こんにちは。横浜市港北区で現役薬剤師が教えるメディカルハーブ教室・薬草コンシェルジュの渋谷亜弥(しぶたに あや)です。
薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、ハーブを生活に幅広く取り入れられるように講座をしています。
ハーブだけど、メディカルであまり使わない?!ハーブ その3は、レモンバーベナです。
レモンバーベナ
学名:Lippia citriodora (Aloysia triphylla)
和名:コウスイボク(香水木)
科名:クマツヅラ科
使用部位:葉
成分:シトラール、リモネン、ゲラニオール、ネロールなど
作用:消化促進、鎮静、軽めの興奮時
このハーブは、とにかく香りがいい。
まさにレモン様の香りです。
フィンガーボールでも使われるハーブですね。
消化の働きの調整をしてくれたり、穏やかにしてくれます。
私は好きなハーブなので、よく使います。
色々なハーブブレンドにも相性が良いので使っています。
海外のハーブ問屋でも、このハーブは売られてます。
が、メディカル的にはどうなのかしら?と思って調べていたら、なかなか探せない。
イギリスのハーバリストで有名な、アン・マッキンタイア著のハーブ本にない!ところから、
おかしいぞ!と思い調べました。
そして、リエコ・大島・バークレーさんの本に、
「レモンバーベナはハーブだけど、メディカルとしては使わない」
と書いてありました。
これみて、イギリスでは、
「レモンバーベナはメディカルハーブとしては使われないんだ。だから、アン・マッキンタイアさんの本にないのね。」
と納得しました。
イギリスは、ハーバリストさんは、ハーブ医学校を卒業されます。
ハーブ医学なんですね。
だから、ハーブ医学として使うハーブを扱うんだと納得しました。
このレモンバーベナ、香りもいいし、ブレンドの相性もいいので、私はよく使います。
眠れない時のブレンドにも入れたりしますよ~。
是非、お試しくださいね。
