最期の夏 | 伝説の岡山非県民新聞・蕪露愚版

最期の夏

これがまあそのね、毎日新聞の販売店跡である。
北方名物のお隣の建物である。

まあその、われらの33番地帯では、大木鐸命なお方が多すぎて、朝日はまあ、企業や転勤族なども割合読むからいいけど、毎日や読売は苦戦してるんだよね・・・・特に毎日は・・・・・

ちゅうのも、お話によれば、冠婚葬祭の記事があるのは大木鐸たる山陽新聞様だけで、それがないと購読しないぞというわけで、全国紙は大苦戦なのですよ。
岡山自体が排他的な地域だというのもあるけど、それ以前に、いやそれゆえにか、そういう事情があるんだよね(これは桃太郎温泉でよくお会いする方にお聞きした)。

他の全国紙は、土民教育なんざアウトオブ眼中なもので、相手にもしてねえから、ここじゃなっかなか商売になんねえんだよね。
ちなみに、わしが塾をしていた2000年前後、ま、ノストラダムスの大魔王の時代なんだけどさ、ほぼ同じ区域で大木鐸が5000は軽くあるかというところ、朝日がせいぜい1500程度(それでもええ加減少ないぜ)、読売は若干それより少なかったかな。でも、毎日のこの販売店なんて、全部で600って数字が出てた。

偉大なる大木鐸様の経営センスと経営努力に、あらためてシビレまくる今日この頃である税。

そんなこともあるけど、ま、一足お先に示談成立して、統廃合させて退去されたんだよね、もう7年近くになると思うけどさ・・・・・

ネオ青年将校 やくも少年@キハ181系11連蕪路愚歌人元帥閣下御主宰 岡山大宣伝蕪路愚

夏草に新聞店ぞ埋もれ行くあとは更地になるを待つのみ

人去りし最期の夏をすごす日々

人去りてくさむらとなりゆくところを新聞店の軒先に見ゆ