こんにちは。

鍼灸学生&薬膳師のクコの花です。



鍼灸の勉強を始めて4ヶ月程経ちました。



この間に実際に5穴だけですが、自分で鍼を打つ練習が始まり、夏休みには自分にのみ練習して良いとの許可がでました。




初めて実習で自分に刺鍼した時、足三里というツボに刺鍼をしました。




足三里は足の陽明胃経という経絡上にあり、胃腸の働きを整えるツボと言われています。




身体にどんな変化が起きるのかワクワクしながら刺入。その時は気持ちいい〜という感じしかありませんでした。




さっさと鍼を刺してしまった私は皆がさし終わるまで随分と長い時間、鍼を刺したままにしていました。




翌朝、激しい腹痛で目を覚ましトイレへ。

下痢になってしまい、トイレ通いをするハメにガーン




えぇ~胃腸のツボなのに…なんで?




どうやら鍼が効きすぎてしまったのか…

元気いっぱいだった私には刺激が強すぎて、胃腸の働きが亢進してしまったようです。




初めて自分で刺入出来る喜びで思いっきり刺してしまったこと、長い時間置鍼していたことなど…




鍼の刺入速度や深さ等でも補したり、瀉したりと効果が違ってくるという事をその日の晩に先輩方から教えていただきました。




たまたまクラスメートに同じ症状を起こした人がいて、聞いてみると彼もその日は体調万全、私のように躊躇いなく刺し長時間刺しっぱなしにしていたとの事でした。




なるほど〜色んな事に注意しながらやらないとダメなのね…薬膳でも初学者は色々と生薬を使いたくて逆に体調不良起こす事がありますからね…一緒ですね…私とした事が…チーントホホ




そんなこんなあり、今日は家で足三里に刺鍼練習をしてみました。




実は昨日、右の歯を抜歯しまして…一晩流血に悩まされていたのです。




深夜に眠れないとSNSで呟くと、それを見た先輩から胃経の圧痛点を押したり鍼をしてみてとアドバイスが。




既に布団に入っていたので、鍼は諦めて自分で足のツボを押していました。そのうち寝落ちしてしまい…朝目覚めると口の中に血がえーん



まだ、滲みでる程度ですが流血していました。





そこで、これは鍼をやってみるしかない!と両足に刺鍼。すると…びっくり




初めて右足にズーンといういわゆる「ひびき」というものが✨暫く放置し、様子をみていると筋肉が緩んでいくのが感じました。




今回は前回の件を念頭に、ゆっくりゆっくり様子をみながら刺鍼しました。





血虚で気の滞りが起きていたところに鍼を打つことで気が動き出して気血の流れが良くなったのでしょう。




すぐに気がつけば良かったのですが、血が止まらないということは脾の気の弱り、不統血が起きている可能性があるということ。胃と脾は表裏関係、脾の気がきちんと作用すれば胃の気も整う。逆もしかり。




胃腸の働きが整ったのか、ついでに排便まで。

今回は良い状態の排便でしたデレデレ




今回はきちんと良い具合に胃腸の働きが整ったのだと思います。




刺鍼して1時間ほどすると、あれだけ止まらなかった血がピタッと止まりましたチュー




やっとご飯食べられる〜

鍼灸面白いなぁ照れ




穏やかに、健やかに、笑顔あふれる毎日をラブラブ