1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス
8位 C.ルクレール フェラーリ
9位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
10位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
マイアミGPです。今年もマイアミでバイスする季節がやってまいりました(謎)。余談ですが、1980年代に「特捜刑事マイアミ・バイス」というテレビドラマがアメリカで放映されていて大人気を博しました。まあ、ざっくり言うとバディものですね。そして、何とこのマイアミ・バイスの続編の制作が決定したっていうんだからオドロキです。過去の名作を忘れた頃に引っ張り出して続編を出す、というパターンですね。トップガンもこれと同じ流れになるでしょうか。ていうか監督が同じ人ですよ!(ジョセフ・コシンスキー)ひょっとして、この人が仕掛け人ですか?続編だったらある程度の売り上げは見込めるだろうし、もしくは、若い頃に観た作品を「俺だったらこういう風に料理しちゃうもんねー」という感じで撮影しているのでしょう(多分)。さて、スターティンググリッドです。ポールはアントネッリ。以下、フェルスタッペン、ルクレール、ノリス、ラッセル、ハミルトン、ピアストリ、コラピント、ガスリー、ヒュルケンベルグと続きます。アントネッリが3戦連続ポールポジション。一発の速さは目を見張るものがありますね。2番手はフェルスタッペン。引退を示唆するなど弱気な発言が目立ちましたが、精神的に持ち直したのか。堂々のフロントロウです。そして、アウディのヒュルケンベルグがトップ10入りです。新規参入組が苦戦する中、これは大健闘と言えるんじゃないでしょうか。スタートは、ポールのアントネッリが出遅れて両サイドからフェルスタッペンとルクレールが前に出てきました。後手に回ったアントネッリ、後方からアウトに回り込んでアウト側から挽回にかかりますが、オーバースピードでコースアウト。エスケープゾーンは舗装されているので、最小限のポジションダウンでコースに復帰します。その間に首位争いでは予想外のことが起こっています。ルクレールとの接触を避けようとしたのかフェルスタッペン、変な角度で縁石に乗ったのが原因なのか、スピンを喫します。360度ターンですぐさま態勢を立て直し、そのまま走行を続けます。それにしてもフェルスタッペン見事ですね。もし、ここでスピンしてマシンが停止したら多重クラッシュが発生していたかも知れません。とはいえフェルスタッペン、これは手痛いポジションダウンです。レースの方は首位がルクレール。以下、アントネッリ、ノリス、ピアストリ、ラッセル、ハミルトン、コラピント、ローソン、サインツ、フェルスタッペンのオーダーで進みます。4周目、長いバックストレートエンドのターン17でアントネッリがルクレールをオーバーテイク。首位を奪還します。しかし5周目、緩いストレートエンドのターン11でルクレールがアントネッリをオーバーテイク。再び首位に返り咲きます。アントネッリはノリスにもオーバーテイクされ3番手に後退。時を同じくして、後方ではハジャーが単独クラッシュ。左側のバリアに接触した後、コントロールを失ってそのままウォールに激突しました。別の場所では、ガスリーとイン側にいたローソンが接触。ガスリーのマシンはローソンのマシンにすくい上げられる様な格好になり横転。無事にマシンは正向きで着地しましたがその場でリタイアです。これらのアクシデントによりセーフティーカーが導入されます。通常ならこのタイミングでタイヤ交換をするのですが、まだレースも序盤ということもあり、ピットインするマシンは皆無。只一人、ワンストップで走り切る狙いのフェルスタッペンのみタイヤ交換を行いました。27周目、アントネッリはタイヤ交換の為にピットイン。5番手までポジションを落とします。しかし、交換したタイヤが調子良かったのか、ピットアウト後にノリス、フェルスタッペンと立て続けにオーバーテイク。あっという間に首位に返り咲きました。29周目、アントネッリの後方に着けていたノリスもフェルスタッペンをオーバーテイクしていきます。36周目、ピアストリがラッセルをオーバーテイク。一時7番手までポジションを落としていましたが、この後追い上げて最終的に3位でフィニッシュすることになります。そして、レースの方はアントネッリがトップチェッカー。3連勝です。依然ランキング首位を維持。このまま、デビュー2年目にしてタイトルを獲ってしまうのでしょうか?もし、そうなるとハミルトン以来の偉業となりますね。ちなみに、ジャック・ビルヌーブもデビュー2年目でタイトルを獲っているのですが、彼の場合はトップカテゴリー(インディカー)での経験があったので、単純に同列で比較することは出来ないでしょう。そんな、絶好調のアントネッリですが、一言苦言を呈するならば、スタートがアカン!ということです。出だしでモタついて、大きく出遅れることが多いです。ポールポジションを獲ったレースでも一度もホールショットをしたことがありません。オーバーテイクが上手いので、ポジションを挽回出来てはいるのですが、余計なリスクを負うことになっています。わざと出遅れて見せ場を作ろうとしている訳ではないでしょうが、そこが唯一のウィークポイントとなっています。さて、今回のレースで目立ったのはマクラーレンの好調です。今シーズン、初めて2台揃ってポディウム登壇です。特にノリスは首位争いをするだけの速さを維持していました。昨シーズンのアドバンテージは無くなり、メルセデスにやフェラーリに後れを取っていましたが、ようやく調子を取り戻してきた様です。各チームの好不調の波にもよるのでしょうが、そのおかげで先の読めない、見ごたえのある展開となっているのではないでしょうか。さて、イラン情勢です。イランはアメリカとイスラエルに対する報復措置としてイスラエルの他、アメリカ軍が駐留するサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、クウェート、イラク、ヨルダンにミサイル等を発射しました。F1を開催している中東の国は全て攻撃を受けている、ということになります。終盤戦のカタールGPとアブダビGP(アラブ首長国連邦)までは時間がありますが、停戦が実現したとして、安全面を考慮すると「じゃあ、やりますか」と単純に事を進める訳にもいかない様な気もします。F1開催国以外はどうなってもいいのか?という話でもないし、中東以外はどうでもいいのか?という話ではもちろんありません。それにしても、手当たり次第に米軍基地に向けてミサイルを乱発するというイランの対応は常軌を逸しているとしか言いようがありません。そもそも、ホルムズ海峡の問題の発端は、アメリカとイランの核協議が不調に陥ったことに端を発します。今、アメリカが行っている、気に入らない国の体制を武力によって転覆を図る、という傍若無人な振る舞いは何としてもやめて欲しいものです。一人の政治家によって世界中が混乱させられていることに、驚きを隠せません。
1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
8位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
9位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
10位 E.オコン ハース・フェラーリ
日本GPです。スターティンググリッドはポールがアントネッリ。以下、ラッセル、ピアストリ、ルクレール、ノリス、ハミルトン、ガスリー、ハジャー、ボルトレート、リンドブラッド、と続きます。前戦同様、メルセデスがフロントロウを独占。そしてデビュー2年目のアントネッリが続けてポールポジションです。メルセデスの後方ではマクラーレンとフェラーリがグリッドを分け合っている状況。そして、アルピーヌのガスリーやアウディのボルトレートがシングルグリッドを獲得しています。スタートはポールポジションのアントネッリが大きく後れ6番手に。ラッセルも遅れて3番手に後退します。アウト側からターン1にかけてイン側を抑え込んだピアストリがホールショット。以下、ルクレール、ノリス、ラッセル、ハミルトン、アントネッリのオーダーでターン1を通過していきます。22周目、ラッセルがタイヤ交換の為にピットイン。しかし、何とその直後、ベアマンのクラッシュによりセーフティーカーの導入となります。続々とタイヤ交換の為にピットインする各車。アントネッリはこの好機に首位の座に返り咲きます。51周目、ラッセルは最終シケイン手前でルクレールをオーバーテイク。しかし、その後のメインストレートでオーバーテイクモードを使われあっさり抜き返されてしまいます。そして、レースの方はアントネッリがトップチェッカー。セーフティーカー導入時にピットインして首位に立ったアントネッリ。その後は後続を引き離し余裕の一人旅となりました。運を味方にしたアントネッリが2連続ポールトゥフィニッシュ。ランキング1位の座を堅持しております。4位はラッセル。序盤は首位争いを展開するも、終盤、ルクレールとのバトルも上手くいかず。必死にあがいても結果的に悪手となってしまう悪い流れに飲み込まれた感じがします。ピットインの直後にセーフティーカー出動等、アントネッリとは真逆の運の無さで勝機を逃しました。「今日はなんて日だ!」(小峠風に)思ったに違いありません(汗)。さて、久々に日本人不在となった日本GP。しかし、将来のF1ドライバー候補としてF2で活躍する岩佐歩夢、ル・マン24時間レースでの優勝経験もある平川亮が控えております。もちろん、角田裕毅の復活という線も期待していいでしょう。フェルスタッペンが引退を示唆するなど明らかにモチベーションが低下している今現在、リザーブドライバーの角田裕毅にチャンスがあるのは間違いありません。意外と人材豊富な日本人ドライバー、今後の日本人F1ドライバーの活躍に期待していいと思います。さて、次戦は間が空きまして5月3日のマイアミGPとなります。緊迫した中東情勢を受けてバーレーンGPとサウジアラビアGPがキャンセルとなりました。中東のみならず、世界中に戦火が広がる今、一日も早い収束を祈るばかりです。
1位 K.アントネッリ メルセデスAMG
2位 G.ラッセル メルセデスAMG
3位 L.ハミルトン フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 O.ベアマン ハース・フェラーリ
6位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
7位 L.ローソン レーシングブルズ・フォード
8位 I.ハジャー レッドブル・フォード
9位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
10位 F.コラピント アルピーヌ・メルセデス
中国GPです。スターティンググリッドはポールがアントネッリ。以下、ラッセル、ハミルトン、ルクレール、ピアストリ、ノリス、ガスリー、フェルスタッペン、ハジャー、ベアマンと続きます。フロントロウは今回もメルセデスが独占。ただし、順位は違っていてアントネッリがポールを獲っております。最年少ポールポジション記録で、まだ弱冠18歳だとのこと。メルセデス勢の後方はフェラーリ勢、マクラーレン勢と続きます。尚、スタート前にマクラーレンの2台、ボルトレート、アルボンがマシントラブルによりピットに戻され。そのままリタイアとなっております。上位グリッドはマクラーレン勢が不在の状態でスタートを迎えることに。スタートはインに寄せたメルセデスの2台に対し、フェラーリの2台が大外から被せてきます。ハミルトンがアントネッリの前に出てホールショット。ルクレールもハミルトンの後ろに続こうとしますが、しかしこの上海のターン1はクセ者で奥に行けば行くほどRが小さくなっております。アウト側で苦しくなったルクレールをアントネッリが何とか抑え込んで2番手をキープします。レースの方は首位がハミルトン。以下アントネッリ、ルクレール、ラッセル、ガスリー、コラピント、ローソン、オコン、リンドブラッド、サインツのオーダーで進みます。2周目、長いバックストレートでハミルトンの前に出たアントネッリ。難無くハミルトンをオーバーテイクです。これでポジションを取り戻したアントネッリ。このまま独走態勢にもっていきたいところ。後方ではラッセルがルクレールをオーバーテイク。ポジションを上げています。そして、レースの方はアントネッリがトップチェッカー。途中、セーフティーカーが出る展開になりましたが危なげなく走り切りました。最年少ポールポジション記録に続いて、最年少ポールトゥウィンの記録達成です。何とまだ18歳。デビューした昨シーズンは高校に通いながらレース活動をしていたというのですから恐れ入りますね。自分が18歳の頃だった時を思い出すと…。高校生だった自分はRZ50という原付バイクをブイブイ乗り回していましたよ?ちなみに自分が通っていた学校はバイクに理解があったらしく、バイク通学が可能でした(原付限定でしたが)。当時の自分はバイクライフ(原付)を満喫する高校生。かたや世界最高峰のF1をドライブする高校生。レベルが違い過ぎて比較するのもためらわれますね(汗)。ともあれ、とんでもない若手が登場したものです。17歳で初優勝を飾ったフェルスタッペン同様、将来チャンピオンになる逸材なのは間違いありません。今後の活躍に注目ですね。2位はラッセル。フェラーリの2台を下してメルセデスのワンツーに貢献しました。遂に優勝を成し遂げた若手チームメイト相手に、ラッセルは心中穏やかではない筈。今シーズンはメルセデスのドライバー同士で、激しいタイトル争いが繰り広げられるんじゃないでしょうか。3位はハミルトン。ルクレールとの何周にも亘る激しいチームメイトバトルを制し久々のポディウムです。昨シーズンは冴えない表情が多かったですが、今シーズンのハミルトンは自信に満ちた表情を見せており、期待できそうですね。とはいえ、メルセデスとの差は歴然としているので、まずはその差を埋めることからですか。
追伸…前回のオーストラリアGPの記事で、キャデラックが搭載しているエンジンがメルセデスと書きましたがフェラーリエンジンの間違いでした。訂正いたします。ちなみに、昔のキャデラックというと怖い人がゴツいセダンに乗っているのを連想したものです(汗)。そんなキャデラックがF1に参戦とは時代も変わったということでしょうか。
1位 G.ラッセル メルセデスAMG
2位 K.アントネッリ メルセデスAMG
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 L.ハミルトン フェラーリ
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 M.フェルスタッペン レッドブル・フォード
7位 O.ベアマン ハース・フェラーリ
8位 A.リンドブラッド レーシングブルズ・フォード
9位 G.ボルトレート アウディ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・メルセデス
オーストラリアGPです。開幕戦です。何かと話題の多い今シーズン。やはり目玉はアウディとキャデラックの参戦ではないでしょうか。大手自動車メーカーが2社同時に参戦です。新レギュレーションの採用というこのタイミングでの参戦は、やはり既存参戦チームが持っているアドバンテージを少なく抑えられると目論んだのでしょう。参戦のアプローチはそれぞれ違っていて、アウディは既存チームを買収。チームとしては既に組織が出来上がっており、組織を新たに立ち上げる必要がない分、その余力をエンジン開発に向けられる訳で、シャーシー・エンジン共に自社製となっております。一方キャデラックはチームを新規立ち上げ。組織を立ち上げ、チームとして機能させなければならない必要があり、GMという大企業でさえもエンジンを開発する余裕が無かったのか、メルセデスエンジンを使用します。また、ドライバーラインナップは、アウディが前シーズンから続投(ヒュルケンベルグ、ボルトレート)、キャデラックは現在フリーでベテランで優勝経験があり、トップチームでの経験があるという2人のドライバー、ペレスとボッタスを起用しています。それにしても、これだけ条件が多いドライバーが2人揃って加入とは、出来過ぎな気がしなくもありませんが(汗)。まあ、両チームともドライバー選定に関してはセオリー通りといえるでしょう。ワークスチームとはいえ、初年度はトラブルが頻発するでしょうが、まずはお手並み拝見といきますか。さて、スターティンググリッドはポールがラッセル。以下、アントネッリ、ハジャー、ルクレール、ピアストリ、ノリス、ハミルトン、ローソン、リンドブラッド、ボルトレートと続きます。メルセデス勢がフロントロウ独占。レッドブル移籍後初戦のハジャーが3番グリッド。以下フェラーリ勢、マクラーレン勢、レーシングブルズ製、アウディ勢、ハース勢が続きます。この並びは、今シーズン、各チームの力関係を占うにはある程度の判断基準にはなりそうですね。まずは、フロントロウ独占のメルセデスは要チェック、といったところでしょうか。レコノサンスラップ中にピアストリが左の高速コーナーでクラッシュ。立ち上がりで縁石に乗ったところ挙動が乱れて、イン側のウォールにコントロールを失ったまま激突。マシンは大破し走行不能な状態に。ピアストリにとっては母国GPでしたが、残念ながらマシンをグリッドに並べることなくリタイアとなりました。スタートはルクレールがメルセデス勢の間に割って入りホールショット。2番グリッドだったアントネッリは出遅れて7番手まで後退です。レースは首位がルクレール、以下ラッセル、ハミルトン、リンドブラッド、ハジャー、ノリス、アントネッリの順で進んでいきます。2周目、ターン8の立ち上がりでラッセルがルクレールを大外からズバッとオーバーテイク。ポジションを取り戻します。翌3周目、ルクレールが狙いをすました様に後方から加速。ターン11でラッセルをアウト側からオーバーテイク。今度はルクレールが首位を奪い返します。その後、両者のこの激しい首位争いはしばらく続くことになります。11周目、ハジャーが白煙を上げてストップ。後方グリッドに沈んだフェルスタッペンに代わり一人気を吐いていましたが、残念ながらリタイアとなりました。このアクシデントによりバーチャル・セーフティーカーの導入となります。メルセデス勢はこの間隙を縫ってタイヤ交換を行います。一方のフェラーリはステイを選択。結果、この判断の違いがリザルトに大きく響くことになります。ルクレールは25周目、ハミルトンは28周目とそれぞれセーフティーカーの出ていないタイミングでタイヤ交換を行います。メルセデス勢が行ったタイヤ交換のタイミングは通常2回交換する時のそれでしたが、フェラーリの動きに対応すべく1回で走り切る作戦に変更。フェラーリの思惑とは裏腹にメルセデスのペースが落ちることは無くラッセルがトップチェッカー、続いてアントネッリがチェッカーとメルセデスは幸先のいいワンツーフィニッシュを決めました。
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
7位 E.オコン ハース・フェラーリ
8位 L.ハミルトン フェラーリ
9位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
10位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
アブダビGPです。最終戦です。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ノリス、ピアストリ、ラッセル、ルクレール、アロンソ、ボルトレート、オコン、ハジャー、角田裕毅と続きます。Q3進出の角田裕毅、最終戦でいいところを見せられるでしょうか?スタートは、マシンが動き出した直後にフェルスタッペンが思いっきりイン側に寄せて、後ろのノリスを牽制。イン側を守ったままターン1に向かいホールショットです。後続にも混乱は無く、次々とマシンが通過していきます。2周目、ターン1でピアストリがノリスをアウト側からオーバーテイク。ノリスは3番手にポジションダウンですが、このポジションをキープできればタイトル確定。しかし、背後にはルクレールが迫っており、油断はできない状況です。実際、4周目のターン1では横に並びかけられています。17周目、タイヤ交換の為にピットインしたノリス。9番手までポジションを落とします。18周目にはアントネッリ、サインツをオーバーテイク。翌19周目にはストロールをローソンを一気にオーバーテイク。次々をポジションを上げていきます。23周目、バックストレートで角田裕毅の横に並びかけるノリス。幅寄せされてコース端に追いやられつつもオーバーテイク。これで3番手にポジションを回復です。尚、角田裕毅はこの時の不適切な挙動により5秒のタイムペナルティが科されました。折角3番手を走っていたのにもったいないですね。この幅寄せはいらんかった様に思います。41周目、ノリスが2回目のタイヤ交換の為ピットイン。コースに戻るときには4番手ラッセルとのギャップが20秒以上と安全圏内です。そして、レースの方はフェルスタッペンがトップチェッカー。逆転タイトルは叶いませんでしたが、終盤の3連戦を全て優勝で飾りました。3位はノリス。見事悲願のタイトルを決めました。ポイント差は僅か2ポイント差と際どいものでしたが、前回のカタールGPで終盤、アントネッリをオーバーテイクして加算した2ポイントが効きましたね。3番手キープでタイトル決定となれば精神的にもかなり楽になる筈ですから。終盤戦のフェルスタッペンの追撃を振り切ったノリス。この展開は2016年のロズベルグ対ハミルトンの対決を思い起させますね。あの時はハミルトンがシーズン終盤に4連勝。しかしながら、ロズベルグが僅か1ポイント差でタイトルを獲得したのです。更に、激しかったのが最終戦における決勝レースでの攻防戦。ロズベルグは2番手で走行していた訳ですが、このままではタイトルが決定してしまうと一計を案じた先頭のハミルトン。あろうことか、ワザとペースを落として3番手のベッテルとのギャップを詰めさせてオーバーテイクをさせようと試みたのです。何とかポジションを守ってタイトルを獲得したロズベルグ。そして、ロズベルグはタイトルを花道に電撃引退を発表したのです。シーズンを通した長きに亘る神経戦。そして、最終戦の壮絶な攻防でロズベルグは精神的に消耗し切ってしまったのでしょう。今回のアブダビGPでもフェルスタッペン陣営は同様の作戦が候補の一つとして挙がっていました(マジか!)。しかし、ノリスが2回ストップ、ピアストリが1回ストップと違うタイヤ戦略を採ることで、スローペース作戦は却下となったそうです。ペースを落とせば、マクラーレンのどちらかのドライバーに前に出られることは明らかでしたので。まあ、自分としてもペースを落として迄タイトルを獲りにくる、そんなセコい(汗)フェルスタッペンは見たくなかったので、それはそれで良かったのではないかと思います。序盤のマクラーレン優位の展開とは裏腹に、終盤はフェルスタッペンを巻き込んだ三つ巴の大混戦となった今シーズンのタイトル争い。ノリスの悲願がかなって、マクラーレンとしてはダブルタイトルと大団円の幕切れとなりました。
さて、今シーズンの総括といきます。まずは、ノリス。悲願のタイトル獲得を達成。昨シーズンはフェルスタッペンを追い詰めることが出来ずにタイトルを逃しました。そもそも、ドライバーもチームもタイトルを獲りに行く、という覚悟ができていなかった訳で、「えっ、タイトル獲りに行ってもいんですか?」という感じじゃなかったんでしょうか。シーズンオフのインタビューでは「来シーズンこそはタイトルを獲りにいく」と答えていたノリス。宿題だったタイトル獲得を見事達成しました。次はフェルスタッペン。シーズン序盤の絶望的な状況からタイトル奪還の急先鋒に変貌した後半戦。これは、前チーム代表のクリスチャン・ホーナーの影響によるところが大きいといえます。昨シーズン、ホーナーの女性問題のスキャンダルが発覚。騒動に嫌気が差した主要スタッフがどんどん離脱していきました。最も痛かったのはエイドリアン・ニューウェイが抜けたことでしょう。開発の責任者がいなくなった途端、チームの成績は低迷。あわや、ノリスに逆転タイトルを持っていかれそうなところまで落ち込みました。今シーズン途中でホーナーは解雇されることになりました。SNSの内容が公開され、法的にはOKだけど、倫理的にはアカンかったらしいです。代わってローラン・メキースが新代表に就任。徐々に戦闘力を取り戻し、シーズン終盤にはほぼ最速といってもいいぐらいの速さでした。当初、メキースのチーム運営能力には疑問を抱いていたのですが、その予想とは裏腹にチームはかつての勢いを取り戻しました。メキースはかなりのやり手の様ですね。ホーナーはレッドブルを新規立ち上げから常勝チームにまでのし上げた功績があった訳ですが、それがスキャンダルにより全てを失ったという訳です。日本の芸能界でもタレントのみならず企業まで巻き込んだスキャンダルの嵐が吹き荒れています。地位のある人程、スキャンダルには要注意ということですね。1回の過ちで全てを失うことになってしまいますから。えーと何でしたっけ?スキャンダルの話ばかりしてしまいましたが(汗)。とにかく、フェルスタッペンはまだまだ最強のドライバーだということが終盤の復活劇で明らかになったというわけです、はい。そして、ピアストリ。シーズン序盤はランキングトップを快走。勢いのある走りで、ノリスを完全に凌駕していました。このまま先輩格のノリスを差し置いてタイトル獲得か?と思わせましたが、シーズン終盤はプレッシャーからなのか、精彩を欠いた走りが目立つことに。冷静沈着なピアストリですが、タイトル獲得のプレッシャーには勝てなかったということでしょうか。ラッセル。時折光る走りを見せシーズン2勝。成長著しい後輩のアントネッリの追い上げが予想される来シーズン。正念場となりそうです。ルクレール。ポディウムには何度が上がりましたが未勝利に終わりました。予選では上位進出することが多かったのですが、残念ながら引っかき回し役に終始したという印象です。ハミルトン。2007年のデビュー以来、毎シーズン勝利を挙げていたのですが2022年でその記録がストップ。今シーズンは勝利どころかポディウムにも届かないという暗澹たる成績です。ハイライトといえる成績は中国GP、スプリントでのポールトゥフィニッシュでしょうか。希望の種は来シーズンの大幅なレギュレーション変更で勢力図が変わること。来シーズンの成績いかんでは引退の文字がチラついてくることは間違いないでしょう。サインツ。何とアゼルバイジャンGPとカタールGPで2回ポディウムに上がっています。ウィリアムズの戦闘力から考慮するとこれは驚異的なことなんじゃないでしょうか。まだまだ衰えを感じさせないサインツ、来シーズンも期待できそうですね。アロンソ。今シーズンのことよりも既に来シーズンに目が向いていると思われます。何しろアストンマーチンには大御所のエイドリアン・ニューウェイが加入。エンジンパートナーとしてホンダを迎え入れます。マシンの大幅な戦闘力アップが予想される来シーズンに期待しない訳がありません。3度目のタイトルを花道に引退発表、これがアロンソの描く未来予想図IIでしょう(ドリカムか!笑)。ちなみに未来予想図Iはフェラーリでの戴冠でしたが、こちらは叶っておりませんです、はい。ヒュルケンベルグ。イギリスGPで3位入賞、遂にポディウムに登りました。参戦239戦目での悲願達成です。きっと、ノリスがタイトルを獲ったのと同じぐらい嬉しいに違いありません。とはいえ、ヒュルケンベルグはル・マンでの優勝経験があるので、それ程ではないのかも知れませんね。来シーズンはザウバー改めアウディから引き続き参戦。更なる高みを目指します。角田裕毅。シーズン途中ながら念願のレッドブルに移籍。日本人では初となる優勝できる可能性のあるチームに移籍です。しかし、レッドブルはフェルスタッペンを中心に回っているチーム。先人達がそうであった様に、角田裕毅も苦戦を強いられることとなります。戦績もアゼルバイジャンGPでの6位が最高位と上位進出はなりませんでした。救いがあったとすれば、カタールGPのスプリント予選でフェルスタッペンを上回ったことでしょうか。些細なことですが、これは角田裕毅にとって大きな自信になったに違いありません。来シーズンはリザーブドライバーになる訳ですが、腐らずにやれることを精一杯やって欲しいと思います。さて、来シーズンはレギュレーションの大幅な変更が待ち受けています。好調なチームにとっては戦々恐々。不調のチームにとっては捲土重来を期すチャンス。2021年まで常勝軍団だったメルセデスが2022年のレギュレーション変更を機に、不振に陥ったのは記憶に新しいところです。何が起こるかわからない来シーズン、まずはプレシーズンテストに注目ですね。
余談:J2のホーリーホックに続き、J1ではアントラーズが優勝。茨城県勢が両リーグを制覇しました。同じ県で制覇したのは珍しいんじゃないですか?ひょっとして初?サッカー以外に目を向けると大の里が優勝、横綱昇進です。えっ、大の里って石川県出身じゃないかって?いやいや、大の里が所属している二所ノ関部屋は茨城県にあるのですよ。所属している部屋をチームと解釈するならば、大の里も茨城県勢といえるのではないでしょうか(ちょっと強引?)。ちなみに、二所ノ関部屋の親方は元横綱で茨城県出身の稀勢の里ですよ?意外とスポーツ王国な茨城県。プロ野球の球団が無いのが少しばかり寂しいですが(隣接する千葉県、埼玉県にはあるんですねどねえ)。
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
4位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
5位 K.アントネッリ メルセデスAMG
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 C.ルクレール フェラーリ
9位 L.ローソン RB・ホンダ
10位 角田裕毅 レッドブル・ホンダ
カタールGPです。ポールはピアストリ。以下、ノリス、フェルスタッペン、ラッセル、アントネッリ、ハジャー、サインツ、アロンソ、ガスリー、ルクレールと続きます。タイトルを争う3人が上位3グリッドを占めています。スタートでは熾烈な主導権争いが展開しそうですね。その後ろには上り調子のメルセデスが続きます。ややアントネッリに押され気味のラッセル。先輩としての意地を見せたいところですね。スタートはピアストリがダッシュを上手く決めてホールショット。フェルスタッペンはノリスの前に出て2番手に浮上です。レースの方は首位がピアストリ。以下、フェルスタッペン、ノリス、アントネッリ、サインツのオーダーで進んでいきます。7周目、ターン1でヒュルケンベルグとガスリーが接触。アウト側にいたヒュルケンベルグはデブリをまき散らしながらスピン、コースアウト。そのままリタイアとなります。一方のガスリーはタイヤがパンク。車体下面を擦り、火花を散らしながらピットに向かいます。このアクシデントによりセーフティーカーの導入。各車次々とピットインしていきます。30周目、メインストレートでアントネッリの後方から猛然と加速するピアストリ。ターン1でインに飛び込んでオーバーテイク。3番手にジャンプアップです。56周目、アントネッリがターン10でテールスライド。背後にいたノリスがその隙に前に出ます。これでノリスは4番手にジャンプアップ。そして、レースの方はフェルスタッペンがトップチェッカー。ランキング2位に浮上です。3位はサインツ。フェルスタッペンとマクラーレン勢の影に隠れて目立ちませんでしたが、好ペースを維持。タイトル争いの渦中に割って入りました。今シーズン2度目のポディウムです。中団のチームで気を吐くサインツ。昨シーズンまで在籍していたフェラーリ勢よりも上位でフィニッシュ。してやったりというというところでしょうか。4位はノリス。終盤アントネッリをパスして僅かにポイントを追加しました。今は少しでもポイントを稼いでおきたいところ。もしかすると、これがタイトル争いに影響する可能性も否定できません。さて、マクラーレンの失策により勝利を逃したピアストリとノリスの両ドライバー。序盤のセーフティーカー導入時にタイヤ交換をしていれば、明らかに違う展開となっていたことでしょう。性能の落ちたタイヤで走る時間が増えたことで、フェルスタッペンの先行を許してしまった訳です。さて、最終戦まで三つ巴でもつれ込んだタイトル争い。果たしてどの様な結末を迎えるのでしょうか。
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 G.ラッセル メルセデスAMG
3位 K.アントネッリ メルセデスAMG
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
6位 I.ハジャー RB・ホンダ
7位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
8位 L.ハミルトン フェラーリ
9位 E.オコン ハース・フェラーリ
10位 O.ベアマン ハース・フェラーリ
ラスベガスGPです。スターティンググリッドはポールがノリス。以下、フェルスタッペン、サインツ、ラッセル、ピアストリ、ローソン、アロンソ、ハジャー、ルクレール、ガスリーと続きます。何とサインツが3番グリッド。再びポディウム登壇となるでしょうか。スタートはノリスがマシンを露骨にイン側に寄せてフェルスタッペンを牽制。フェルスタッペンの侵入を防ぎますが立ち上がりが苦しくなりヘアピン状のターン1のアウト側に大きく膨らみます。その隙にフェルスタッペンはイン側から首位に浮上。立ち上がりの加速が鈍ったノリスは直角のターン5でラッセルにも先行されることになります。尚、後方ではターン1でローソンがピアストリに接触。同じくターン1でボルトレートがストロールに激突。その反動でガスリーらが巻き込まれるアクシデントが発生。バーチャル・セーフティーカーの導入となります。レースの方は首位がフェルスタッペン、以下ラッセル、ノリス、サインツ、ハジャー、ローソン、ピアストリのオーダーで進みます。34周目、バックストレートでラッセルの背後に着いたノリス。ストレートでラッセルをアウト側からオーバーテイク。ターン14で悠々とコーナーに入っていきました。これで、ポジションを取り返したノリス。2番手にジャンプアップです。そして、レースの方はフェルスタッペンがノリスを20秒以上引き離して余裕のトップチェッカー。2位はノリス。しかし、レース後の車検で車体下部のスキッドブロックが規定以上に摩耗していた為に失格。5位フィニッシュしていたピアストリも同様に失格となりました。繰り上がって2位にラッセル、3位にアントネッリというのが正式なリザルトとなります。しかし、これはマクラーレンとしては痛いですね。ポイント争いでフェルスタッペンに一気に差を詰められてしまいました。シーズン前半戦までの展望とは裏腹に最終戦までもつれ込みそうなタイトル争い。ノリス、ピアストリ、フェルスタッペンと3人の内、誰がチャンピオンになってもおかしくありません。この後の展開を刮目して待つべし、です。
余談1:先日の「酒のツマミになる話」にて。麒麟の川島明氏が子供の頃買えなかった筆箱を最近買ったということで、その筆箱を披露していたのですが…。その筆箱には何とロータス81の写真が!マジか!フロントウイングが付いていないので、ウイングカー時代のマシンですね。何でこんな古いマシンの写真が使われているのか不思議ですが…。ちなみに、自分は小学生の頃、マリオ・アンドレッティのロータス79の下敷きを使っていました。懐かしいですね。川島氏に親近感を感じてしまいましたよ(笑)。尚、川島氏の筆箱の裏側には「LONG BEACH GRAND PRIX MCLAREN」の文字と共にマクラーレンのものと思しきマシンの写真が当てがわれていました。こちらも古い…。
余談2:何と水戸ホーリーホックがJ2優勝!マジか!そして、文句無しのJ1昇格です。まあ、自分的にはJ1昇格よりも優勝したことの方が重要ですね。やはり優勝と2位とでは気分的に全然違いますから。佐藤琢磨がインディ500で優勝した時と同じぐらい嬉しいかも知れません(よくわからない例えですいません)。まあ、正直言わせてもらうと、ホーリーホックってイマイチパッとしない成績が続いていて万年J2というイメージがありました。それが、イキナリ優勝したというのだから驚きしかありませんよ。J1に昇格したことでアントラーズと茨城県で初のダービーマッチが行われることになると思いますが…。正直ホーリーホックのホームであるケーズデンキスタジアム、小さいです。カシマスタジアムと比べると大きさ的に見劣りしてしまいます。アントラーズのサポーターが大挙して遠征してきらたパンクしちゃうんじゃないかとチョット心配です(汗)。まあ、その辺は運営側が上手くやってくれるでしょう(多分)。何はともあれ、優勝、並びにJ1昇格おめでとうございます。
1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 K.アントネッリ メルセデスAMG
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 O.ベアマン ハース・フェラーリ
7位 L.ローソン RB・ホンダ
8位 I.ハジャー RB・ホンダ
9位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
ブラジルGPです。スターティンググリッドはポールがノリス。以下、アントネッリ、ルクレール、ピアストリ、ハジャー、ラッセル、ローソン、ベアマン、ガスリー、ヒュルケンベルグと続きます。何とアントネッリがフロントロウ。先輩格のラッセルを差し置いて、このポジションに抜け出てきました。スタートはノリスがイン側にマシンを寄せつつターン1に侵入。ホールショットです。後続にも大きな順位変動は無く、マシンが続々と通過していきます。6周目、ターン1でピアストリがアントネッリのインに入り込みます。その際に軽く接触し、アントネッリはアウト側に押し出されます。丁度、そこにいたルクレールにアントネッリが激突。ルクレールの左フロントタイヤが外れて走行不可能な状態になりリタイアです。全くのもらい事故でリタイアとなったルクレール。いきなりイン側から弾き出されたのですから、これはもうたまったもんじゃありませんね。一方、チームメイトのハミルトンもオープニングラップの最終コーナーでコラピントと接触したのが原因でリタイアしています。フェラーリ勢は全滅となり、最悪の結末となりました。尚、直接ぶつけられたアントネッリはコースアウトしたものの、マシンに大きなダメージは無く、走行を続けます。その後、マクラーレンのワンツー態勢となり、ノリスとピアストリのマッチレースの様相となります。この展開は久し振りですね。しかし、ピアストリに先程のアクシデントに対して10秒のタイムペナルティが科されることに。これで、マクラーレンのワンツー態勢は崩れ、ピアストリの優勝のチャンスは潰えました。そして、レースの方はノリスがトップチェッカー。終盤にきて走りに安定感が増したノリスがランキングトップを堅持しております。2位はアントネッリ。序盤にアクシデントに巻き込まれるも、そのまま走行を続けるという強運の持ち主。自身キャリアベストとなる結果を出しました。ここ数戦で成長著しいアントネッリ。ラッセルもうかうかしていられないですね。17位は角田裕毅。完走車中最下位。ドベですドベ。もともと後方(17蕃グリッド)からのスタートということもあるのでしょうが…。やはり、一番痛かったのはピットクルーのミス。序盤にストロールに追突、スピンさせた過度でペナルティを科されます。ペナルティ消化のピットストップ中、何と時間前にピットクルーが作業を始めてしまったのです。これで、ペナルティを消化していないと判断され、もう一度10秒ストップする羽目に、トホホ…。一時は9番手を走行していただけに、このミスが無ければと思うと残念でしょうがないですね。「今日はなんて日だ!」と思ったにちがいありません(小峠か!。笑)。
1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
4位 O.ベアマン ハース・フェラーリ
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 K.アントネッリ メルセデスAMG
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 L.ハミルトン フェラーリ
9位 E.オコン ハース・フェラーリ
10位 G.ボルトレート ステーク・フェラーリ
メキシコGPです。スターティンググリッドはポールがノリス。以下、ルクレール、ハミルトン、ラッセル、フェルスタッペン、アントネッリ、ピアストリ、ハジャー、ベアマン、角田裕毅と続きます。ノリスが久々のポールポジション。2番グリッドになることが多かっただけに本人としてはしてやったり、というところでしょう。3番グリッドはハミルトン。こちらも久々の好ポジション。フェラーリ移籍後初のポディウムを期待したいところです。スタートはノリスが好ダッシュを決めターン1に向かいます。イン側にマシンを寄せるノリス。ここ、ロドリゲスサーキットはストレートが長いので、スリップからインを奪われない為の定石通りの動きですね。ノリスがキッチリとホールショット、と思いきやターン2を立ち上がった時点でルクレールが前を走っています。どゆことー?どうやらターン1で行き場を失ったルクレールがターン1をショートカットしたというのが真相です。ペナルティ回避の為、ルクレールはすぐさまノリスにポジションを譲りました。他にも大外にいたフェルスタッペンもコースアウトしてターン1をショートカット。ストレートエンドでコース外にはみ出し土埃を上げていましたが、マシンに大きなダメージは無くコースに復帰しています。スタートでの混乱の収拾後、レースはノリス、ルクレール、ハミルトン、フェルスタッペンのオーダーで進行していきます。6周目、ターン1でハミルトンのイン側に飛び込んだフェルスタッペン。両車は接触しハミルトンはアウト側に軽く弾き飛ばされますが走行を続けます。続くターン2でフェルスタッペンのイン側にハミルトンが飛び込みます。今度はアウト側に回ったフェルスタッペンは堪え切れずにコースアウト。ショートカットする形でハミルトンの前に復帰します。続くターン4では、今度はハミルトンがアウト側からフェルスタッペンに仕掛けますがブレーキをロックさせてコースアウト。先程のフェルスタッペンと同様にショートカットしてコースに復帰。フェルスタッペンの前に出てポジションを奪い返した格好となりました。そして、ハミルトンのこのショートカットに対して10秒のペナルティか科されます。本来ハミルトンはポジションを戻すべきだったのですが、ショートカットしたフェルスタッペンからポジションを奪い返したのだからその必要は無い、と解釈していたのでしょう。一方、先に同様にショートカットしたフェルスタッペンにペナルティは科されていない訳で、裁定の基準が曖昧で、納得がいかないと思っているのはハミルトン本人だけではないでしょう。そして、レースの方はノリスがトップチェッカー。6戦振りの勝利です。ですが、その間着々とポイントを重ねていたこともあり、ランキングトップに浮上です。フェルスタッペンも乱入してきたタイトル争い。いよいよ混迷の度を増してきました。2位はルクレール。終盤フェルスタッペンに迫られるも見事逃げ切り。前回のアメリカGPに続いて、連続のポディウム登壇となっております。8位はハミルトン。序盤のフェルスタッペンとのバトルで不本意な10秒ペナルティを科されました。これが原因でポディウム圏外に追いやられたといっても、言い過ぎではないでしょう。久々に元気なハミルトンが見られると思っていましたが、実に悔やまれる展開となってしまいました。
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 L.ハミルトン フェラーリ
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 角田裕毅 レッドブル・ホンダ
8位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
9位 O.ベアマン ハース・フェラーリ
10位 L.ローソン RB・ホンダ
アメリカGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ノリス、ルクレール、ラッセル、ハミルトン、ピアストリ、アントネッリ、ベアマン、サインツ、アロンソと続きます。調子を吹き返してきたフェルスタッペンがポールポジション。ランキング2位のノリスがフロントロウでフェルスタッペンと対峙する形に。一方ランキングトップのピアストリはフェルスタッペンのプレッシャーからなのか、6番グリッドと落ち込んでおり、興味深い位置関係となっております。スタートはフェルスタッペンがダッシュを決めホールショット。その後ろではルクレールが大外からノリスをオーバーテイク。コーナリングのラインの半径を大きくすることでスピードを落とすことなく、立ち上がりのダッシュに繋がった、というところでしょうか。21周目、バックストレートでルクレールの後ろに着けたノリス。ルクレールはイン側に寄って抵抗を試みますがノリスがアウト側からオーバーテイク。数周にわたって繰り広げられたバトルですが、ようやく決着がつきました。スタートでルクレールに先行されたノリスですが、これでポジション奪還です。そして、レースの方はフェルスタッペンがトップチェッカー。今シーズン5勝目です。フィニッシュ時のノリスとのタイム差をみると、ノリスがルクレールに引っ掛かっている間に差を拡げた、といえなくもありませんが実際はどうなのでしょう。さて、フェルスタッペンが完全復活したことで風雲急を告げるタイトル争い。予想外の展開に、いよいよ目が離せなくなってきました。