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土用「う」のつく食べ物といえば。 本日は土用丑の日。 日本じゅうの鰻屋さんは大忙しですね。 . 私は昔、鰻はそこまで好きではなくて… 小骨や、べちゃっとした食感がなんだか苦手でした。 新卒の時に配属された土地が静岡だったので、よく研修で名古屋に行く機会があり、そこでパリパリ、ジューシーに焼かれたひつまぶしを食べ、衝撃を受けました。 そこからはまって、その当時は 美味しい鰻が格安で食べられる富士市の#うな政 というお店によく行ってましたね。 . 当時はハードな仕事でしたので、鰻に元気を貰っていました。 . 鰻は、甘味、平性。 帰経は肝、腎、脾という アンチエイジング食材のひとつ。 筋や骨を強化する、足腰のだるさや関節の痛みを改善する作用があります。 筋は肝、骨や足腰のだるさは腎が関わります。腎が弱っていると、発育不全、老化が加速します。 成長盛りの子供にも良いですね。 . 他には、血流を活発にする作用があります。 血の巡りが悪い人、アザが残りやすかったり、しみや肩こりが気になる人、生理不順な人に。 . そして、気血を補い、めまいやふらつきなどの虚弱を改善します。 . 気血が不足している人は、顔色が萎黄(いおう)といって、 なんだか暗くて黄色っぽい色になります。 . 先日、土用は脾の調子が悪くなる人が多いと書きました。 脾は五行では土に属します。 . 五行でいう土の色は、黄色。 薬膳の本場、中国で文明が発達したのは、黄土地帯と呼ばれる土地。中国の真ん中あたりの地域です。 . 五行でいう土に属する脾も、体の中心部で、弱ると黄色くなるというのは興味深いですね。 . 何年か前の投稿でも書いているのですが、鰻は脂が多いので、胃腸が弱い人や少食の人は、 食べ方に工夫が必要です。 山椒をかけて食べるとオススメ。 山椒は鰻の脂肪の酸化を抑制し、消化を促す作用があるので、一緒に食べると良いです。 江戸時代に、平賀源内が夏になると不振になる鰻屋を救済するために始めたイベント。 丑の日には「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないとこと。 他にも、梅、うどん(小麦)、瓜(きゅうり等)、牛… 薬膳の視点から見ても夏の時期、食べるのにオススメの食材ばかりです。 他の食材については、また別の機会に投稿しますね。 #薬膳 #薬膳茶 #福岡 #健康 #からだにやさしい #無添加 #自然食 #中医学 #国際薬膳師 #東洋医学 #医食同源 #本草薬膳学院 #healthy #beauty #美容 #貧血 #夏バテ #旬 #おうちごはん #うなぎ #土用丑の日 #鰻 #ひつまぶし#夏バテ#疲労回復 #アンチエイジング#夏 #自然からのおくり物 #薬膳教室木の芽

 

 

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