リクエストありがとうございます!


※そこまで過激ではないですが、タイトルの通りなので苦手な方は🔙で









楽曲制作が一通り落ち着いた日の夜、保乃と二人でワインを開けた。久しぶりに飲んだせいか、思ったより酔いが回っているようだった

ソファに沈み込む私の前に、保乃がマグカップを差し出す



田村「ハーブティー。酔い覚ましにいいねんて」

藤吉「...ありがと」



口に含んだ瞬間、違和感が走る




藤吉「っ....なんか変な味する」




甘いとか苦いとかじゃない
胸の奥が、じわっと熱くなる感じ




田村「お酒と混ざってるんちゃう?」

藤吉「そっか....」




軽い調子で笑う保乃
私は深く考えずに、もう一口飲んだ


でも、少ししてから頭がぼんやりしてきた




藤吉「ねぇ....やっぱおかしいよ....ふわふわする...」

田村「ふわふわする?顔真っ赤やもんなぁ....めっちゃかわいい」




心臓の音がやけに大きい
視線が勝手に保乃を追ってしまう

抑えていた気持ちが、内側から浮かび上がってくる
口が勝手に動いた。




藤吉「わたしさぁ....メンバーとして保乃に出会ってなかったらって考えて....最近怖くなるんだよね...」

田村「どうしたん?だいぶ酔ってるなぁ」

藤吉「ストーカー....してたかも....」




言い終わったあと、自分でもぞっとした
でも保乃はひたすら「かわいい、かわいい」と私の頭を撫でる

次の瞬間、身体が前に出ていた
肩に手をかけて、ソファに倒れる感触


気づけば、私は保乃の上にいる




田村「夏鈴....ちゃん....?」




やってしまった____



頭が一気に冷えて、私は固まった
どうしよう。嫌われる。

離れなきゃ、謝らなきゃ
そう思うのに、身体が言うことを聞かない




藤吉「ごめん....保乃....これは____っ」




距離が詰まって
唇に触れたのは、一瞬だけの、確かな感触

深くもなく、ただ確かめるだけのキス

目の前が真っ白になった




田村「夏鈴ちゃんになら、されたい」

藤吉「だめ....保乃のこと、傷つけたくない....」




だから冷たくしてた
だから少しだけ距離を取ってた
全部、いまさらな言い訳だけど




藤吉「....約束して。しんどくなったら絶対止める」

田村「うん、わかった」





その答えにようやく肩の力が抜ける
無意識に私は保乃の服に手をかけた

首筋に顔を寄せ、今度は強く口を付けた。息が荒く、心臓の音が頭で鳴り響く




キッチンのカウンター。
間接照明の影に、小さな透明の小瓶
ラベルはなく、静かにこちらを見ているようだった




Fin.


私意外とほのかりん書いてないんですね....
あの二人の関係性かなり好きです