F1の小部屋 RELOAD

F1の小部屋 RELOAD

F1のリザルトについてあれやこれや、好き勝手なことをコメントしてみようと思います。レース終了後、1週間以内に更新(目標)。

1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
3位 K.アントネッリ メルセデスAMG
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 L.ハミルトン フェラーリ
6位 I.ハジャー レッドブル・フォード
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
9位 N.ヒュルケンベルグ アウディ
10位 A.リンドブラッド レーシングブルズ・フォード

 ハンガリーGPです。ハンガリーといえばアレですね、有名な音楽家のリスト。「ラ・カンパネラ」とか「マゼッパ」ぐらいしか知りませんが、どこか店内のBGMとかで流れてる時にさりげなく「おっ、これリストじゃん」とか言えたらカッコいいですよね(汗)。昔、少年ジャンプで連載していた「コブラ」という漫画で、主人公のコブラが「こんなところでショパンを聴けるとは思わなかったよ」と酒場でピアノを弾いている女性に言い寄るシーンがあるのですが、まあ、それと同じ感じですね(滝汗)。ちなみに、リストは新曲をリサイタル形式で発表していました。大層イケメンだったらしくて、聴衆は若い女性ばかりだったとか。あまりの盛り上がりに失神した人が出た程だったらしいです。失神って、ビートルズ並みですよ?初来日の時に感激のあまり失神した女性がいたことは有名な話です。まあ、クラシックとはいっても当時としては最先端のエンターテインメントであるわけで、現代のアイドルのライブでオーディエンスが黄色い声援を送っているのと大して変わらないんじゃないか、と思った次第です。さて、スターティンググリッドですが、ポールはノリス。以下、ルクレール、ピアストリ、フェルスタッペン、ハミルトン、ラッセル、アントネッリ、ハジャー、リンドブラッド、ヒュルケンベルグと続きます。ノリスが久々のポールポジション。3番手にもチームメイトのピアストリが着けているところをみると、マクラーレン勢、調子が上がってきたのでしょうか。スタートはノリスがダッシュを決めてホールショット。3番グリッドのピアストリがアウト側から伸びてきてノリスの後に続きます。出遅れたルクレール、両側からフェルスタッペンとハミルトンに挟まれてポジションを更に落とします。首位のノリスはターン2でアウト側に孕み立ち上がりのスピードが鈍ったところをピアストリに交わされます。首位がピアストリに代わり、以下ノリス、フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、アントネッリ、ハジャーのオーダーでレースは進んでいきます。16周目、ターン1でフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイク。フェルスタッペンはやけに遅いタイミングでハミルトンのイン側に潜り込んできたのですが、無事にオーバーテイクを決めました。以前のハミルトンだったら躊躇いなくイン側にステアリングを切っていたと思うのですが今回はフェルスタッペンに譲りました。ここで無理をしてリタイアでもなればタイトル争いにも影響が出てくるので、トータルで得をする方を選んだということでしょうか。ハミルトンも随分大人になったものです。38周目、ターン3で首位のピアストリと周回遅れのサインツが接触。サインツが立ち上がりでインに寄ってきたところに、ピアストリが周回遅れを処理すべく直進してきました。結果、このタイムロスでノリスのオーバーカットを許し、首位の座を奪われることになります。また、この接触の影響かはわかりませんが、結果的にギアボックストラブルでリタイアとなりました。久々の勝利を周回遅れのサインツに奪われた格好となる訳で、ピアストリとしては悔しい幕切れですね。そして、レースの方はノリスがトップチェッカー。一時はピアストリに首位を奪われましたが、運を味方に今シーズン初勝利を挙げました。3位はアントネッリ。今回はかつての勢いが無かった様に思います。タイヤの寿命の差があったとはいえ、ノリスに競り負けていましたからね。ライバルが力を付けてきている状況でシーズン序盤とは違い、楽勝ムードではなくなりつつあることに多少なりとも焦りを感じているのではないでしょうか。さて、このハンガリーGPをもってサマーブレイクに入ります。各人モヤモヤを抱えているといえる状況で、図らずもタイトル争いを一歩引いた視点から見る立場になり、久々の勝利を手にしたノリスだけが清々しい気分でブレイクを満喫できるんじゃないでしょうか(多分)。

1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
4位 L.ハミルトン フェラーリ
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 I.ハジャー レッドブル・フォード
7位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
8位 G.ボルトレート アウディ
9位 A.リンドブラッド レーシングブルズ・フォード
10位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス

 ベルギーGPです。スターティンググリッドはポールがアントネッリ。以下、フェルスタッペン、ラッセル、ルクレール、ハミルトン、ピアストリ、リンドブラッド、ボルトレート、ローソン、ガスリーと続きます。メルセデス勢の間にフェルスタッペンが入り込んでフェラーリ勢が続く格好です。ここ3戦勝利から遠ざかっているアントネッリ。ここで勝ち星を上げておきたいところですね。スタートはアントネッリが上手く加速をしてターン1のヘアピンに突入、ホールショットです。と、言いたいところですが、フェルスタッペンが後方から鋭く加速をしてオー・ルージュ、右側からアントネッリをオーバーテイク。ターン1のアントネッリのライン取り小さかったので加速が鈍ったと思われます。ケメルストレートを上ってシケイン状になっているレ・コームの手前で、アントネッリがフェルスタッペンのイン側に侵入。更にフェルスタッペンの外側からルクレールが被せてきました。フェルスタッペンは一気に3番手にポジションダウン。いや~、ホントにポジションの入れ替わりが激しいですね、なんて言っている暇もなく、今度は後方ではレ・コームでハミルトンとラッセルが接触。ハミルトンが内側からラッセルを軽く押した感じだったのですが、一気にスピンしてグラベルに直行。ラッセルはグラベルにはまってそのままリタイアとなります。これは痛い、タイトルを争うラッセルにとってここでのノーポイントは後々の展開に大きく響くかもしれません。尚、ハミルトンにはこのアクシデントにより5秒のタイムペナルティが科されております。レースの方は首位がアントネッリ。以下、ルクレール、フェルスタッペン、ハミルトン、ピアストリ、ローソン、リンドブラッドのオーダーで進みます。34周目、ルクレールを追ってオー・ルージュを駆け抜けていくアントネッリ。ケメルストレートで並びかけると一気にルクレールの前に出てオーバーテイク。タイヤ交換で一時5番手までポジションを落としていましたが首位に返り咲きです。そして、このまま逃げ切りトップチェッカー、4戦振りの勝利を手にしました。タイヤ交換でポジションを落とした後、オーバーテイクショーを展開。強いアントネッリが戻ってきました。ランキング2位のハミルトンとの差は45ポイント。一時不調に落ちいったかに思われましたが、見事復活の狼煙を上げました。さて、0周リタイアに終わったラッセル。前回イギリスGPでアントネッリとの差を詰めましたが、今回のリタイアでチャラになりました(むしろマイナス)。今のラッセルの不調の原因は精神的なものかもしれません。チームメイトが圧倒的に速かったら、いやが上にも胸がザワついてくることでしょう。思いっきり攻めるアントネッリに対して、どこか自信無さげに攻めるラッセルとの差が予選順位にも表れているのではないでしょうか。シーズン前の予想とは裏腹にアントネッリの独走となっているタイトル争い。今後の展開はラッセルが精神的に立ち直れるかにかかっているかもしれません。

余談:のりお「最近は、女性の社会進出も進んできましてなあ。例えばほら、イギリスの女性首相おりますやろ、さっちゃん!」よしお「アホ!さっちゃんちゃう、サッチャーや!」………やっちまったなあ、という感じですね。サッカーW杯準決勝、アルゼンチン対イングランド。因縁の対決と言われたカードです。勝利したアルゼンチンの一部の選手が「フォークランド諸島はアルゼンチンのもの」とスペイン語で書かれた横断幕をピッチ上で広げたのです。そもそも、スポーツに政治を持ち込む行為というのは、はばかられるものなのですが、それを世界最大のスポーツイベントともいえるサッカーW杯でやってしまったというのは残念としか言い様がありません。相手チームに敬意を払い、健闘を称え合うのがスポーツマン精神だと思うのですが、おおよそそれとはかけ離れた行為ですね。この因縁のカードが決定した時からフォークランド紛争のことは持ち出さないで欲しいと思っていましたが、現実にはそうはなりませんでした。ちなみに、フォークランド紛争は、イギリスが実効支配していたフォークランド諸島にアルゼンチンが侵攻したことに端を発しています。そして、この紛争の指揮を執ったのが時の首相、マーガレット・サッチャー。この紛争の勝利によって、「鉄の女」の通り名を更に強固なものにした様に思います。女性政治家は弱気な発言をするとナメられるので、強硬策を採ったのかもしれません。理由はどうあれ、戦争推進を決定したのはサッチャーであるのは間違いことです。さて、冒頭の漫才はのりお師匠が何の番組かは忘れましたがTVで披露したネタです。前後の部分はうろ覚えですが、さっちゃん→サッチャーの下りは間違いありません。おそらく40年ぐらい前ですが、何故かこのネタは今でも覚えています。のりお師匠というと「ツクツクボーシ!」や「天下ご免の向こう傷!」などのネタが有名ですが、時事ネタもやっていたんだなあと、あらためて思い出した次第です。さて、サッカーW杯はスペインの優勝で幕を下ろしました。イングランド代表との小突き合い、政治的パフォーマンス、スペイン代表に対する暴力的な行為等、爪跡を残しまくったアルゼンチン代表。一気にイメージを悪くしたことで、メッシの活躍もかすんでしまった様に思います。

1位 C.ルクレール フェラーリ
2位 G.ラッセル メルセデスAMG
3位 L.ハミルトン フェラーリ
4位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
5位 I.ハジャー レッドブル・フォード
6位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
7位 A.リンドブラッド レーシングブルズ・フォード
8位 G.ボルトレート アウディ
9位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス
10位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス

 イギリスGPです。スターティンググリッドはポールがアントネッリ。以下、ルクレール、ハミルトン、ラッセル、ハジャー、ノリス、フェルスタッペン、ピアストリ、リンドブラッド、ローソンと続きます。ここ2戦、勝利から遠ざかっているアントネッリがポールポジション。復活の狼煙を上げることが出来るでしょうか?2番、3番グリッドはフェラーリ勢が固め、アントネッリの包囲陣を敷いている状況。その後ろにはラッセルが着きます。チームメイトとはいえ、ライバルであるアントネッリを擁護するとは思えないので、後ろからアントネッリとフェラーリ勢の先陣争いを高見の見物と決め込むつもりでしょうか(汗)。スタートはアントネッリが出遅れ、フェラーリの2台が先行します。ルクレールがホールショット。その後方ではハジャーがラッセルに襲い掛かります。インフィールドのシケイン状になっているターン3からターン4にかけて左側に並ぶハジャー。ラッセルは何とか踏ん張ってターン6に向けて立ち上がっていきます。11周目、ターン9でアントネッリがハミルトンをオーバーテイク。その手前のターン7からコーナーの立ち上がりが尋常でない速さだったので、ターン8ではハミルトンに追突するんじゃないかとヒヤヒヤする程でしたよ(汗)。17周目、ポジションを上げてきたフェルスタッペンがターン9でラッセルをオーバーテイク。ラッセルはその手前の遅いタイミングで控えめにわかりずらいブロックをしたので、フェルスタッペンは上手く交わしたな、と思いましたよ。ブロックすると読んでいたからの動きだったとはいえ。41周目、アントネッリがスローダウン。何かの空力パーツが壊れて、コーナリングに支障をきたした模様です。緊急ピットインでフロントウイングを交換するも症状は改善せず。ズルズルとポジションを落としていきます。48周目、フェルスタッペンが右の中速コーナー、ストウコーナーでコースアウト。小刻みにテールスライドし、持ちこたえたかに見えましたがその直後挙動が大きく乱れコースアウト。グラベルに足を取られてそのままリタイアです。このアクシデントによりセーフティーカーの導入となります。すぐさまピットインしてタイヤ交換をするハミルトン。代わって2番手にラッセルが上がりました。そして、セーフティーカー先導のままファイナルラップへ。最後の最後にセーフティーカーがピットに入りレース再開。そして、すぐに各マシンがフィニッシュラインを通過して、ポジションの変動も無いままレース終了です。スタートで首位に立ったルクレールが一度もその座を明け渡すことなくトップチェッカー。久々の勝利の美酒を味わいました。今シーズンはハミルトンに後れを取っており、チーム内での立場が逆転したかに見えましたが、再起をかけた勝利を手にしました。2位はラッセル。フェルスタッペンにオーバーテイクされた後、ハミルトンと激しいバトルを展開。その後ペースを上げフェルスタッペンに迫る勢いを見せました。3位はハミルトン。終盤のセーフティーカーでピットインをしたのですが、これが悪手となりポジションを落としました。フェラーリのワンツー態勢だっただけにもったい無かったですね。さて、リタイアに終わったフェルスタッペンですが、前回オーストリアGPの予選で高速クラッシュを喫しており、2戦連続でマシンの不安定な挙動によりコースアウトしたことになります。リアウイングの不具合によるコースアウトということもあり、レース後、フェルスタッペンはチームに対する不満を隠しません。確かに、要望を受け入れてもらえなかったり、マシンに不安を抱えているとなればドライバーとしては安心してマシンを走らせることはできませんからね。波乱の展開となったイギリスGP。眠れる獅子のルクレールの勝利で幕を閉じることになりました。

1位 G.ラッセル メルセデスAMG
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
3位 K.アントネッリ メルセデスAMG
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 L.ハミルトン フェラーリ
6位 I.ハジャー レッドブル・フォード
7位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
8位 C.ルクレール フェラーリ
9位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
10位 A.リンドブラッド レーシングブルズ・フォード

 オーストリアGPです。ここレッドブル・リンクはなだらかな丘陵地帯にあるサーキットです。おそらく、この地方における原風景といっても差し支えないと思われる、のどかな風景が広がります。コース脇に羊飼いがいても違和感が無いぐらいに。まあ、それは言い過ぎだとしても(汗)、この牧歌的とも言える、のどかな風景の中、最先端の技術の粋を凝らしたレーシングカーがしのぎを削るというのも不思議な感じがします。きっと、これがギャップ萌えというヤツなのでしょう(違)。ちなみに、鈴鹿サーキットも周りは日本の原風景ともいえる田園風景が広がっています。本田宗一郎の指示で田んぼは潰さなかったそうです。鈴鹿とレッドブル・リンク。思わぬところで共通点を発見してしまいました。さて、スターティンググリッドですが、ポールはラッセル。以下、ルクレール、ハミルトン、アントネッリ、フェルスタッペン、ノリス、ピアストリ、ハジャー、ローソン、リンドブラドと続きます。前回のバルセロナに続きラッセルがポール。ここで優勝してタイトル争いに弾みをつけたいところですね。そして好調フェラーリ勢がその後ろに着けています。ラッセルとしても気になるところでしょう。スタートはラッセルがマシンをイン側に寄せつつターン1を通過。ホールショットです。ターン2ではアントネッリが大外、というかアウト側のエスケープゾーンに思いっきり飛び出してターン2を通過。「ここが俺のレコードラインだ!」と言わんばかりの、堂々たるはみ出しぶりですね。と、後方のアントネッリに気を取られている隙にターン3ではフェラーリのチームメイトバトルが発生。ハミルトンがアウト側からルクレールに被せます。アウト側に追いやられながもルクレールをオーバーテイク。2番手にジャンプアップです。11周目、フェルスタッペンがターン1でハミルトンをオーバーテイク。アントネッリやルクレールを押しのけて、ここまでポジションアップしてきました。3番手にポジションダウンしたハミルトン。敵もさるものでターン3でアウト側からフェルスタッペンを抜き返します。一瞬行き場を失いかけたフェルスタッペンがハードブレーキングでスモークを上げます。その後、何度かポジションを入れ替えてバトルを続けるこの2台。そして22周目、ターン6でフェルスタッペンがハミルトンのインを突いてオーバーテイク。フェルスタッペンが一気に前に出たことで勝負がつきました。下りでブレーキングが難しいコーナーですが、見事オーバーテイクを決ました。長らく続いた王者対決はフェルスタッペンに軍配が上がることになります。そして、レースの方はラッセルがトップチェッカー。開幕戦以来、久々の勝利を手にしました。この勝利でタイトル争いを、良い流れに持っていきたいところですね。2位はフェルスタッペン。ここ、レッドブルのお膝元で意地を見せました。今シーズンの不振や、それに伴う引退発言等、ネガティブなイメージが付きまとっていましたが、このレース内容に、この結果なら首脳陣も納得がいったのではないでしょうか。そして、フェラーリ陣営は何とポディウム圏外です。サインツのリタイヤによりバーチャル・セーフティーカーが出動し、タイヤ交換を行ったのですが、その後、タイヤの消耗が激しくズルズルとポジションを落としていきました。予選順位が良かっただけに何とももったいないですね。

余談…サッカーW杯で日本がブラジルに惜敗。負けたのは悔しいですが、あのブラジルに善戦したのではないでしょうか。しかも、先制ゴールを決めていますからね。前回のカタール大会では日本はドイツとスペインに勝っているのでブラジルも警戒していたことでしょう。もし、ブラジルに勝っていたらいいとこいってたんじゃないですか?まあ、アルゼンチンとかフランス等強豪がまだ控えているので、そう簡単に優勝とまではいかないでしょうが。海外組が多数を占めるサッカー日本代表。その強さも世界基準に届いていると思わせる大会でした。

1位 L.ハミルトン フェラーリ
2位 G.ラッセル メルセデスAMG
3位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 I.ハジャー レッドブル・フォード
7位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
8位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス
9位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
10位 A.リンドブラッド レーシングブルズ・フォード

 バルセロナ・カタルーニャGPです。ここ、カタロニアサーキットで開催されるレースは、昨シーズンまでスペインGPとして開催されていましたが、シーズン後半にマドリードでレースが開催されるということで、この名称となりました。まあ、首都で開催されるのですから、国名を冠したGP名はそちらに譲るのがスジというものでしょうね。スターティンググリッドですが、ポールはラッセル。以下ハミルトン、アントネッリ、ノリス、フェルスタッペン、ハジャー、ピアストリ、ローソン、ヒュルケンベルグ、ルクレールと続きます。ラッセルが2戦振りのポールポジション。上位入賞でアントネッリとの差を埋めたいところです。2番手はハミルトン。ここのところ調子を上げているので怖い存在ですね。スタートはラッセルが上手くダッシュを決めてホールショット。後続にも大きな順位変動は無く続々とマシンが通過していきます。32周目、アントネッリが首位のラッセルに迫ります。マシンをイン側に寄せてブロックするラッセル。タイトルを争うライバルだけに、そう簡単に前に行かせません。37周目、ラッセルがピットインしてタイヤ交換。翌38周目、アントネッリもピットインしてタイヤ交換を行います。41周目、アロンソがマシントラブルでリタイヤ。バーチャル・セーフティーカーの発動となります。この隙にハミルトンがピットインしてタイヤ交換。見事ラッセルの前でコースに戻ります。これでピット戦略で逆転相成ったハミルトンが首位を快走します。そして、その後方ではメルセデス勢のチームメイトバトルが激しさを増していきます。タイヤ交換で両者のギャップは広がっていましたが、アントネッリが追い付いてきました。ストレートで露骨に幅寄せするラッセル。アントネッリはその露骨なブロックに臆すること無くターン1でラッセルをオーバーテイクします。ペースに勝るアントネッリ。このままハミルトンに迫ろうかと思われた62周目、アントネッリのマシンがトラブルでスローダウン。連勝は5でストップです。今シーズン初めて土が付くことになりました。”WELL DONE,LEWIS.”そして、ライバル達の騒擾を他所にハミルトンが余裕のトップチェッカー。約2年振りの勝利、そして、フェラーリ移籍後初の勝利となりました。タイヤ交換のタイミングで有利になったのは確かですが、今回のハミルトンは手が付けられないくらい速かったのは間違いありません。遂に完全復活となったハミルトン。ランキングも2位に着けており、タイトル争いの台風の目となりそうですね。ところで、フェラーリでは優勝時のねぎらいの言葉は”GET IN THERE LEWIS!”ではないんですね。久し振りにこのフレーズが聞けると思って期待していたのですが(汗)。さて、今回リタイアに終わったアントネッリですが、明らかにラッセルよりも速いペースで走っていました。バトルに関しても物怖じすることなく果敢にラッセルと渡り合っています。本当に19歳かよ、と思ってしまいます。まるでレーシングカートの様に、F1マシンを自由自在に操る様には戦慄すら覚えますね。ともかく、これからもアントネッリの躍進は続くことでしょう。

1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 L.ハミルトン フェラーリ
3位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
4位 I.ハジャー レッドブル・フォード
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
7位 A.リンドブラッド レーシングブルズ・フォード
8位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
9位 E.オコン ハース・フェラーリ
10位 F.アロンソ アストンマーチン・ホンダ

 モナコGPでございます。伝統と格式を誇るモナコGP。コース幅が狭く、曲がりくねったこの市街地サーキットは周知の通りの難コースでございます。このコースレイアウトを新規で申請したとて、現在の安全基準からすると到底受理される代物ではございません。伝統があるからこそ開催される特別なレース。正確無比なコントロールが要求される、ここモナコで勝ち名乗りを上げるのが、いっぱしのF1乗りとしての要件でございましょう。過去に幾度となく名勝負が繰り広げられてきたモナコGP。今年はいかがな展開となるか、期待していただければ僥倖でございます。………とまあ、「国宝」の語り部風に書いてみましたが面倒くさいのでここでやめます!さて、スターティンググリッドですが、ポールはアントネッリ。以下、フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、ハジャー、ラッセル、ピアストリ、ノリス、ガスリー、ローソンと続きます。絶好調、アントネッリがポールポジション。またもや、連勝を伸ばすのでしょうか。セカンドロウにはフェラーリ勢が陣取ります。調子が上向いてきた様です。スタートはポールのアントネッリが上手くダッシュを決めホールショット。後続にも大きな混乱は無く、続々とマシンが通過していきます。そんな中、2番グリッドのフェルスタッペンがマシントラブルによりスロー走行のまま上手く加速が出来ない状態に。その後、ピットに入ってリタイアとなります。レースの方は首位がアントネッリ。以下、ハミルトン、ルクレール、ハジャー、ラッセル、ピアストリ、ガスリーのオーダーで進んでいきます。69周目、ルクレールが最終コーナーでクラッシュ。曲がり切れずに真っすぐに突っ込んで行ったという感じです。このクラッシュによる路面の清掃と確認の為、赤旗中断。残り9周の時点でスタンディングによるリスタートとなります。リスタートでも首位のアントネッリは上手くダッシュを決めポジションを堅持します。そして、トップチェッカー。何と5連勝です。前述した様に、ここモナコは正確なマシンコントロールが要求される難コース。ここでも優勝してしまうとは、アントネッリの速さは本物なのでしょう。課題だったスタートの出遅れも見事に克服し、更に最強のドライバーへの階段を一段登った様に思います。そして、2位はハミルトン。ピットレーンの速度違反を問われ、ペナルティを食らいましたがそれでもこのポジションでフィニッシュ。ランキングでもラッセルを抜いて2位に浮上しました。スタートからフェルスタッペンの脱落、ペナルティの多発、ストロールとルクレールのクラッシュ等、波乱の展開となった今年のモナコGP。終始何事にも動じなかった新進気鋭のアントネッリが制する結果となりました。

1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 L.ハミルトン フェラーリ
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 I.ハジャー レッドブル・フォード
6位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス
7位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
8位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
9位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
10位 O.ベアマン ハース・フェラーリ

 カナダGPです。スターティンググリッドはポールがラッセル。以下、アントネッリ、ノリス、ピアストリ、ハミルトン、フェルスタッペン、ハジャー、ルクレール、コラピント、ヒュルケンベルグと続きます。依然として高い戦闘力を誇るメルセデス勢がフロントロウ独占。今回はラッセルが先輩としての意地を見せてポールポジションです。アントネッリは2番グリッド。それでもアントネッリは開幕戦から全ての予選でフロントロウという驚異の安定感を出しています。セカンドロウはマクラーレン勢。徐々に戦闘力を取り戻しつつある様です。スタートはポールのラッセルが出遅れて、その両側からアントネッリとノリスが抜け出してきます。そして、イン側にいたノリスがホールショット。レースを引っ張る格好に。首位がノリス、以下アントネッリ、ラッセル、ハミルトン、フェルスタッペン、ルクレールのオーダーでレースは進んでいきます。2周目、首位のノリスが早々とピットイン。雨上がりで冷えた路面を考慮してインターミディエイトを履いていたマクラーレン勢ですがギャンブル失敗。早々に戦線離脱することになります。これで、メルセデス勢のワンツー態勢となります。ここから、この2台による激しいデッドヒートが展開されることに。ターン1でアウト側から並びかけるラッセル。アントネッリはイン側をキープしてポジションを守ります。6周目、最終シケイン手前の直線でアウト側から回り込んで前に出るラッセル。アントネッリは前を塞がれてブレーキのタイミングを取り損ねたのか、ブレーキをロックさせてシケインをショートカットします。12周目、ターン10のヘアピンでラッセルはブレーキをロックさせコースアウト。その隙に首位に立つアントネッリ。しかし、ラッセルがシケイン手前の直線でオーバーテイク。立ち上がりでややオーバースピードだったのか、ややアウト側に孕み気味になり加速が鈍ったのか、ターン1でアントネッリに迫られます。が、ここは踏ん張ってポジションキープ。22周目、ターン10のヘアピンで外に膨らんで加速の鈍ったラッセルを、今度は次の直線でアントネッリが仕留めます。24周目、ターン10のヘアピンでブレーキをロック、コースアウトしたアントネッリをラッセルが交わします。その次の直線、2台並んだままシケインに突入、アウト側で行き場を失ったアントネッリがシケインをショートカットする形でラッセルを先行。しかし、ショートカットでペナルティを食らうのは明らかなので、すぐ様ラッセルにポジションを戻します。”WHY,MATE?HE PUSHED ME OFF!”無線で不満を漏らすアントネッリ。気持ちはわかりますが、状況的に譲らざるを得ないでしょう。30周目、首位を走行中のラッセルがコースアウトして突如スローダウン。コース脇にマシンを止めてリタイアです。電装系のトラブルでリタイアを余儀なくされました。最大のライバルが不在となったアントネッリ。その後は危なげない走りでトップチェッカー。何と4連勝です。まさに神童と呼んでも差し支え無いでしょう。とはいえ、シーズンはまだ4分の1程を終えた段階です。今後の展開次第ではどう転ぶかわかりません。アントネッリ自身も「タイトルを考えるのままだ早い」と、浮かれている様子はありません。さて、遂に本格化したメルセデスのチームメイトバトル。スプリントレースの時からバチバチでしたが、決勝でもその展開は変わらず。大きな接触が無かったのはさすがですね。これからも仲良くケンカしてくれるといいのですが。トムとジェリーの様に。今シーズンはこの2人のチームメイトバトルを軸に進んでいきそうですね。

余談:ウイスキーのジャックダニエルは毎年マクラーレンとコラボして、限定デザインラベルを生産しています。昨シーズンはマクラーレンが27年振りのダブルタイトル。今年はどんなスゴイのが出るのかと思いきや、一向に発売される気配がありません。何でやねーん!何か大人の事情があったのでしょうか、悔しいです!(ザブングルの加藤風に)あ、違った、残念です!ちなみに、ウイスキーは販売店によって値段にかなり差が出るので、いろんな店でチェックするのをおススメします。ちなみに、自分は1880円で限定デザインの物をゲットしましたことがあります。どうやら、通常のジャックダニエルと値段が混同していたらしくて、思わぬラッキーな値段でゲットした次第です。通常、安い店では2025年バージョンが2380円で売られています。スーパーマーケットよりはドラッグストア、ディスカウントストアの方が安い傾向にありますね。ちなみに、オールドパーでは12年物が安い店では3698円、高い店だと5000円以上の値段が付いています。これだけ差があると、面倒くさいからといって買い物に来たついでに買っていく、なんていう気には到底なりませんね(汗)。

1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス
8位 C.ルクレール フェラーリ
9位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
10位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス

 マイアミGPです。今年もマイアミでバイスする季節がやってまいりました(謎)。余談ですが、1980年代に「特捜刑事マイアミ・バイス」というテレビドラマがアメリカで放映されていて大人気を博しました。まあ、ざっくり言うとバディものですね。そして、何とこのマイアミ・バイスの続編の制作が決定したっていうんだからオドロキです。過去の名作を忘れた頃に引っ張り出して続編を出す、というパターンですね。トップガンもこれと同じ流れになるでしょうか。ていうか監督が同じ人ですよ!(ジョセフ・コシンスキー)ひょっとして、この人が仕掛け人ですか?続編だったらある程度の売り上げは見込めるだろうし、もしくは、若い頃に観た作品を「俺だったらこういう風に料理しちゃうもんねー」という感じで撮影しているのでしょう(多分)。さて、スターティンググリッドです。ポールはアントネッリ。以下、フェルスタッペン、ルクレール、ノリス、ラッセル、ハミルトン、ピアストリ、コラピント、ガスリー、ヒュルケンベルグと続きます。アントネッリが3戦連続ポールポジション。一発の速さは目を見張るものがありますね。2番手はフェルスタッペン。引退を示唆するなど弱気な発言が目立ちましたが、精神的に持ち直したのか。堂々のフロントロウです。そして、アウディのヒュルケンベルグがトップ10入りです。新規参入組が苦戦する中、これは大健闘と言えるんじゃないでしょうか。スタートは、ポールのアントネッリが出遅れて両サイドからフェルスタッペンとルクレールが前に出てきました。後手に回ったアントネッリ、後方からアウトに回り込んでアウト側から挽回にかかりますが、オーバースピードでコースアウト。エスケープゾーンは舗装されているので、最小限のポジションダウンでコースに復帰します。その間に首位争いでは予想外のことが起こっています。ルクレールとの接触を避けようとしたのかフェルスタッペン、変な角度で縁石に乗ったのが原因なのか、スピンを喫します。360度ターンですぐさま態勢を立て直し、そのまま走行を続けます。それにしてもフェルスタッペン見事ですね。もし、ここでスピンしてマシンが停止したら多重クラッシュが発生していたかも知れません。とはいえフェルスタッペン、これは手痛いポジションダウンです。レースの方は首位がルクレール。以下、アントネッリ、ノリス、ピアストリ、ラッセル、ハミルトン、コラピント、ローソン、サインツ、フェルスタッペンのオーダーで進みます。4周目、長いバックストレートエンドのターン17でアントネッリがルクレールをオーバーテイク。首位を奪還します。しかし5周目、緩いストレートエンドのターン11でルクレールがアントネッリをオーバーテイク。再び首位に返り咲きます。アントネッリはノリスにもオーバーテイクされ3番手に後退。時を同じくして、後方ではハジャーが単独クラッシュ。左側のバリアに接触した後、コントロールを失ってそのままウォールに激突しました。別の場所では、ガスリーとイン側にいたローソンが接触。ガスリーのマシンはローソンのマシンにすくい上げられる様な格好になり横転。無事にマシンは正向きで着地しましたがその場でリタイアです。これらのアクシデントによりセーフティーカーが導入されます。通常ならこのタイミングでタイヤ交換をするのですが、まだレースも序盤ということもあり、ピットインするマシンは皆無。只一人、ワンストップで走り切る狙いのフェルスタッペンのみタイヤ交換を行いました。27周目、アントネッリはタイヤ交換の為にピットイン。5番手までポジションを落とします。しかし、交換したタイヤが調子良かったのか、ピットアウト後にノリス、フェルスタッペンと立て続けにオーバーテイク。あっという間に首位に返り咲きました。29周目、アントネッリの後方に着けていたノリスもフェルスタッペンをオーバーテイクしていきます。36周目、ピアストリがラッセルをオーバーテイク。一時7番手までポジションを落としていましたが、この後追い上げて最終的に3位でフィニッシュすることになります。そして、レースの方はアントネッリがトップチェッカー。3連勝です。依然ランキング首位を維持。このまま、デビュー2年目にしてタイトルを獲ってしまうのでしょうか?もし、そうなるとハミルトン以来の偉業となりますね。ちなみに、ジャック・ビルヌーブもデビュー2年目でタイトルを獲っているのですが、彼の場合はトップカテゴリー(インディカー)での経験があったので、単純に同列で比較することは出来ないでしょう。そんな、絶好調のアントネッリですが、一言苦言を呈するならば、スタートがアカン!ということです。出だしでモタついて、大きく出遅れることが多いです。ポールポジションを獲ったレースでも一度もホールショットをしたことがありません。オーバーテイクが上手いので、ポジションを挽回出来てはいるのですが、余計なリスクを負うことになっています。わざと出遅れて見せ場を作ろうとしている訳ではないでしょうが、そこが唯一のウィークポイントとなっています。さて、今回のレースで目立ったのはマクラーレンの好調です。今シーズン、初めて2台揃ってポディウム登壇です。特にノリスは首位争いをするだけの速さを維持していました。昨シーズンのアドバンテージは無くなり、メルセデスにやフェラーリに後れを取っていましたが、ようやく調子を取り戻してきた様です。各チームの好不調の波にもよるのでしょうが、そのおかげで先の読めない、見ごたえのある展開となっているのではないでしょうか。さて、イラン情勢です。イランはアメリカとイスラエルに対する報復措置としてイスラエルの他、アメリカ軍が駐留するサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、クウェート、イラク、ヨルダンにミサイル等を発射しました。F1を開催している中東の国は全て攻撃を受けている、ということになります。終盤戦のカタールGPとアブダビGP(アラブ首長国連邦)までは時間がありますが、停戦が実現したとして、安全面を考慮すると「じゃあ、やりますか」と単純に事を進める訳にもいかない様な気もします。F1開催国以外はどうなってもいいのか?という話でもないし、中東以外はどうでもいいのか?という話ではもちろんありません。それにしても、手当たり次第に米軍基地に向けてミサイルを乱発するというイランの対応は常軌を逸しているとしか言いようがありません。そもそも、ホルムズ海峡の問題の発端は、アメリカとイランの核協議が不調に陥ったことに端を発します。今、アメリカが行っている、気に入らない国の体制を武力によって転覆を図る、という傍若無人な振る舞いは何としてもやめて欲しいものです。一人の政治家によって世界中が混乱させられていることに、驚きを隠せません。

1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
8位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
9位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
10位 E.オコン ハース・フェラーリ

 日本GPです。スターティンググリッドはポールがアントネッリ。以下、ラッセル、ピアストリ、ルクレール、ノリス、ハミルトン、ガスリー、ハジャー、ボルトレート、リンドブラッド、と続きます。前戦同様、メルセデスがフロントロウを独占。そしてデビュー2年目のアントネッリが続けてポールポジションです。メルセデスの後方ではマクラーレンとフェラーリがグリッドを分け合っている状況。そして、アルピーヌのガスリーやアウディのボルトレートがシングルグリッドを獲得しています。スタートはポールポジションのアントネッリが大きく後れ6番手に。ラッセルも遅れて3番手に後退します。アウト側からターン1にかけてイン側を抑え込んだピアストリがホールショット。以下、ルクレール、ノリス、ラッセル、ハミルトン、アントネッリのオーダーでターン1を通過していきます。22周目、ラッセルがタイヤ交換の為にピットイン。しかし、何とその直後、ベアマンのクラッシュによりセーフティーカーの導入となります。続々とタイヤ交換の為にピットインする各車。アントネッリはこの好機に首位の座に返り咲きます。51周目、ラッセルは最終シケイン手前でルクレールをオーバーテイク。しかし、その後のメインストレートでオーバーテイクモードを使われあっさり抜き返されてしまいます。そして、レースの方はアントネッリがトップチェッカー。セーフティーカー導入時にピットインして首位に立ったアントネッリ。その後は後続を引き離し余裕の一人旅となりました。運を味方にしたアントネッリが2連続ポールトゥフィニッシュ。ランキング1位の座を堅持しております。4位はラッセル。序盤は首位争いを展開するも、終盤、ルクレールとのバトルも上手くいかず。必死にあがいても結果的に悪手となってしまう悪い流れに飲み込まれた感じがします。ピットインの直後にセーフティーカー出動等、アントネッリとは真逆の運の無さで勝機を逃しました。「今日はなんて日だ!」(小峠風に)思ったに違いありません(汗)。さて、久々に日本人不在となった日本GP。しかし、将来のF1ドライバー候補としてF2で活躍する岩佐歩夢、ル・マン24時間レースでの優勝経験もある平川亮が控えております。もちろん、角田裕毅の復活という線も期待していいでしょう。フェルスタッペンが引退を示唆するなど明らかにモチベーションが低下している今現在、リザーブドライバーの角田裕毅にチャンスがあるのは間違いありません。意外と人材豊富な日本人ドライバー、今後の日本人F1ドライバーの活躍に期待していいと思います。さて、次戦は間が空きまして5月3日のマイアミGPとなります。緊迫した中東情勢を受けてバーレーンGPとサウジアラビアGPがキャンセルとなりました。中東のみならず、世界中に戦火が広がる今、一日も早い収束を祈るばかりです。

1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 G.ラッセル メルセデスAMG
3位 L.ハミルトン フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 O.ベアマン ハース・フェラーリ
6位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
7位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
8位 I.ハジャー レッドブル・フォード
9位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
10位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス

 中国GPです。スターティンググリッドはポールがアントネッリ。以下、ラッセル、ハミルトン、ルクレール、ピアストリ、ノリス、ガスリー、フェルスタッペン、ハジャー、ベアマンと続きます。フロントロウは今回もメルセデスが独占。ただし、順位は違っていてアントネッリがポールを獲っております。最年少ポールポジション記録で、まだ弱冠18歳だとのこと。メルセデス勢の後方はフェラーリ勢、マクラーレン勢と続きます。尚、スタート前にマクラーレンの2台、ボルトレート、アルボンがマシントラブルによりピットに戻され。そのままリタイアとなっております。上位グリッドはマクラーレン勢が不在の状態でスタートを迎えることに。スタートはインに寄せたメルセデスの2台に対し、フェラーリの2台が大外から被せてきます。ハミルトンがアントネッリの前に出てホールショット。ルクレールもハミルトンの後ろに続こうとしますが、しかしこの上海のターン1はクセ者で奥に行けば行くほどRが小さくなっております。アウト側で苦しくなったルクレールをアントネッリが何とか抑え込んで2番手をキープします。レースの方は首位がハミルトン。以下アントネッリ、ルクレール、ラッセル、ガスリー、コラピント、ローソン、オコン、リンドブラッド、サインツのオーダーで進みます。2周目、長いバックストレートでハミルトンの前に出たアントネッリ。難無くハミルトンをオーバーテイクです。これでポジションを取り戻したアントネッリ。このまま独走態勢にもっていきたいところ。後方ではラッセルがルクレールをオーバーテイク。ポジションを上げています。そして、レースの方はアントネッリがトップチェッカー。途中、セーフティーカーが出る展開になりましたが危なげなく走り切りました。最年少ポールポジション記録に続いて、最年少ポールトゥウィンの記録達成です。何とまだ18歳。デビューした昨シーズンは高校に通いながらレース活動をしていたというのですから恐れ入りますね。自分が18歳の頃だった時を思い出すと…。高校生だった自分はRZ50という原付バイクをブイブイ乗り回していましたよ?ちなみに自分が通っていた学校はバイクに理解があったらしく、バイク通学が可能でした(原付限定でしたが)。当時の自分はバイクライフ(原付)を満喫する高校生。かたや世界最高峰のF1をドライブする高校生。レベルが違い過ぎて比較するのもためらわれますね(汗)。ともあれ、とんでもない若手が登場したものです。17歳で初優勝を飾ったフェルスタッペン同様、将来チャンピオンになる逸材なのは間違いありません。今後の活躍に注目ですね。2位はラッセル。フェラーリの2台を下してメルセデスのワンツーに貢献しました。遂に優勝を成し遂げた若手チームメイト相手に、ラッセルは心中穏やかではない筈。今シーズンはメルセデスのドライバー同士で、激しいタイトル争いが繰り広げられるんじゃないでしょうか。3位はハミルトン。ルクレールとの何周にも亘る激しいチームメイトバトルを制し久々のポディウムです。昨シーズンは冴えない表情が多かったですが、今シーズンのハミルトンは自信に満ちた表情を見せており、期待できそうですね。とはいえ、メルセデスとの差は歴然としているので、まずはその差を埋めることからですか。

追伸…前回のオーストラリアGPの記事で、キャデラックが搭載しているエンジンがメルセデスと書きましたがフェラーリエンジンの間違いでした。訂正いたします。ちなみに、昔のキャデラックというと怖い人がゴツいセダンに乗っているのを連想したものです(汗)。そんなキャデラックがF1に参戦とは時代も変わったということでしょうか。