梅ジャムの出来はイマイチだった・・・真顔

 

そもそも私達は昔から

梅干し以外の梅食品は

そんなに好きではなかった。

 

子供の頃、一時期ウチの母が

梅酒や梅ジャムを作ってくれていたが

 

子供にクセの強い焼酎は美味しくなかったし

梅ジャムも、材料が

梅酒に使った梅の残りという

子供の口に合うものじゃなかったショボーン

 

まあ…もったいなかったから…だったんだろうなニヤニヤ

 

姉曰く、そういう訳で梅には苦手意識があって

だから今までも積極的に

摂ろうという気にならなかったそうだ。

 

けれど今回私が市販の梅干しの味にブチ切れて

自作しようと梅を追熟中に

漂ってきた、甘く芳醇なかほりに

自作した梅なら美味しいかも、と

 

彼女のモノづくり魂に火が付いたらしいメラメラメラメラ

 

私の知らないうちにミケーラのヤツ

梅醤油なるものを作成していた。

梅ジャムを作る際に取り除いた種を

そのまま醤油に漬けたそうだ。

お分かりだろうか?

アップにするとちょっとだけ

梅の種の姿が写っているのが分かります。

このまま1ヶ月寝かせるそうです。

 

そういう訳で、これを書いている時点では

まだ出来上がっておりません。

出来たらまたご紹介しますウインク

 

さて、本命の梅干しですが

本漬けは通常なら1ヶ月間行います。

これは塩の浸透圧の関係だそうで

通常、それだけ時間がかかるのだそうです。

 

しかし、場合によっては

1,2週間で完了してしまう場合もあるそうで

そんな時は早めに土用干しを始めても構わないそうです。

(ちなみに梅干し作業を始めると

丁度土用の時期に干すことになるので土用干しと言うそうです)

 

梅ジャム、梅シロップが完成した頃

我が家の梅ちゃんは

丁度本漬け2週間が経過した辺り。

 

ちょっと味見をば・・・

 

おおっ!ちゃんと漬かってる!!

けどしょっぱ過ぎ~~~~!!!チュー

 

「大丈夫。塩味が強すぎた場合の対処法があるから」

 

ミケーラに言われて、取りあえず落ち着くわし。

「もう三日干し(土用干し)に入ってもいいと思うよ」

ミケの意見に私も賛成した。

何故なら焦っていたから。

 

天気のことである雨雨雨台風

 

異例の速さでの梅雨明けに加え

連日35℃を上回る猛暑続きだった6月中旬。

ところが天気予報が言うには次週以降

気温は落ち着く代わり、天気は良いとは言い難く

 

曇りや雨、場合によっては雷雨が増えると言う雷

 

次の週に入って、土用干しをしようにも

雨や雷雨続きとなったら・・・

 

土用干しとは3日間、太陽に当てることで

梅干し作りには欠かせない作業。

理想は良く晴れた日に、3日連続で干すこと。

 

仮に途中で曇りや雨の日があっても

次のお天気の日に続きをやれば良いそう。

 

最悪、部屋干しという手もあるそうです。

 

しかし、その時の私らはそんなことは知らなかったので

絶対に3日間

晴天にさらさなければならないと思っていたのです。

 

わし「来週に入ったら天気が悪くなるやもしれん。

ここいらで土用干しに入ってはどうかね?」

みけ「わしもそう思う」

 

二人の意見が合致したのでその週末

梅酢から梅を取り出して

用意した日干し用ネットに梅ちゃんを並べることに。

真っ赤な紫蘇の色が強烈です。

しかし、ミケはちょっと不服そうでした。

「あんまり赤くなってないね。」

わし「市販のやつは食紅使ってんのよ。自然な色ならこんなもんでしょ」

ミケ「そうかなぁ・・・」

 

ミケは納得いってないようでしたが

とにかく今は日干しの支度。

ネットはちゃんとアルコール消毒の上

一つ一つ梅を並べます。

 

わし「もし、もっと赤くしたいならさ

後でまた赤紫蘇に戻せばいいっしょ♡」

ミケ「そしたらもっと塩辛くなるよ・・・」

わし「・・・」

味に不安を残しつつも

私の梅ちゃんは、こいのぼりのように空に昇りました。

果たしてこの梅ちゃんたちは

無事に三日干しを乗り越えられるのでしょうか!爆  笑

そして味の方は・・・(つづく)。