昨日起きた、出来たてほやほやの事例です。
20〜30代の男性の外国のお客様
日本語で書いたメモを持ってご来店されました。
「下痢」
「腹痛」
コンビニの豚肉を食べてからずっと
英語で聞き取りしていたら、このように言われました。
5日間ずっと治らない
(21歳の弟さん)
え?
その間、病院にも行かずどうしてたんだろう?と首を傾げていたらこう言われました。
anti asid dos'nt work
制酸剤を勧められて飲んだけど効かなかった
なるほど〜!
でも・・
コンビニの豚肉を食べたら下痢
と言っているのに、なぜ制酸剤なんでしょう。
要は、(悪いものだったかもしれない)何かを食べたら下痢、なので
急性胃腸炎を疑うのが普通。
昔からある言い方だと食あたりですね。
なので対処としては
・殺菌剤・・お腹の中に残っているバイキンを殺す
・痛み止め(腹痛)・・過剰になっている腸(または胃)の働きを抑える
・下痢止め・・過剰になっている腸の働きを抑える
を飲む、ということになります。
普通の下痢は止めない方が良いのですが、
5日間も止まらないなら、それはもう止めた方がいいに決まってます!
それでも止まらなかったら、迷わず医者に!ですね。
以下に
市販薬の
・殺菌剤
・痛み止め
・下痢止め
をPickしておきます。
特に水あたりの懸念がある、海外に旅行の予定がある方は日本で買って持っていくと良いですね!
◉下痢止め
どちらも成分はロペラミド(処方せん薬・・ロペミンなど)
◉殺菌剤(クレオソート)
本家本元の「臭い」正露丸
臭いのが嫌な方へ。糖衣錠
◉クレオソートに加えてロートエキス(痛み止め)配合
*薬剤師は薬を飲みなさい、とだけ言うと思っていたかもしれませんね。
薬剤師は今や、セルフメディケーションを担う存在。
これからも、薬のことだけでなくさまざまな方向からの発信を続けていきますね!
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