先月、日田のおとなり、天ヶ瀬のおかげさまcafeにこんさんにて「植物と人 雨の森」さんによる土中環境改善のWSに参加させて頂きました。




雨の森の轟まことさんは、長野のナチュラルガーデンの造園家ポールスミザーさんのところで以前ずっと働かれていて、その在り方や土や植物との向き合い方にいつも心動かされます。土中環境の高田さんと、ポールさんと、まことさん独自の様々な観点や技術が融合した、土中環境に配慮し、お庭の持ち主の気持ちに寄り添った、素敵なお庭づくりをサポートしてくれる、人間的にもめちゃくちゃ素敵な方で、、、芸術家でもある相方の坂本さんとの掛け合いもこれまた楽しく、、、






”雨じまいができる庭”

今回のお施主であるcafeにこんのポンちゃんに初めてお会いしたのは、この春のあめつちのお家での土中環境のWSで、とても傷んだお家を譲り受けて、雨が降ると庭に川ができるほど大変で、、と話されていたのですが、




ポンちゃんはそれからずっとコツコツと自分で手を入れられ、カフェスペースには素敵な囲炉裏ができていて、建物のまわりのスペースには初めは猪がやってきて地面をボコボコ掘り返していたのが、手を入れるうち、今は穴熊に変わってきたのだそう!ポンちゃん予測によると、今回の大規模な土中環境改善によって、さらに小さなモグラに変わるのでは?ですって。全てがすごいなぁ!なんて興味深い!


落ち葉の菌糸


空気や水の流れ、菌や植物たちの繋がりなどを五感を使って、かつ理論的にみていくこちらの技術・観点では、動物たちは詰まった場所にまさに風穴をあける存在で、私たちも穴熊にならって、斜面に穴をグリグリし、有機物を挿れていきました。


栗のイガもいれてみた!


お二人のお話を伺いながら、実際に風が抜けるように剪定したり、数日前から進めておられたいちど水を受け止める池や斜面への施術を実際見せて頂いたり、水が滞り灰色で匂いのするグライ化した土を掘りあげて盛って、竹などの植物で通気口をとった周りに、剪定した枝木を使って『しがらみ』を編んだり、、、その場所のものを使って施すそれが、また美しく、古墳のような、祭壇のようにも見えました。




自然と調和するかたちで、この天ヶ瀬の地にコミットして、さらにみんなの息のしやすい空間を目指されているカフェにこんさん。クラウドファンディングは明日11日までだそうです!(投稿がギリギリですいません!)来月にはハーブ王子山下智道さんの観察会も予定されておられるそうです🧡

おかげさまcafeにこんさん
cafe._.nicon 

HP、クラウドファンディングはこちらから
cafe-nikon.hita.fun




あとから読んだ土中環境の本が素晴らしくわかりやすすぎました!!!ことしこそ落ち葉あつめまくるぞ! もう全ての学校の図書室に置いて欲しい、、、 先日の坂田昌子さんのお話もそうでしたが、いろんなニュースに凹みそうに馴るけど、私たちの庭先からできること、プランターから出来ることたくさんある。それは、私たち自身が幸せでいる瞬間瞬間が、集合意識に一滴一滴影響を及ぼしていることと同じように感じる。一緒にすごしてくれたキッズたちも、なんだか希望だわ。