今年は様々な植物がさらに例年より早咲きする怒涛の、、、風の春でした。

投稿が追いつかず、、、土いじりできない春土用の間に一気にご紹介をば。その前半その1です🌿

まずは春の芳しい木々の花たち。
まだ虫も少ない時期、この摘みたての花たちをお茶に浮かべたり、ガラスポットで頂くと、温められた芳香が本当に素晴らしく、、、春の楽しみ。
(梅や木瓜のお花も愉しめます💗)




大好きな白木蓮


いつも3月の初めにまるで祈りのように咲きます。




辛夷(こぶし)ふだんは白木蓮から10日ほど遅いのに、ことしは同時咲きでした。



花と一緒に葉っぱが出ます。
(似た形で葉っぱが出ないのがタムシバ)



こぶしは葉っぱがでててあっちゃこっちゃ向いてる自由な印象。


木蓮も辛夷も(そしてタムシバも)どちらも「辛夷」シンイという生薬で、
上焦(心肺)の風熱を散ずる効能があるとされ、鎮静、鎮痛、鼻づまりなどに。漢方薬の辛夷清肺湯が有名ですね。私たちは蕾を黒焼きにしておいて、黄砂や花粉症などの酷い時に使います。
でも蕾摘むのは哀しくて。
そしたらこのすんとする香りのお花をお茶にしてもスッキリしたよ〜と。確かに!開いてからのほうが罪悪感少ない、、感じがする!花の下うろうろしてるだけですんとします。落ちた花びらさえ香ります。
白木蓮のが香りが強いです。




辛夷の花。クコや黒豆などと薬膳茶にも。




ちょっとエロいね。

木蓮の仲間は枝の形まで美しいですね。
彼らは百万年前からこの地球にいるそう。
独特のかたちと芳香に、納得です。

雨にあたると花は一気に茶色くなってしまうけど、今は一気に大きな柿の葉のように艶やかな葉っぱが繁っています。



黄色い花火みたいな山茱萸サンシュユ。ミズキ科。
すこし酸味のある赤い実は補腎に。薬酒にしてED、滋養強壮などに使われてます。月経過多にも。
うちのはどんどん家族に切られてしまう〜飲めばいいのに!?




台湾紅茶に浮かべて。



 
豊前のお山のケクロモジ。クスノキ科。
生薬名は烏樟ウショウ。



見つけると嬉しくなっちゃう。


アブラチャン、クロモジ見分けつかない問題は解決しました。。。花の量の違いではないみたい。


こちらもお茶に。
精油は最近人気ですね!
秋には黄色に美しく黄葉します。



なんだか長くなってきたので、続きは後ほど、、、


🌿薬草のアレコレを作っています。
 

薬草のてしごと笑み草

 

梅肉エキス準備の為、5/9からひと月ほどおやすみします。
 
 
 
 
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