台風接近直前に強風の中名古屋の杉浦さんと柘植さんと白谷へトレッキングして来ました。
強風で台風が間近なのを肌で感じつつ、私は内心お客様を無事屋久島から帰す段取りが頭を巡りつつ・・・
無事屋久島から帰すとは台風の余波で飛行機や高速船が欠航するのでどの便位まで運行するのか予想を立てつつ段取りが頭を巡り巡り・・・。
そんな中でのトレッキングでした。
台風の余波で雨予報も直前で曇り予報へと・・・ラッキーでした。
そんな中杉浦さんと柘植さんと白谷トレッキング、強風が少し心配。
くぐり杉で願い事・・・
裏から見ると何と複雑な形、他木とからみつつ・・・。
絡んでる木は絞殺木のヤマグルマ、通称トリモチの木です。
小さい頃実際にこの木の皮からトリモチを造った事があります、樹脂から造ります。
杉に巻き付き絞め殺すんですよね、屋久島の生命力溢れる植物達の代表でしょうか。
白谷雲水峡も奥へ入りこむと緑一面の苔むす世界が広がり癒してくれます。
そんな世界に杉の巨木が・・・七本杉
下から見上げるとなかなかの杉です、数本が融合した杉なのか単独の杉なのか不明な杉です。
ある屋久島の本にこの杉のDNAを調べたら1本の杉だったと記載があったらしいです、ガイドの中ではそんな話しで1本の杉だとの話しもあります。
私がその事実を環境省と林野庁に確認したところそんな調査はしていないとの事・・・
私的には融合木ではと推察しますが・・・。
苔むす森、もののけの森
そんな苔の中に5枚葉の葉っぱ・・・オウゴカヨウオウレンの葉です。
これは屋久島固有植物です、薬草にもなる種なんです。
この緑深き世界感、屋久島の森って感じですよね。
私は一眼レフのカメラを使用するんですがこの色を表現するのは難しいんです、カメラとレンズが良くなければ表現出来ません。
暗い所で威力を発揮するのはニコンよりキャノンです、最新機種はISO感度が25600迄上げられるので三脚無しでこの表現力です、またこの色を出せるLレンズの力です。
私の腕より道具の力???
毎日の様に沢山の自然の写真を撮って腕磨きです。
今の時期に見れるかわいい花、苔の中で見つけましたシライトソウ。
こちらも苔の中で見つけました、コケスミレ。
もちろん苔は花を咲かせません、名前の由来は水苔の中に咲く事に起因してます。
小さな小さな花なのでそれらしい所を探さないと見つかりません。
こちらも今の季節に屋久島の山間部渓谷付近で楽しめる花、ヤクシマヤマツツジです、こちらも屋久島固有品種です。
今白谷雲水峡やヤクスギランド、縄文杉トレッキングコースを彩ってます。
屋久島の不思議な成長を遂げる木々、こんな歪な形に成長したりするんです。
この形は意外と見る事が多いんで来島された方は探して見て下さい。
屋久島の植物の造形美、自然の世界で生きる形
絡み合う植物
逞しく生きる植物
魚眼レンズ???
違います、自然な森の形です。
屋久島の歴史の足跡
美人な森の案内人
こんな屋久島の森ってどうでしょう?
続きの太鼓岩はまた後程・・・