政治的な話の大部分は環境問題も含めてプロパガンダだと思っています。情報空間において、マスコミが跋扈していた時代は、押さえているDSのプロパガンダを流布しているというのはある程度納得がいく説明です。ネット、SNSが発展し、それがおかしいと感じている人を集める手段ができ、陰謀論が語られるのも当然の流れだと思います。


日本のプロパガンダに限った話では日本語が、ほぼ日本人にしか通用しないので、日本国内に拡げることをはなんとかなったとしても、世界に引き摺り出されれば、殆ど効力を発揮できません。しかも、戦前のように情報戦をきちんとした組織だった体制で行うこともできず、負け続けるしかないでしょう。


そこで気になるのは、ロシアについてです。大戦、冷戦の時代を経て、諜報機関の歴史、蓄積もあるので、大きな力があるというのは、想像に難くありません。そのため、日本とは違ってDSと言われるものと互角に渡り合えるノウハウは備わっているとも思えます。


出どころははっきりと覚えていませんが、ワクチン反対派はロシアのプロパガンダといった内容を聞いた覚えがあります。真偽については全く分かる立場にもいませんし、ワクチン反対の根拠が、純粋に科学的なものであるということもあるでしょう。しかし、情報空間に創造されたDSのプロパガンダという概念が、陰謀論と相まって、ネットの情報空間で反発され、そこに情報戦強者のロシアのプロパガンダがワクチン以外でも入り込んでいるということは十分あり得る話だと思います。



 

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