土いじりできない春土用の間に、この怒涛の春の薬草たちを一気に紹介させて頂いております🌱✨
(コツコツ書けない、、、(^◇^;))





薬草庭のアマドコロ。アマドコロ(茎が角)とナルコユリ(茎がまるい)の別名は笑み草。
屋号の笑み草はこのお花からいただきました✨





根っこは黄精という生薬で滋養強壮に。江戸時代、この根っこの砂糖漬けが遊女たちに大ブームになったんだって。
だいぶ増えたから掘り起こしてみたいのだけど、可愛いくて未だ掘れず、、、



春の野草の定番カラスノエンドウ(ヤハズノエンドウ、ピーピー豆)は数少ない膵臓の薬草でもあります。
乾かすと1/3以下になっちゃうから、薬として使うにはめちゃくちゃたくさん必要です。ブレンド茶にも使うから、すこしフライング気味ですが何度も摘んでは乾かしていきます。


愛用の背負い籠。入りきりません、、、


長年使っているウイスキーの箱の薬草切り台。父製作。割れてきたから新しいウイスキ箱だれか譲って〜


すこし実が熟れてきたら分けて乾かします。。。


同じ場所にいた兄弟?たち。
カラスノエンドウ 大
カスマグサ 中 (おはな2つの薄ピンク)
スズメノエンドウ 小

因みにカラスノエンドウは溶血作用があるので大量の生食NGです。


クサフジ


白花も


葛の新芽がニョキニョキ


雨降る度に世界に緑の分量が増えていき、、、


スギナ 生薬名は問荊
腎臓病のむくみ、解熱、膀胱炎、痰切り
スギナ酒やスギナ塩にして歯槽膿漏にも
収斂作用が強いので食べすぎ注意!
乾かすと泣きたくなるほど重量が減るので気をつけて。
ちなみにつくしは胞子茎、スギナは栄養茎。




もりもり乾かします〜


多彩な薬効のキランソウ。別名医者いらず、ジゴクノカマノフタ
胃、十二指腸潰瘍、消化不良、胃痛腹痛胸焼けなどの胃腸系、
民間では生食して肝臓がんに使われたり、
私は何しても止まらなかった咳にヒットしました。
切り傷、神経痛など外用にも使われています。

ただし常用NG!病気のときだけに。



この騒ぎで品薄になってしまった、抗ウイルスの板藍根。昨年春に種を播いてみた、この二年生のアブラナ科の藍が花が、うまく冬越しできて咲きました!


蕾、なんて可愛いの!


虫に喰われまくり、ロゼットだった葉っぱが急に伸びて、、、


ぐーん 


可愛い❣️ 



近くでみると、アブラナ科ってかんじ。
臭いも、、、








挿し木したニワトコ(接骨木)。緩やかなおなかすっきり作用もあって、じつはヘルペスのナンバーワンレメディなので挿し木しとくのおすすめです。


抗酸化、強壮作用があるとされるボリジ。種が溢れて庭にいっぱい増えました。


十字軍が出陣前にワインにボリジ浮かべ、勇気を奮い起こした話があります。


画家たちはこの青で聖母マリアの衣を描いたので、ボリジの青はマドンナブルーと呼ばれています。


棗の新芽


頭痛にシラヤマギク、、、の新芽


傷に弟切草、、の新芽


コモンタイムに





ブルーベリー


うえたばかりの草ソテツ。新芽はコゴミなんだけど細っこくて、、、



このコゴミは道の駅くすで購入笑
育ててるのかなぁ



オハヨー


ノカンゾウの芽は、お浸しが味わうのが定番ですが、お味噌汁やらグラタンにぶっこむズボラでごめんね。何しても美味しい。


春だねー ダイコン花かな?


土筆


ヨモギは出始めのふわふわが薬効高く、香りもはやめのが良いです。


番外編のホトケノザ。(微毒あり)




 
 
 
🌿薬草のアレコレを作っています。
 

薬草のてしごと笑み草


 
 梅肉エキス準備の為、5/9からひと月ほどおやすみします。
 
 
 
 
 
 
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