといろんなことがわかりますよ
今回は「苦味」について
学んでいきましょう
苦味をもつ食材一覧。
ごぼう、茶葉、苦瓜、蓮の葉、
蒲公英、ドクダミ、アロエ、
うど、レタス、らっきょう、ジャスミン、
陳皮、菊花、よもぎ、酢、鬱金、
かぶ、オクラ、おこげ、銀杏、アスパラガス、
百合根、コーヒー、ココア など。
マイナーな食材も多いですね。
取りやすい食材といったら、
ごぼうや茶葉、レタス、かぶ、オクラ、
アスパラガス、コーヒー、ココア
くらいでしょうか。
そして現代社会では
「苦味」は嫌われる味であり、
加工される中で
取り除かれていることが多いため
とりにくくなっています
緑茶も甘味の強い緑茶が
多いですよね。
しかしながら、苦味も大事です。
緑茶を飲まなくなったために
心筋梗塞などの心疾患が増えた
なんて言われていたりもします。
苦味も適度に取り入れたいものです
苦味のはたらき
苦味の働きは、大きく2つあります。
①余分な熱をとる。
②便通をよくする。
③解毒する。
④湿気を飛ばす。
①の清熱作用は、
火照りや炎症を緩和させるのに効果的。
喉の腫れとか食べすぎた後の熱っぽさにも
おすすめです
特に夏は暑いので
ゴーヤとかはとってもいいですよね。
②の通便作用は、
③の解毒作用と近いものがあります。
例えば野菜のスムージーを飲むと
便通が良くなったりしますよね。
それは、野菜の持つ苦味が
身体を解毒して便として排出する
働きを強めていると考えられます。
また、コーヒーを飲むと、
便意を催したりすることありませんか?
私は結構な確率であります…
前にGoogleで検索したら、
便秘になったら
ブラックコーヒーを飲む
っていう人もいたので
私だけじゃないんだと思います
そして④の湿気を飛ばす作用。
これもコーヒーから
読み取ることができます。
コーヒーを飲みすぎると
肌が乾燥しやすくなるそうです。
これは、コーヒーの利尿作用で
水分が体外へと出てしまうため。
コーヒーに限らず、
他の苦味野菜も通便作用により
水分が多く出ていくこともあり
同じことが言えそうです。
苦味はこのように燥湿作用があるため
むくみがちな時はいいかもしれませんが
乾燥肌の方には注意が必要です。
一方、野菜の苦味では
野菜は苦味を持つと同時に
潤いを与える働きがあるので
そんなに強くは
目立たないのかもしれません。
あとは、精神面には、
不安を取り除いたり
気持ちを落ち着かせる鎮静効果が
あったりします。
コーヒーとかココアって
なんとなく落ち着く感じしますもんね。
私もコーヒーが好きです
熱が身体にこもりやすくて火照る方や
便秘がちな方、
それから心神不安傾向のある方は
苦味の食材を意識して
摂ってみるといいですよ
次回の「自然の味の活かし方」シリーズは
「甘み」について
学んでいきたいと思います
お楽しみに
ではでは〜