第2回経口抗がん剤薬-薬連携勉強会 | 薬剤師本気ガールズトークBridge ~あらふぉーcozy with Pharmacists~

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薬剤師仲間のワイワイトーク。私達も色々あるんです。仕事のこと、お家のこと、自分の身体のこと・・・色々あるけどみんなで話せば元気になるよね。一人の薬剤師ではなくて薬剤師仲間みんなでするから出来ることがきっとある!

今回は「支持療法薬の指導」


最初に近隣薬局の薬剤師さんたちが服薬指導のロールプレイ


まずはたちばな薬局さん


患者さんと薬剤師のやりとり・・・とても見慣れているようで


こんなにしっかり聞き漏らさないよう見るのは初めてかもしれません!!


こちらの薬局では新患さんには名刺も渡してご挨拶するようで


この流れもとても新鮮でした。



支持療法は、院内で点滴などを受けた後に吐き気、発熱、下痢、口内炎など


さまざまな副作用が出ないために、または出た時の対処法として処方されてくるものです。


その一つ一つにきちんと説明をするだけでなく、


どのタイミングで使うか!!


ということを薬局でお話することで患者様がどんなに安心するか。



私はここまできちんと話をできていなかったことに愕然としました。


なぜなら・・・


まず処方意図がきちんとわかっていない。


わからないのにどこまで話していいかわからない。


さらに患者様が


「病院で聞いてきたから」


「わかっているから」


といわれると引き下がってきたのです。




そして、太陽薬局さんのロールプレイ


こちらは特に併用薬についてのお話がとても詳しくされていていました。


マグラックスとクラビット


クラリスとクラビット


ロキソニンとカロナール


など併用されてしまう可能性があった時にどのように対処するか?!


やはり、ここでも病院と薬局が長年積み重ねて歴史と知識の共有


・・・・つまり薬ー薬連携!




今回はさらに病院から



支持療法について病院としての服薬指導の内容の説明がありました。


実は、私の勤める薬局は門前の薬局ではありませんので


聖マリの処方せん自体がほとんど回ってきませんが


とても役に立つ内容でした。


これでいつ、聖マリの支持療法をうけても大丈夫になりましたし


もちろん、ほかの病院の支持療法についても


お答えできる内容はずいぶんと増えたと思います。



このなみに乗りたいな~


現在近隣の病院からの処方箋についてはどうだろう。


もっときちんと処方意図を知る機会があれば・・・


もっとたくさんのお話を患者様へきちんと自信をもってお話しできるのに。


これはとてもとても大切なことだと思いました。





また、最近では、併用チェックは当たり前になりましたが


やはりこれはお薬手帳のおかげだと思います。


これも連携の一つの方法だと思います。



今回はおくすり手帳を使用した薬-薬連携についての提案がありましたが


まだこれは十分に討論しきれなかったように思います。今後に期待です。



最後に聖マリ薬剤部の湊川先生から


JASPOー日本臨床腫瘍薬学会


の年会のお知らせがありました。


来年の3月16日~17日タワーホール船堀です。


病院薬剤師だけでなく、薬局薬剤師の方々にもきっと


ためになる


刺激になる


参加できる内容ではないかと思いますよ。


私も是非参加したいと思っています。


Mikanオレンジペタしてね