梅干しの本漬けを開始した頃
我が家に、新しい梅ちゃんがやって来た!
おお~~~!これはまた、なかなかのべっぴんさん。
こちらは梅干しを裏切ろうとした姉のために
では、梅ジャムと梅シロップを作ろうじゃないか、と
新たに購入したもの♡
早速、追熟に入ります。
最初に追熟をした時は
結構気温が落ち着いていた頃だったので追熟に4日かけたのですが
この梅ちゃんが来た頃は
異例の早期梅雨明けが発表された頃でした。
そう、6月だというのに連日35℃超えが続いた頃。
というわけで、この新入り梅ちゃんは
たった2日でご覧のとおり。
それにしても良いかほり・・・
本当にうっとりするような、桃の香り・・・♡
この香りが良いうちに、と
何故か急いだミケの意向で
すぐにシロップ作りに掛かりました。
今回も1kgの梅だったので
2ℓの器でいいだろうと思い
用意した瓶に詰めてみましたが・・・
氷砂糖が入り切りません。
すると、用意のいいミケが3ℓ用のヤツを出してきた!
おお!ぴったり!
横で”ふんっ!”と鼻息荒いミケwww。
さあ!ここから1週間!梅の果汁がじっくり降りて
氷砂糖をゆっくり溶かしていくのを待ちます。
しかしここで心配事が・・・
外気温が連日35℃を越しています。
室内も大体が27℃くらい。当然エアコン入れての気温です。
つまり、果実が発酵しやすい。
シロップを作る際の注意事項として
”発酵を抑える”というのがあります。
なので、当然保管場所は
日の当たらない涼しい場所ということに。
私達は考えた上、まず発酵を抑えるために
必殺!アルコール添加の術!
をかけることにww。
1kgにつき大さじ1強のアルコールを
添加することで
発酵を抑えることが出来るのだそうです。
(アルコールなら何でも可。リカーでもブランデーでもok)
ウチは誰もお酒を飲まないので
唯一あったウィスキーを使用。
すると・・・
梅ちゃんの表面がこんなんなっちゃったよ!
いいのかこれ・・・
いいみたいです・・・。
ウィスキーを足すと、果汁がどんどん出て来て
氷砂糖が溶けて行くのが分かります。
そして、それから1週間。
夜は冷蔵庫に入れて保存し
昼間は室内でごろごろ転がしながら液化を促す。
やがて氷砂糖は液化してご覧のように!
お、美味しそう~~~~~~~!
そして梅の実を取り除きます。
取り除いた梅の実は、種を取ってから梅ジャムに。
お砂糖を足して火にかけます。
ここで出来れば裏ごししておけば良かったのですが…。
(その方がなめらかなジャムが出来ます)
実はウィスキーを入れたせいで、皮が固くなってしまい
そこに梅の酸味が凝縮されるという
微妙な出来になってしまいました。
しかし、梅シロップは大変美味しく、良い出来に。
入れ物を分けて、母と妹一家にもおすそ分け
ここで私達も、梅シロップを味見
炭酸で割ります。
配分は目安として5倍で割るのが良いそうですが
その辺はお好みで♡。
ああ~!美味しい~~~~~っ!
さて、後は本漬け1ヶ月を待つ梅干しですが
その後は土用干しが待っています。
今のところ、お天気続きではありますが
この天候がずっと続くとは限りませんし・・・
ん?お天気を案じている私をよそに
ミケが何かごそごそやっています。
わし「みけ?何してんの?」
ミケ「はっ!!」
(つづく)。