紅葉が山を下りだすころから、実家周りの野良茶の木に、ぽつぽつと、
清楚なお茶の花が咲き始めて、この半月ほどずっと楽しませてくれています。
チャノキ 学名:Camellia sinensis
お茶って、夏も近づく八十八夜~♪のイメージで、こんな肌寒い季節に花を咲かせるのが意外に思えたりもしますが、よく考えたら椿や山茶花と同じツバキ科だもんね。
隣のツワブキのお花もきれいです。
下向きにそっと咲いて、蕾も丸くて可愛い。
咲いたばかりのお花を摘んで、お茶の葉に香りを移しました。
蓮の花茶づくりの応用です。
茶葉は香りが軽くて爽やかな台湾の文山包種で。
移るまで一晩二晩待つ前に、フレッシュなお花の香りを先に楽しんじゃう!
見た目も可愛くて、アクアリウムみたいです。
なんて優しい、、、
お花を浮かべると、口を近づける度にさらに優しく拡がる香りにうっとりしてしまいます。
すっかりはまって、お茶の花を摘んではお茶に浮かべました。
ただ、梅の花なんかと違って、この時期はまだお花に小さな虫たちが隠れている場合が多いから気を付けてね!(別に害はないと思うけど)
台湾茶、中国茶の茶葉は大きなままだから、ゆっくりお茶の香りも立つのでお茶の花の香りを生かせるかなぁ~っておもってたのですが、そのぶんぬるめのお湯で出しますよね。
だんだん寒くなってきたし、熱々の緑茶にお花をぽん!でも十分、いや逆に花の香りが一気に立って美味しい!!!
そして、色も綺麗だ~~~
この、ふわ~~~っとよい香りによる浄化感・・・気が巡る感・・・
大地の、、、チャノキからのギフトですね。
日本茶バージョン。
こんどゆっくり茶葉も摘んで蒸してお茶つくってみたいな!
野良茶の葉っぱ、ブレンド茶には混ぜてるんだけどね。
薬効は冬のがやっぱり増すのかな。
さらには地紅茶バージョン。
いや!良いですわー おでこのあたりが、ふぁってする。 だっておんなじチャノキだもんね。
今の季節はお花を頼りに野生化したチャノキを探してみるのも楽しいですね。
お茶の効能に花粉のエネルギーや香りの気めぐり
なんて素敵な連携。全ては完璧なんだな。。。
薬草のてしごと笑み草