- 症状と患者背景にあわせた頻用薬の使い分け―経験とエビデンスに基づく適切な処方/著者不明
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解熱鎮痛薬(内服薬・坐薬)
解熱鎮痛薬(湿布薬)
頭痛薬
めまい・制吐薬
便秘薬
止痢薬
胃薬
感冒薬
抗不安薬
鎮咳薬
去痰薬
止痒薬
という章で構成されていて、それぞれの薬の特徴をわかりやすく説明されている。
最後には症例でどういう処方を出すかの例まで書かれていて実践的に役に立ちそうである
自分用メモ~~~~~~~~~~~~~~~~
・NSAIDsは低Alb血症だと効果過剰のリスクあり
・PL顆粒にもサリチルアミドというNSAIDsが含まれている。
・アスピリン喘息にはCOX-2選択的阻害薬(セレコックス)はガイドライン上安全に投与できる
・ケトプロフェン(モーラス)はベンゾイル基を含み光線過敏症が出やすい
・急性炎症にはパップ剤、慢性炎症にはテープ剤
・片頭痛に対して、イブプロフェン、ナプロキセン、ジクロフェナク、ケトプロフェンの効果が示されている。(海外ではナプロキセンを用いることが多い)
・プロプラノロールとリザトリプタン(マクサルト)は併用禁忌
・ドンペリドンン(ナウゼリン)は妊婦に禁忌
・パリエットはCYPの遺伝子多型の影響を受けにくい
・PPI投与で慢性下痢症の関連の報告あり
・ニザチジン(アシノン):消化管運動促進作用、唾液分泌促進作用あり
・ラフチジン(プロテカジン):粘膜防御因子増強作用あり
・ロキサチジン(アルメット):粘膜保護作用あり
・アレグラ、クラリチンは添付文書に車の運転注意の記載なし
・皮膚の受容体の15%ほどはH2受容体という報告もあり、H2ブロッカーが痒みに使用されることもあり